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バイクの点検の頻度や点検について解説!自分で行うメンテナンスも紹介
バイクを所有している方は「バイクの点検の頻度を知りたい」「自分でできる点検はないのか知りたい」という疑問を持ったことがあるのではないでしょうか?
この記事では、そんな疑問を持たれている方に向けて以下の内容を紹介しています。
・バイクのメンテナンスの頻度
・バイクの法定点検と任意点検の違い
・バイクの法定点検は義務なのか
・バイクの点検費用
・自分でバイクの点検はできるのか
上記内容を解説していきます。
内容を確認することでバイクを安全に長く乗ることができるため、ぜひ参考にしてください。
目次
バイクのメンテナンスの頻度は?
バイクを安全かつ長期的に乗るためには定期的なメンテナンスが必要になります。
そのため「バイクのメンテナンスの頻度ってどのくらいなの?」と気になる方は多いのではないでしょうか?
ここでは、バイクのメンテナンスの頻度として『エンジン周り』と『足回り』の2点について紹介していきます。
エンジン回り
バイクのエンジン周りのメンテナンス頻度について紹介します。
エンジン周りでメンテナンスする箇所は主に以下の2箇所になります。
・エンジンオイル
・オイルフィルター
エンジン周りでは、上記の2箇所について解説していきます。
エンジンオイル
『エンジンオイル』は、エンジン内部の潤滑や清浄、冷却といった役割がありバイクを安全に走行させるために必要になります。
定期的な交換が必要であり、4サイクルであれば初回1000〜2000kmの交換、以降は3000~5000kmの交換が目安です。
2サイクルであれば定期的に補充する形になります。
オイルフィルター
『オイルフィルター』とは、オイル内のゴミを取り除きオイルをきれいに保つ役割があります。
定期的な交換が必要であり、エンジンオイルの交換を2回行う際に1回交換のが目安です。『毎回エンジンオイルとオイルフィルターを交換したらオイルが綺麗に保たれる?』と考える方もいるかもしれませんが、毎回交換するとオイルフィルターの性能が十分に発揮されないため、目安を守るようにしましょう。
足回り
バイクの足回りのメンテナンスの頻度について紹介します。
バイクの足回りのメンテナンスをする箇所は主に以下の3つになります。
・タイヤ
・チェーン
・ブレーキパッド
足回りでは、上記の3箇所について解説していきます。
タイヤ
タイヤは消耗品となる為、定期的に交換が必要になります。
交換頻度に関しては、バイクの種類や路面状況、走行方法によって差があります。
タイヤの状態を確認して交換しましょう。
以下の状態になったら交換する必要があります。
・タイヤのひび割れ・溝が浅くなってきたタイミング
・走行中(ブレーキ時)スリップしかけた
タイヤ交換が遅れると大きな事故につながる可能性があるため、上記の2つのタイミングの前に交換するようにしましょう。
チェーン
バイクのチェーン交換も重要になってきます。
チェーン交換については20000kmが交換目安です。
また、チェーンの状態が見える場合は汚れや錆が確認できたら交換すると良いでしょう。
ブレーキパッド
ブレーキパッドは、バイクの種類や走行方法によって交換頻度に差があります。
目安としては10000kmで交換するのが良いでしょう。
ブレーキパッドの交換はあまり聞き慣れないかもしれませんが、ブレーキの効き具合に関わることなので、自分の身を守るためにも点検を行なっていきましょう。
バイクの法定点検と任意点検の違い
バイクの点検には、法定点検と任意点検があります。
ここでは、それぞれの点検で何が違うのか解説していきます。
法定点検
法定点検とは、主要部品の不具合や劣化の程度を確認し、必要であれば部品交換を行うことでバイクが安全に走行できるようにするために実施する点検です。
法定点検には12カ月と24カ月点検と251cc以上のバイクには車検を実施する必要があります。
法定点検の項目としては、12か月点検は33項目、24カ月点検は52項目の点検が行われます。
任意点検
任意点検とは、バイクを安全に走行できるように自身が任意的に行うセルフメンテナンスのことです。
任意点検は必ず行う必要があるものではありませんが、バイクを安全に走行するためには必要になる点検になるので、定期的にメンテナンスを行うようにしましょう。
バイクの法定点検は義務?
バイクの法定点検は必ず行う必要があるのか気になる方は多いと思います。
結論から言うと必ず行う必要がある点検です。
以下の内容に触れて法定点検について詳しく説明していきます。
・点検の頻度は年に1回
・250㏄以下も点検義務がある
・車検と点検は別
・法定点検を行わなかった場合
上記の内容について解説していきます。
点検の頻度は年に1回
法定点検は、新車や中古に限らず年に1回の頻度で点検が必要になります。
250㏄以下も点検義務がある
250cc までは車検が必要ないため、点検をしなくても良いと考えている方は多いと思います。
しかし、250ccの場合も法定点検義務はあるのでメンテナンスをしなくても良いといった考えは間違いです。
車検と点検は別
車検と点検を同じものと勘違いしている方は多いかもしれません。
車検と点検では目的が違います。
車検は公道を走行するための許可を得る為の検査です。
一方で、点検はバイクが安全に走行できるかを確かめる検査です。
車検と点検では目的が違ってきます。
法定点検を行わなかった場合
法定点検を行わない場合どんな罰則があるのか気になる方は多いと思います。
法定点検は義務ですが、行わなくても罰則にはなりません。
しかし、罰則がないから点検を疎かにしていると故障の原因になるため、定期的に点検を行う必要があります。
また、法定点検とは別に車検を必要とするバイクもあります。
車検については、法定点検と違い車検切れの状態で行動を走行した場合は罰則が科せられます。
罰則内容は以下の通りです。
・6か月以下の懲役または30万円以下の罰金
・前歴がない場合でも30日間の免許停止処分
車検切れの場合のほとんどが自賠責も切れていることが多いため、さらに罰則が科せられることもあります。
法定点検と同じで車検は罰則がないと勘違いしている方もいるため、区別して理解しておくことが必要です。
バイクの点検費用はどのくらい?
バイクの点検費用について、以下の2つの点検費用について紹介します。
・6ヶ月点検
・1年点検
上記の点検費用を確認しておきましょう。
6ヶ月点検
バイクの6カ月点検の費用は、バイクショップにも異なりますが5000円〜12000円の費用が目安になると考えておきましょう。
1年点検
バイクの1年点検の費用は、排気量やバイクショップ、点検の項目によって異なりますが5000円〜25000円の費用がかかると考えておきましょう。
自分でバイクの点検はできる?
自分でバイクの点検はできるのか気になる方もいると思います。結論から言うと可能です。エンジンオイルや冷却水、ブレーキパッドなどの点検を行うことで、メンテナンス費用を抑えることもできます。
故障するリスクを抑えることができるため、定期的に点検を行うようにしましょう。
まとめ
バイクは定期的な点検が必要となります。
点検する項目によって、点検頻度や費用が異なるため事前に確認しながら点検し忘れないように注意が必要です。
また、点検には『法定点検』と『任意点検』の2つがあり、法定点検は点検する義務が設けられ、任意点検の場合は点検するかは個人の自由になります。
法定点検では、義務ではありますが罰則は存在しないため、点検しない方もいるかもしれません。
しかし、故障の原因となるため、安全の走行をするためにも点検を必ず行うようにしましょう。
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