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クラシックバイクとは?特徴やおすすめ車種も紹介!
クラシックバイクには、レトロでかっこいい雰囲気や上品さといった魅力があります。
そのため現代のバイクではなく、クラシックバイクに興味がある方もいるでしょう。
本記事では、クラシックバイクの特徴を解説していきます。
クラシックバイクの選び方やおすすめの車種も紹介しているので、クラシックバイクの購入を検討している方は参考にしてください。
目次
クラシックバイクとは
クラシックバイクは「オールドルック」と呼ばれることもあり、さらには「ネオクラシックバイク」と呼ばれるジャンルもあります。
それぞれの特徴を解説していきます。
クラシックバイクの特徴
クラシックバイクバイクの特徴は、以下のとおりです。
- ヴィンテージ感がある
- デザインがオールドルック
- 年式は1980年代以降
クラシックバイクは懐かしさと親しみやすさを感じさせる、オールドルックなデザインが特徴で、多くのライダーに愛され続けています。
フェンダーやウインカー、サスペンションなどのパーツには、クロームメッキが使用されています。
また、キックスターターやスポークホイール、空冷エンジンのフィンが採用されている点も、クラシックバイクのポイントです。
ネオクラシックバイクの特徴
ネオクラシックバイクは昔ながらのスタイリングでありながら、新しい装備を持ったバイクのことです。
しかし、オフロードバイクなどと比較すると、ネオクラシックの定義は曖昧です。
たとえば、1970年代から販売し続けているバイクや最新装備がABSのみのバイクでも、ネオクラシックと区分けされることもあります。
人によってクラシックとネオクラシックの定義が異なる場合もあるため、明確な基準はないといえます。
旧車(ヴィンテージカー)との違い
旧車(ヴィンテージカー)とは古いバイクのことを指しており、主な特徴は以下のとおりです。
- 大型バイクが多い
- 年式が古い
- 維持費用は高め
- バイクの歴史を変えるような名車
年式が古く維持するのも困難なため、現在入手するのはハードルが高くなります。
どうしても購入したい場合は、信頼のおけるバイクショップに探してもらいましょう。
クラシックバイクの魅力
ここでは、クラシックバイクの魅力を解説していきます。
レトロな雰囲気・デザイン
前述のとおり、クラシックバイクの大きな魅力はレトロなデザインと独特の雰囲気です。
どこか懐かしさを感じさせるだけでなく、現代のバイクにはない無機質な美しさもあります。
ヴィンテージ感を求めるライダーにとって、魅力的なバイクです。
荒々しい走行感
クラシックバイクのもうひとつの魅力は、荒々しくダイレクトな走行感です。
現代のバイクのような電子制御システムを持たないため、エンジンの鼓動や振動、荒っぽい加速感など、バイクそのものの感覚を楽しめます。
スピードや性能では現代のバイクに劣る部分もありますが、その不完全さこそが魅力でもあります。
クラシックバイクを選ぶときに確認すべきポイント
クラシックバイクを選ぶ際に重視したいポイントを、解説していきます。
排気量
クラシックバイクを選ぶ際は、排気量に着目しましょう。
車検の手間や費用を省きたい方は、125ccや250ccでも良いでしょう。
しかし、ツーリングを楽しみたい方には、400cc以上のクラシックバイクがおすすめです。
なぜなら、排気量が大きいほどクラシックバイクのパワーを感じられるからです。
走行時に余裕を持って加速できるのも魅力的なため、選ぶ際は参考にしてみてください。
パーツの入手性
クラシックバイクを購入する際は、パーツの入手性を確認することも重要です。
クラシックバイクは年式が古く、現在ではパーツを入手するのが難しい可能性もあるからです。
長く愛車を楽しむためにも購入前にパーツの供給状況をチェックし、維持しやすいバイクを選ぶと良いでしょう。
車両保証の有無
車両保証が付いているクラシックバイクを選ぶことで、安心して所有できます。
クラシックバイクは年式が古いことから故障のリスクがあり、購入直後にトラブルが発生する可能性もあるからです。
保証が付いていれば、不具合が起きた場合でも予期せぬ出費を抑えられます。
また、車両保証の有無だけでなく整備力が高い店舗で購入するのも、クラシックバイクを安全かつ快適に楽しむためのポイントです。
おすすめのクラシックバイク5選!
おすすめのクラシックバイクを、厳選して5つ紹介します。
【ヤマハ】SR400
引用:公式サイト
ヤマハのSR400は初代のモデルが1987年に発売されてから、造形や仕様を変えずに愛されてきたロングセラーモデルのバイクです。
シンプルでクラシックなボディに、ビッグシングルエンジンが搭載されています。
ただし、排ガス規制に適合しないことから国内向けモデルの生産は終了しているため、新車を手に入れるのは難しいでしょう。
【カワサキ】エストレヤ
(※画像はエストレヤRS)
カワサキのエストレヤは、シンプルなデザインと扱いやすさが特徴です。
1992年に登場して2017年に製造は終了しましたが、男女問わず人気を集めていました。
250ccクラスの軽量で扱いやすい車体は初心者にも優しく、街乗りからツーリングまで幅広い用途に対応します。
【スズキ】ST250
引用:公式サイト
スズキのST250は、ダイナミックな大型ヘッドランプやスパーク式のホイールなど、バイクの伝統的な美しさと懐かしさを感じさせるデザインです。
ノーマルのベースグレード、メッキパーツが多いタイプB、キックスターター付きのタイプCが発売されていました。
排ガス規制に対応しないことから2017年に生産終了となっていますが、単気筒エンジン独特の排気音が特徴で、心地よい走りを体感できるバイクです。
【ホンダ】GB350
引用:公式サイト
ホンダのGB350は、シングルエンジンを搭載したネオクラシックバイクです。
ライダーとの一体感を追求したバイクであり、安定感のある乗り心地を楽しめます。
ハンドルは体に近い位置に設定されてあるため、ゆったりとしたライディングポジションをとることが可能です。
ヘッドライトカバーとメーターリングにはクロームメッキ加工が施されており、よりクラシカルなテイストが演出されています。
【カワサキ】W400
引用:川崎重工業株式会社
カワサキのW400は空冷並列2気筒エンジンを搭載したバイクで、2006年に発売されました。
エンジンはスムーズで扱いやすいため、女性ライダーにもおすすめです。
なお、当時の広告には女性が採用されていたため、女性用バイクの人気が高まった一因になりました。
バイク女子におすすめのモデル10選はこちら
クラシックバイクに合うグッズ
最後に、クラシックバイクの魅力をさらに引き出せる、バイクグッズを紹介していきます。
ヘルメット
クラシックバイクには、ネオクラシックヘルメットがおすすめです。
クラシカルデザインやヴィンテージ感のあるデザインのヘルメットは、クラシックバイクとの相性が抜群です。
軽量で圧迫感がなく、長時間運転していても疲れにくいヘルメットを選びましょう。
ゴーグル
ヘルメットに加えて、ゴーグルもクラシックでレトロな雰囲気のものが良いでしょう。
なかでも、少し渋さを感じるヴィンテージゴーグルは、クラシックバイクにもぴったりです。
購入する際はデザインに加えて、安全性や快適性も確認しましょう。
バイクに乗るときの服装についてはこちら
まとめ
本記事では、クラシックバイクの特徴や魅力、注意点について解説しました。
クラシックバイクに明確な定義はないものの、レトロで懐かしさを感じさせるデザインが特徴です。
年式が古いため、購入時にはパーツの入手性や車両保証の有無などを、しっかり確認することが重要です。
また、新車で購入できるモデルもある一方で、販売が終了して中古市場でしか手に入らないものも少なくありません。
それぞれの特徴を整理しつつ自分のスタイルや好みに合った1台を選んで、バイクライフを楽しみましょう。
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