- バイクのメンテナンス項目とは?初心者でもできるメンテナンス項目をご紹介!
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バイクのメンテナンス項目とは?初心者でもできるメンテナンス項目をご紹介!
バイクのメンテナンス項目とは?初心者でもできるメンテナンス項目をご紹介!
バイクのメンテナンスをお店に依頼すると、コストがかかってしまい自分でできないかと思ったことはないでしょうか?
もちろん専門的な知識が必要なものもありますが、比較的簡単に行えるメンテナンスもあります。
今回は自分でも行えるメンテナンスや必要な工具などをご紹介していきます。
目次
初心者の方でもすぐ実践できるバイクのメンテナンス項目とは?
「メンテナンス」と聞くとなんだか難しそうに感じてしまいます。
実際、バイクについて詳しい方でないと分からないような項目もありますが、全てがそういったメンテナンスではありません。
そこで、今回はすぐに実践することが出来るメンテナンス項目を解説します。
洗車
バイクのメンテナンスで欠かせないのが洗車です。バイクの洗車の基本は、走行中に車体に付着した泥やほこりなどの汚れを落とすことです。
水を上から下にかけていき、汚れを落としていくだけできれいになるので、普段バイクのメンテナンスをしないという方でも、少しの空き時間にできるのでぜひ洗車してみてください。
全体的に水をかけ汚れをある程度落としたら、バイク用シャンプーでよりきれいにしていきましょう。
水洗いでは落ちきれない細かな汚れ・油汚れなどがきれいになり、バイク用シャンプーによっては錆を防いでくれたりと、さまざまな効果を発揮してくれます。
バイクに水をかけてもいいの?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、基本的に雨天時でも走ることができるバイクなので大きな問題はありません。
ただし、鍵穴やエアフィルター、マフラー口などは水が入ると故障の原因になる可能性もあるので、テープでふさいでおいたりタオルなどで覆ったりすることで水の侵入を防ぐことができます。
チェーンの掃除・注油
エンジンが生んだエネルギーをタイヤに伝えてくれる重要なパーツであるチェーン。
スムーズに動けるように新品には基本的にオイルがさされています。
オイルのおかげでパワーロスを防ぎ、快適な動作を行える一方で、そのオイルに汚れが付きやすく、気付かないうちにドロドロになっていて本来の働きができていないということがあります。
チェーンのメンテナンスは、センタースタンドがついていれば簡単に後輪を浮かすことができ、楽に行えますがない場合は車両を前後に動かし掃除するという方法となり、少し慣れが必要です。
スタンドを支点に浮かしタイヤを回す方法もありますが、メンテナンスローラーと呼ばれるアイテムを用意すれば、非常に楽に行えるようになるので、こちらの購入をおすすめします。
雨の日に走った後などはかなりオイルが流れてしまっているので、1ヶ月に1回程度を目安に挑戦してみましょう。
オイル交換やワイヤー類に注油
オイル交換やワイヤー類への注油は、バイクのメンテナンスに慣れてきた方には挑戦いただきたい項目の一つです。
特に普段からよくバイクに乗っていて距離を走る方であれば、時期の変わり目以外にも交換するタイミングは増えるので、自分でも注油できるようになっておいて損はないでしょう。
オイル交換の方法は、まずエンジンを少し温めるために数分暖気し、エンジン下部にあるドレンボルトを外すことで古いオイルを抜くことができます。
ほんの数分でできる上に、特に難しい点もないので、初心者でもできるメンテナンスといえます。
バイクのオイル交換の手順についてはこちら
次に、クラッチワイヤーへの注油についてですが、特に注油をしていなくても壊れてしまう、というようなことはほとんどありません。
しかし、定期的に注油作業を行うとワイヤーが軽くなり、操作しやすくなるので、挑戦してほしいメンテナンスの一つです。
クラッチを握り、ワイヤーを露出させた状態で直に潤滑剤を吹き付けてもよいのですが、1,000円ほどで購入できるワイヤーインジェクターというアイテムがあれば、ワイヤー全体に潤滑剤をいきわたらせることができるためおすすめです。
数か月に一度行うだけで効果を感じることができる手軽なメンテナンスなので、ぜひ挑戦してみてください。
エアクリーナエレメント交換
燃費の悪化やエンジンの調子が悪い原因になるのがエアフィルターの汚れです。
特に普段目につかないため、意識的に交換しなければずっと調子が悪い状態のままなんてこともあります。
エアフィルターカバーを外し、エアフィルターを掃除する、もしくは新品に取り換えるだけなので、他に整備をする際にチェックしてみることをおすすめします。
交換の目安としては一般的に走行距離1万Kmほどといわれており、絶対に交換しないといけない、清掃しないといけないというものではないのですが、しっかりとしたメンテナンスを行うことで大きく改善できる項目なので、ぜひチャレンジしてほしいメンテナンスといえます。
ディーラーに任せたほうが良いメンテナンス項目
自分でできるメンテナンスも多くありますが、反対に可能な限り自分では触らないでお店に任せた方がいいメンテナンスもあります。
今回は特に故障や事故につながる可能性のあるメンテナンス項目をお伝えします。
ブレーキ周り
ある程度慣れてくればすぐにできる整備で、お店にもよくブレーキパッド単体で販売されています。
ですが、実際にしっかりとした整備をするためには、ブレーキパッド交換以外にもピストンの状態を見てグリスなどもキレイにしなくてはいけません。
間違えた整備をしたブレーキでは、緊急時の制動性が悪くなり、事故につながる恐れがあります。
自信がなければ、自分のためにもディーラーなど、しっかりとした知識のあるお店にメンテナンスをお願いしましょう。
エンジン回り
エンジン回りはいわば心臓部であり、大事な場所となります。
もし間違えた知識や方法でメンテナンスをしてしまうと元より悪くなってしまったり、動かなくなってしまったりという状況になりかねません。
そのためエンジン部分は、専門的な知識があるところにメンテナンスを任せましょう。
電子制御ユニット
電子制御系のメンテナンスは少し間違うと取り返しのつかない状態になってしまい、新品を用意しなくてはいけなくなってしまう可能性があります。
基本的にECUやABSなどの電子制御系の装置に不具合を感じた場合は、ディーラーで詳しく検査してもらうのがおすすめです。
特に現行のバイクにはたくさんのパーツが使用されており、一つ悪いものがあれば、他にも影響を及ぼしている可能性があるのです。
安全に楽しむためにも、早めの持ち込みを心がけましょう。
自分でバイクのメンテナンスを行う場合
バイクが好きな方の憧れの一つに、自分で自分のバイクをメンテナンスできる、というものもあるでしょう。
難しいことが多い反面、自分でメンテナンスができると、費用以外にもメリットがあります。
メリット
一番大きなメリットは、費用を抑えることができるという点です。
整備というのは知識だけでなく時間や道具が必要になり、かなり大変な行為です。
そのため、工賃というのは必要な経費であるということは理解できるものの、やはりその都度工賃を払っているとコストが発生してしまいます。
簡単なものは自分でも整備できるようにしておけば、工賃を節約できます。
費用面以外にも、自分でバイクのことをチェックする癖がつけば普段と違う動きをしたときや調子が悪い時に、もしかしたらここが原因かもと早期発見できるようになります。
これは別のバイクに乗っていたとしても役に立ち、圧倒的に安全に走ることができます。
デメリット
メリットがあればデメリットもあります。
先ほどお伝えしたように、知識や時間、それに道具が必要になってきます。
知識も道具もいらないメンテナンスもありますが、快適に整備するためには必要になり、お店に頼むのとほとんど変わらない費用が掛かってしまう可能性もあります。
メンテナンスの周期
人によって乗り方やバイクを保管している状況、どのくらいの頻度で乗るのかや気温など、さまざまな条件が変わるため一概にこの期間というのはないのですが、車検のあるバイクの場合、車検時にきっちりと整備することが多いので、車検がない場合でも走行距離が1万Kmまたは半年~1年の間で定期的なメンテナンスを心がけると、事故につながるような整備不良を防ぐことができるでしょう。
走行距離が1万Kmまたは半年~1年に到達していない場合でも調子が悪いと感じたら早めのメンテナンスを心がけましょう。
自分でメンテナンスする際の注意点
自分でメンテナンスをする場合、分からない状態のまま整備を進めるのは避けましょう。
バイクで走るときは周りにも運転している車両が走っています。
もし走行中に不具合が生じ、急にエンジンが止まってしまったりブレーキが利かなくなってしまったりすれば、大きな事故に直結します。
もし少しでも不安だと思うのであれば、専門知識のあるお店に任せるという選択をとるようにしましょう。
お店でバイクのメンテナンスを行う場合
自分で整備すればかかる費用はパーツ代だけですが、お店に頼めばパーツ代+工賃もかかるため、費用面だけで見ると自分で行う方がお得です。
ですが、費用をかけてでもお店に頼むメリットはたくさんあります。
メリット
費用はかかりますが、自分でメンテナンスしない分、時間に余裕が生まれます。
そして何よりしっかりとした知識と道具を兼ね備えているので安心してメンテナンスを任せることができます。
もしも自分にバイクの知識があれば別ですが、知識がないのであれば確実に整備してもらえるというのは費用をかける価値は十分にあります。
デメリット
お店に頼むデメリットは、やはり費用面です。
専門知識が必要なもののみでなく、簡単に修理・交換できるものでも工賃がかかる可能性が高いです。
お店によってかかる費用に幅があるので、簡単なものであっても工賃は必要になると考えましょう。
メンテナンスの周期
お店に頼む場合でも、半年〜1年に一度はメンテナンスを頼むと良いでしょう。
自分でしなくてもいいので、しばらくバイクに乗らないという期間に預けておけば、スムーズにバイクライフを楽しむことができるでしょう。
長期間乗らない場合にしておくといいこと
最後に、冬の間などしばらく乗らないことがある期間にしておくといいことをご紹介します。
ここでご紹介していることを実行しているかどうかで、次回のバイク始動の楽さが変わってくるので忘れずに行なってください。
洗車
汚れやほこりがついたまま放っておくと、後で落とそうと思っても落ちにくくなってしまいます。
また、汚れたままカバーをかけてしまうと、汚れとカバーがこすれて傷がついてしまう可能性があります。
傷をつけずにきれいに保管しておくためにも、バイクの冬眠前にはきれいに洗車をしておきましょう。
ガソリンを満タンにしておく
タンクの中を空にしておいた方がいいのでは、と思われる方もいるかもしれませんが、実は満タンにしておいた方が良いのです。
特に冬の間は、タンク内にガソリンを満タンにしておくと、タンク内の空気が減るので結露が発生しにくい状況になります。
結露が発生してしまうと、やがて錆になってしまう原因にもなりますし、水分がガソリンと混じり、エンジンやキャブレターに溜まってしまい悪影響を及ぼすことがあります。
そのため、長期間のらない場合はできる限りガソリンで満タンにしておくことをおすすめします。
バッテリーを外しておく
バッテリーを繋いだままにしておくと、何もしていないのにも関わらず、バッテリーが自然放電してしまいます。
そのため、長期間乗らないのであれば、バッテリーを外し室内で保管しておいた方が、バッテリーを長持ちさせることにも繋がります。
ただし、バイク用の防犯アラームなどをつけていて、電力供給がバイクのバッテリーからの場合、バッテリーを外してしまうと作動しなくなってしまうので、注意が必要です。
バイクのバッテリー交換や保管方法についてはこちら
まとめ
今回は最初にどんなメンテナンスをすればいいかをご紹介しました。
お店に任せるのも自分で行うのも、それぞれにメリット・デメリットが存在するので、一概にどちらが正解とは言えませんが、ベストは状況に応じて判断することでしょう。
バイクは命を預ける機械なので、ノーメンテナンスは絶対に避けて、知識がないまま重要な部品を触るのも避けた方がいいでしょう。
まずは簡単なメンテナンスから挑戦していきましょう。
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