- バイクの洗車のやり方は?必要な道具や注意点も詳しく解説
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バイクの洗車のやり方は?必要な道具や注意点も詳しく解説
「バイクの洗車のやり方を知りたい」「洗車に必要な道具を知りたい」このようなお悩みを抱える方がいらっしゃるのではないでしょうか。
バイクには濡れると故障につながる恐れがあるパーツがあるため、洗車時にはテーピングで保護する必要があります。
また、濡らさない方が良い箇所を知っておくことも大切です。
この記事では、バイクの洗車のやり方について詳しく解説します。
必要な道具や注意点についても詳しく解説しますので、バイクの洗車を考えている方はぜひ参考になさってください。
目次
バイクの洗車で準備をする道具
バイクを洗車する前に、必要な道具を取り揃えましょう。
バイクの洗車で必要な道具には、洗車のための道具・洗車のためのクリーナー・ケアするための道具の3種類があります。
バイク洗車の際に準備する道具について具体的に紹介していきます。
洗車のための道具
洗車のための道具は、汚れを落とすために使用する道具です。
バイクの洗車に特化した道具を用意しておくことで、愛車をきれいにしやすくなります。
スポンジ
バイクのボディ部分を洗車するには、やわらかいスポンジを使用します。
洗車時の擦れ傷を予防することが可能です。
ブラシ
エンジン周りを洗車する際には、ブラシが便利です。
手が入りにくい隙間部分まできれいに洗車できます。
クロス
クロスは、洗車後の拭きあげに使用します。
カー用品店などで販売されていますが、不要になったTシャツで代用することも可能です。
バケツ・シャワーヘッド
バケツは、洗剤の原液を薄めて洗浄液を作るときに使用します。
洗浄液が茶色くなってきたら、新しい洗浄液を作るようにしましょう。
またシャワーヘッドがあると、車体に効率良く水をかけることができます。
ビニールホースでかけられなくもないですが、シャワーヘッドがあると便利です。
自宅で洗車するならシャワーヘッドも用意しましょう。
軍手
軍手は、手の保護に必要です。
尖った部位がバイクには多いため、素手で作業すると手の怪我に繋がるため、軍手で手の保護をすることが必要です。
耐水性のあるテープ
耐水性のあるテープは、濡らしたくない部位を保護するために必要です。
電装系やメインキーの鍵穴などの保護に使用します。
洗車のためのクリーナー
汚れを落とすためには、クリーナーや洗剤が必要です。
きれいに汚れを落とすためにも、クリーナーを用意しましょう。
カーシャンプーまたは台所用中性洗剤
バイクの洗車には、カーシャンプーまたは台所用中性洗剤を用意します。
カーシャンプーと台所用中性洗剤はどちらも同じ中性洗剤という区分ですが、バイクへの使用時には洗浄力が異なるため注意しましょう。
台所用洗剤は中性ではあるものの、カーシャンプーと比較すると洗浄力が劣る傾向にあります。
洗浄力を求める場合には、カーシャンプーを使用しましょう。
パーツクリーナー
洗剤では落としきれいない汚れを落とす際に、パーツクリーナーを使用します。
足回りのホイールや金属メッキ部分など、金属部位に使用する場合がほとんどです。
ケアするための道具
ケアするための道具は、見栄えや性能面の向上に役立ちます。
洗車とメンテナンスを兼ねる場合には、ぜひ用意しましょう。
艶出しワックス
艶出しワックスを使用すると、ボディの艶が向上して美しく仕上げられます。
さらに、ワックスの使用によってしばらくは汚れが付着しにくく、汚れが付着したときにも落としやすくなることが魅力です。
チェーンオイル
洗車時にチェーンに水がかかると、チェーンオイルが落ちる場合があります。
そのため、洗車時にはチェーンオイルの補充がおすすめです。
チェーンオイルには種類があるため、バイクにあわせて選びましょう。
バイクを洗車するやり方
本項では、バイクを洗車するやり方について紹介します。
洗車するやり方は水を使うやり方と、水を使わないやり方の2種類です。
都合にあう方で洗車しましょう。
水を使う洗車するやり方
水を使う洗車のやり方は、洗剤と水の使用で頑固な汚れも落としやすいことが魅力です。
ただし、自宅に洗車できるスペースがない場合には洗車できる場所まで赴く必要があるなどの注意点もあります。
濡れてはいけない場所をテーピングする
まずは、メインキーの鍵穴やマフラーエンドなどの濡れてはいけない場所をテーピングします。
ガムテープだと糊が残るため、養生テープの使用がおすすめです。
上から下へ水をかける
上から下へ水をかけると、電装系などの水をかけたくない部位に水をかけるリスクを低減することが可能です。
安全に水をかけるためにも、必要最低限の水圧で構いません。
バケツで洗浄液を作る
車体を洗うために、バケツに洗浄液を作ります。
洗剤は原液で使用せずに、薄めて使用しましょう。
原液を直接車体につけると、洗剤がバイクに残りやすくなります。
車体を上から下に向かって洗う
車体をスポンジなどで洗うときは、上から下に向かって洗います。
ウインドシールドは傷がつきやすいため、あればウインドシールドから洗いましょう。
その他の順番は、カウル、ガソリンタンク、シートといった具合です。
また、足回りなどで酷い汚れがある場合は、パーツクリーナーを使用すると落としやすくなります。
水で泡を流し拭きあげる
水で泡を流すときも、上から下へ流します。
水で泡を流したあとは、クロスで拭きあげましょう。
ワックスやチェーンオイルの補充
最後にワックスをかけたり、チェーンオイルの補充をしたりなどのメンテナンスを行います。
洗車が終わってから行うことで、水で流れる心配なく行うことが可能です。
水を使わない洗車するやり方
しっかりと汚れを落としたい場合には水を使用する洗車するやり方がおすすめですが、水の使用が難しい場合には水を使わずに洗車することも可能です。
水なし洗車用のフォームや拭きあげタイプのクリーナーを使用して洗車をします。
水を使わない洗車に特化したアイテムを使用することで、水を使わずに洗車することが可能です。
炎天下での洗車するやり方
真夏に洗車する場合には、洗浄液の具合に気をつけます。
車体に蒸発した洗浄液が残ってしまうと、ボディの傷みにつながるため気をつけましょう。
特に車体の溝は泡が残りやすいため、炎天下で洗車する際には普段以上に泡汚れが残らないように注意が必要です。
一部位が洗い終わるごとに流すなどで、泡汚れが残らないように工夫しましょう。
バイクの洗車方法についてはこちら
ハーレーダビッドソンの洗車方法についてはこちら
洗車サービスを利用する
自身でバイクを洗車する自信がない場合、洗車サービスを利用するのも有効な手段です。
ここでは、代表的な洗車サービスを紹介します。
バイクショップでは有料の洗車サービスを提供している場合がある
バイクショップによっては、有料の洗車サービスを提供している場合があります。
バイクに詳しいスタッフが対応するため、洗車に関する不安を低減できることがメリットです。
ただし、バイクショップであれば必ずしも提供しているサービスというわけではありません。
有料の洗車サービスを利用したい場合には、対象のバイクショップが対応しているかどうかを確認しましょう。
ガソリンスタンドでは洗車スペースを借りられる場合がある
車の洗車スペースがあるガソリンスタンドでは、洗車スペースを借りられる場合があります。
自宅での洗車が難しい場合でも、洗車スペースの確保が可能です。
ガソリンスタンドの洗車スペースでは高圧洗浄機が利用できますが、使い方によっては故障につながる場合があるため注意しましょう。
バイクを洗車するときの注意点
バイクを洗車するときの注意点について、ここでは紹介します。
洗車時の注意点
洗車時の注意点は、以下の通りです。
・電装系を濡らさないようにする
・磨き傷をつけないようにする
・手を傷つけないように気をつける
バイクの電装系は水に濡れると故障につながりやすいため、配線に近い部位は強く濡らさないように気をつけましょう。
またボディを強く擦ったり、硬いスポンジやブラシなどの硬いものを当てたりすると磨き傷になる恐れがあります。
そのため、ボディを洗うときにはやわらかいスポンジを利用しましょう。
そして、バイクは部位によっては尖っている箇所もあるため、洗車の際には軍手を使用するなどで手を保護する必要があります。
怪我に気を付けて洗車をしましょう。
道具は使い分ける
バイクの洗車時には、部位ごとに適した道具を使い分けましょう。
たとえば、磨き傷がつきやすいボディはやわらかいスポンジを使用し、足回りの手が届きにくい部位にはブラシなどです。
アルカリ系シャンプーやクリーナーを使用するときは気をつける
汚れが落ちにくい場合にはアルカリ系シャンプーやクリーナーの使用がおすすめですが、アルミパーツに使用すると色褪せやくすみの原因になる場合があります。
頑固な汚れでも落としやすい洗剤ですが、アルミパーツには使用しないように気をつけましょう。
まとめ
この記事では、バイクの洗車のやり方について解説しました。
バイクの洗車のやり方には、水を使うやり方と水を使わないやり方があるため、自分にあったやり方で愛車を洗車しましょう。
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