ローン中でもバイク買取OK！損しない方法を丁寧に解説！

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ローン中でもバイク買取OK！損しない方法を丁寧に解説！

ローン中でもバイク買取OK！損しない方法を丁寧に解説！

「ローンで購入したバイクだが、飽きてしまった…」
「ローン中のバイクは、売却することができるのだろうか」「面倒くさいことはできるだけ避けたい！」
当記事では、このように考えている方に向けて、ローン中のバイクの売却完了までの流れを、解説しています。
「売却できるか不安」を解消できるよう、分かりやすく進めていきますので、最後まで読んでいただき、ぜひ参考にしてみてください。

ローン中でもバイクは売れる？

ローン中のバイクは売れるのか売れないのか、そこで迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。
バイクの代金を払い終わっていない状態なので、売却できるのか悩みを抱えてる方も多くいるのではないでしょうか。
しかし実は、ローン中でもバイクを売って手放してしまうことは可能です。
単純な手続きで完了するわけではないですが、正しい順序で手続きを進めれば問題ありません。
具体的にご紹介していきます。

ローンが残っていても残債を一括返済できればいつでも売却可能

まずは非常にシンプルなパターンです。
残っているローンの金額分、一括で返済できるのであれば、問題なく売却が可能です。
ただし、この方法にはご理解いただきたいややこしいポイントがあります。
それは所有権です。
ローンを組んだ時点で、多くの場合バイクの所有権を持っているのはローン会社であり、バイクは自分のものではありません。
そのため、ローンを一括返済して一度、所有権を自分に移す必要があります。
そして所有権が自分になってはじめて、バイクを売却できます。
すぐに売れるわけではないことは注意しておきましょう。

一括返済できなくても買取店の「フォロークレジット制度」を使えば売却可能

一括返済ができない場合でも売却は可能です。
その方法とは「フォロークレジット制度」です。
これは、バイク買取店が提供をしてくれるサービスです。
簡潔にまとめると、
「ローンの残債分 ー バイクの売却査定金額」 で残った金額に対して、もう一度ローンを組みなおすという仕組みです。
（こちらは後述で詳しく説明していきます）

バイクを売る前に知っておきたいポイント

上記2通りの売却の流れを解説させていただきましたが、両方に共通して出てきたのが「所有権」です。
また、違いがあったのは「一括返済できるか否か」です。
この「所有権」「一括返済できるか否か」はバイクを売る手続きを進めるうえで外せないポイントです。

ポイント①所有権

ローン中のバイクの所有権は基本的にローン会社にあります。
その理由は、ローン中に返済が難しい状態になった場合、バイクを差し押さえできるようにするためです。
実際に所有権の有無を確認するためには、登録書類を確認します。

・125cc以下 → 標識交付証明書
・125cc超250cc以下 → 軽自動車届出済証
・250cc超 → 自動車検査証(車検証)

当てはまる書類に記載されている「所有者」の箇所を見てみましょう。
所有者が自分の名前で登録されていれば、所有権解除の手続きは必要なく売却可能です。
そうではなく、ローン会社になっていれば、所有権はローン会社にあります。

ポイント②バイクの買取金額、残っているローンの額、どちらが高いか

バイクの買取金額と残っているローン額、どちらが高いのか。
これはのちに、「フォロークレジット制度」を利用するかしないかに関わるのではっきりさせたいところです。
バイクの買取金額のほうが高ければ、買取業者にローンの所有権解除の依頼をするだけで売却手続きが完了します。
残っているローン額のほうが高い場合に関しては、所有権解除までは同じ手続きで進めたあと、差額の未払い分に対して再度ローンを組み直す方法で対応します。
以下でそれぞれの売却までの流れの詳細を解説していきます。

パターン別でご紹介！ローン中バイクのおすすめ売却方法

ここからは上記で少しお話しさせていただいた、売却手続きの流れを解説します。

・買取価格＞残債（アンダーローン）
・買取価格＜残債（オーバーローン）
・買い替えを考えている

この3つに分けてご紹介していきます。
ご自身はどのパターンにあたるのかを確認しましょう。

買取価格＞残債（アンダーローン）なら問題なし

①買取業者に「所有権解除」の依頼をする
②バイクを売却する
③売却で得た査定金額分でローンの未払い分を相殺する
（バイクの買取金額のほうが多いので追加で支払う必要なし）

こちらの場合は非常にシンプルです。所有権の問題だけ、買取業者に手続きしてもらえれば、特に面倒もなく売却できます。
もし、売却額のほうが多い場合はもちろんその分のお金も手元に残ります。
時々手続きを自分で行おうとする方もいらっしゃいますが、買取業者にお願いするのが、安心でスピーディなので、プロである業者に頼るようにしましょう。

例）ローン未払い分：10万円　バイク買取金額：20万円　→　【売却して+10万円】

買取価格＜残債（オーバーローン）ならローンの組み直し等を活用しよう

①買取業者に「所有権解除」の依頼をする
②バイクを売却する
③＜元々のローン額ーバイク買取金額＞の差額に対して ローンの組みなおしをする
（フォロークレジット制度）

この場合は、バイクを売却したのでは元々のローンを返済出来ていません。
その場合、フォロークレジット制度と言って、バイク買取業者が差額の残った分に対してローンの組みなおしを提案してくれます。

例）ローン未払い分：40万円　バイク買取金額：30万円　→　売却して残り-10万円
残った10万円を1か月1万円で返済していく　→　【10ヵ月後に返済完了】
（※手数料など無視するものとする）

買い替えする

①買取業者に「所有権解除」の依頼をする
②バイクを売却する
③＜元々のローン額ーバイク買取金額＞の差額に対して ローンの組みなおしをする
（フォロークレジット制度）
④上記③のローンの組みなおしに加えて、新しく購入するバイクのローンも加算する

「ローン中のバイクを売却して、新しいものに買い換えたい」という方にも、バイク買取業者は対応してくれます。
それはフォロークレジット制度で組んだ新しいローンに、新規で購入分のバイクの代金も含むといった方法です。
大変便利な方法ではありますが、注意点として、月々の返済額が増えることが挙げられます。
きっちり返済ができると判断をしてから、新規バイクの購入を検討をするようにしてください。

例）ローン未払い分：40万円　バイク買取金額：30万円　新しくバイクを購入：20万円
40万円-30万円＝10万円（←売却して残った未払い分の額）
10万円+20万円＝30万円（←ローン未払い分と新しいバイクの代金を足したもの）
30万円に対して新しくローンを組みなおす→月に2万円ずつ返済していく
→【15ヶ月に返済完了】
（※手数料など無視するものとする）

ローンが残っているバイクの所有権解除方法

ここまで、何度も出てきた「所有権の解除」ですが解除方法には、「自分で行う方法」と「買取業者に依頼する方法」の二通りがあります。
それぞれ、見ていきましょう。

【自分で行う方法】①ローン会社に連絡する

手順詳細①：ローン会社に連絡をし、「完済証明書」を発行してもらう
（完済している場合のみ可）
手順詳細②：完済証明書、車検証のコピー、身分証明書のコピーを準備する
手順詳細③：「譲渡証明書」を入手するため、手順②の3つのものを、購入したバイク店に持っていく、もしくは郵送する

最終的な目的は、「譲渡証明書」を入手することです。
この書類があって初めて所有権の解除に進めることができます。

【自分で行う方法】②地方運輸局で名義変更

譲渡証明書を入手後は、所有権解除の手続きに進みます。
手続き場所は、125cc以下のバイクは登録した市区町村役場、126cc以上のバイクは地方運輸局です。
会場では、各種手続きを行います。
125cc以下のバイクの場合、市区町村役場で廃車手続きが必要です。
125cc超のバイクの場合は、運輸支局で申請書をもらい、記入例に沿って必要事項を記入し、提出するといった流れです。

また、解除手続きで必要な書類もございますので、以下でまとめています。

・125cc以下：登録した市区町村役場→譲渡証明書、車検証（標章交付証明書、）認印、
身分証明書
・126cc以上250cc以下：陸運局→譲渡証明書、車検証（軽自動車届出済証）
・251cc以上：陸運局→譲渡証明書、車検証、住民票（発行から3カ月以内）、認印

買取業者なら所有権解除を代行してもらえる

自分で手続きすることに不安を感じる方は、買取業者に一任する方法がおすすめです。
注意点としては、所有権解除の手数料として料金を請求されることです。
しかし、時間をかけて面倒な手続きを済ませることと比べれば、気にならない金額で依頼することが可能です。
余計な心配をする必要もないのでとてもおすすめです。

ローンが残っていると査定に影響するのか？

「ローンが残っているバイク」といわれると、完全に所有しているわけではないので、マイナスな印象を持たれがちです。
そのため、査定金額にも影響するのかは気になるところ。実際はどうなのか、以下で解説しています。

査定は”バイクの価値”に対してなので、ローン中であることは関係ない

基本的にローンであることが査定金額を下げることはありません。
理由は、「バイクの価値」に根がついているからです。

ただし、所有権解除分の手数料は引かれる場合もある

ローン中バイクを売却するときは、所有権の解除が必要です。
そして所有権の解除を業者にお願いする場合は、解除分の手数料が全体の買取金額から引かれます。
このように、間接的に影響する場合があることを頭に入れておきましょう。

まとめ

今回はローン中であるバイクを、どのような流れで売却することができるのか解説させていただきました。
少々ややこしいのが所有権の部分ですが、業者に任せることで、その面倒な手続きを避けることができます。
バイクを売るということは金額の大きいやり取りになるので、損することなく、安心安全に売却が完了することを願っております。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。