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ハーレーダビットソンにはどんな種類があるの?特徴と見分け方を紹介
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ハーレーダビットソンにはどんな種類があるの?特徴と見分け方を紹介

バイク好きなら、ハーレーダビットソンに1度は乗ってみたいと思ったことがあると思います。バイクに興味がない方でも耳にしたことがあるでしょう。

この記事では「ハーレーダビットソンの購入を検討しているが、どの種類にするか迷っている」といった方に、ハーレーダビットソンの種類の特徴について紹介していきます。
今回紹介する内容は、以下3つの内容になります。

・ハーレーダビットソンの種類は何がある?
・ハーレーダビッドソン車名についてあるアルファベットの意味
・ハーレーダビットソンの最上級グレード CVO
上記の内容を知ることで、自分が理想とするバイクに出会うことができるでしょう。ぜひ参考にしてください。

ハーレーダビットソンの種類は何がある?

まず初めに多くの方が気になるハーレーダビットソンの種類について紹介していきます。ハーレーダビットソンの種類は全部で8種類あります。
・ツーリングファミリー
・ソフテイルファミリー
・スポーツスターファミリー
・アドベンチャーツーリングファミリー
・トライクファミリー
・ストリートファミリー
・VRSC(V-ROD)ファミリー
・ダイナファミリー
上記8種類の特徴について紹介していきます。

ツーリングファミリー

まず初めに、バイクを見ただけで一目でハーレーだと分かる王道のモデルが『ツーリングファミリー』です。
その名の通りツーリングに適しており、走行中に風から守るためのウイングシールドやツアラーバッグも設置されています。

ハーレーダビッドソンの中でも、最大排気量を誇り、車体も大きいため2人乗りにも適しています。
アメリカ大陸を横断することを目的として作られたモデルのため、走行中の安定感・快適性は抜群です。

ツーリングが好きな方や日頃から長距離の走行をしている方におすすめのモデルです。

ソフテイルファミリー

『ソフテイルファミリー』は、アメリカンな車体でハーレー好きから圧倒的な人気を誇っています。

ソフテイルファミリーの特徴としては、サスペンションの位置です。
クラシカルなリジットフレームにより、サスペンションが装備されているようには見えないデザインとなっています。

カスタムの自由度も高く種類も豊富なため「世界に1台だけのハーレーにしたい」「カスタムしてもハーレーのカッコよさが消えてほしくない」といった方は、『ソフテイルファミリー』がおすすめです。

スポーツスターファミリー

ハーレーと聞けば、重厚感・存在感といったイメージが強いと思います。
しかし、『スポーツスターファミリー』はカジュアルでスポーティーなイメージを持たせる新しいファミリーと言えます。

スポーツスターファミリーは、その名の通り走行に重点を置いており、軽快でスリムな車体が特徴です。
また、価格帯もリーズナブルであり、決して気取ることなく乗れることから多くの人から人気があります。
また、重量も軽く扱いやすい点から、女性からの人気も高いファミリーとなっています。

「スマートに乗りこなしたい」といった方におすすめのファミリーです。

アドベンチャーツーリングファミリー

2021年から新しく登場したファミリーです。
ロードバイクをイメージしたフォルムとなっており快適な走行を実現します。『パン アメリカ1250』『パン アメリカ1250スペシャル』と2種類を登場させました。

日本バイクオブザイヤー2021海外部門で金賞を受賞しており、バイク関係者・バイクファンから高い人気を得ています。

トライクファミリー

トライクファミリーの最大の特徴としては、2輪ではなく3輪である点です。
2014年から日本にも導入されておりハーレーファンから注目を集めているモデルです。

通常は大型二輪免許を取得する必要があるため「大型バイクに興味があっても免許を持っていなくてなかなか購入できない」といった方もいると思います。

しかし、トライクファミリーは、大型二輪免許は必要ありません。
マニュアルの普通自動車免許を取得していれば運転することは可能です。

また、バイクでは転倒しやすいといったデメリットがありますが、3輪のトライクファミリーでは安定感が圧倒的に高いため、転倒する危険がないのが大きなメリットです。

3輪というハーレーの中でも唯一無二のフォルムである『トライクファミリー』は、存在感・カッコよさ共に十分と言えます。
「走行中での存在感を味わいたい」といった方にはおすすめのファミリーです。

ストリートファミリー

ハーレーの『ストリートファミリー』の特徴は、名前の通り街乗りを意識した車高が低いデザインです。
まるでネイキッドのようなフォルムにエンジンを搭載しているため、ハーレー特有の見た目の重たさもありません。

また、街乗りを意識しているということもあり、マフラー音も静かな重低音となっており住宅街や街乗りでの騒音を気にすることなく走行することができます。
ストリートファミリーは、その他のファミリーと違い軽量かつ車高が低いため女性からの人気も高いです。

街中や住宅街、夜間帯での走行が多い方におすすめのファミリーです。

VRSC(V-ROD)ファミリー

『VRSC ファミリー』とは、ハーレー・ダビットソン創立100周年を迎えた2003年に発表されたハーレーの中で最も新しいファミリーです。

VRSC ファミリーでは、ハーレー初となる水冷DOHC4バブルエンジン「レボリューション」を搭載しました。水冷エンジンを搭載することで、自然冷却のように時間をかけるのではなく、効果的にエンジンを冷却することができます。水冷エンジン独特の振動がハーレーファンの人気を高めている要因でもあります。

しかし、VRSC ファミリーは2016年に生産中止となっており中古でしか購入できません。製造されている台数が限られているため、ハーレーの中でもレアなファミリーの1つでもあります。

ダイナファミリー

『ダイナファミリー』は『ソフテイルファミリー』と違い、リアサスペンションが外観で見える位置に設置されています。
そのため、スポーティーな印象を与え高い走行性能を実現することができます。

また、『ダイナファミリー』はラバーマウント方式のエンジンを使用しており、エンジンの振動を感じやすく、ハーレーファンには魅力的なファミリーです。

ハーレーの魅力を余すことなく持っている『ダイナファミリー』は、幅広い年齢層から人気を得ています。
※2019年にダイナファミリーはソフテイルファミリーに統合されました。

ハーレーダビッドソン車名についてあるアルファベットの意味

『ハーレーダビットソ』には、アルファベットが社名についてあり、それぞれに意味があります。
ここでは、特によく使われる「FL」「FX」「XL」の3つについて簡単に説明します。

・FL
FLがつく車種は、ツーリングモデルに近い車種を意味しています。
特徴としては、16インチといったホイールやカバー付きのフロントフォークなどです。

・FX
FXがつく車種はダイナファミリーのような軽快な走行の車種を意味します。
特徴としては、19・21インチといったホイールや5-3/4インチ径のヘッドライトの装着です。

・XL
XLはスポーツスターの車種を意味します。
FLの車体にスポーツスターのフロントを合わせてFXが誕生したと言われています。

ハーレーダビットソンの最上級グレード CVO

ここでは、ハーレーダビットソンの最上級モデル『CVO』について紹介します。
CVOモデルは以下の3つです。

・CVO ストリートグライド
・CVO ロードグライド
・CVO ロードグライド リミテッド アニバーサリー
上記3つのモデルを解説していきます。

CVO ストリートグライド

『CVO ストリートグライド』は、ハーレー史上、最大排気量となる1977ccのミルウォーキーエイトVVT121エンジンを搭載しています。
また、ハーレー初となるパワーデリバリー、エンジンブレーキ、トラクションコントロール、ABSの最適化を行うライドモードが搭載されています。
走行中のライダーの快適性をこれまでもかと追及したモデルです。

CVO ロードグライド

『CVO ロードグライド』は、ストリートグライドと同様にミルウォーキーエイトVVT121エンジンを搭載しています。
ボディカラーはダークプラチナ/ピンストライプとウイスキーニート/レイヴンメタリックの2種類です。
ロードグライドの特徴である2眼ヘッドライトからLEDライトとDRLへ変更となっている。

CVO ロードグライド リミテッド アニバーサリー

『ロードグライド リミテッド アニバーサリー』はハーレー120周年の記念プレミアムモデルです。
世界限定で1500台のみの生産となっており、ディテールが各所に散りばめられている美しいデザインのモデルです。

ハーレーダビッドソンの人気車種についてはこちら

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ハーレーダビッドソンの排気量の違いについてはこちら

まとめ

『ハーレーダビッドソン』には8つもの種類があり、それぞれにデザインやフォルムの特徴が違います。種類でカッコよさが違うため、自分がどんなバイクが欲しいのか選ぶ時から「ワクワク」が止まらなくなること間違いなしです。

選ぶ時から楽しめるのがハーレーダビッドソンの凄さでもあります。ぜひ自分に合ったハーレーを見つけてください。