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バイクのクルーザーとアメリカンの違いは?特徴と選び方を徹底解説
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バイクのクルーザーとアメリカンの違いは?特徴と選び方を徹底解説

③バイク クルーザー アメリカン 違い

バイクのクルーザーとアメリカンにどんな違いがあるのか、気になったことはありませんか?

Webサイトによっては、クルーザー(アメリカン)といった記載も見られるため、混乱してしまう方もいるでしょう。

そこで本記事では、バイクのクルーザーとアメリカンに違いはあるのかの回答と、それぞれの定義、魅力・気になる点を解説していきます。

排気量別の特徴や選び方の基本なども解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

クルーザーとアメリカンの違いとは

クルーザーとアメリカンという2つの呼び名は、実質的に同じスタイルのバイクを指しており、日本においては両者がほぼ同義で使われています。

欧米圏では、低いシート高・前方に伸ばす足のポジション・ゆったりとした乗車姿勢を持つスタイルのバイクをクルーザー(cruiser)と呼んでいます。

一方で、アメリカンという呼称は、戦後にハーレーダビッドソンをはじめとするアメリカ製バイクが日本に輸入された際、その独特のスタイルを指して定着したとされています。

つまり、クルーザーはバイクのカテゴリを表す国際的な総称であり、アメリカンはそのカテゴリに含まれる日本固有の呼び方です。

現在では、日本のバイク業界もクルーザーという表現を使い始めており、どちらの呼び方も一般的に用いられています。

クルーザーバイクの主な特徴

クルーザーは、速さよりも快適な巡航とゆったりした乗り味を軸に設計されたスタイルのバイクです。

ここでは、クルーザーバイクの主な特徴を解説します。

ロー&ロングのスタイルと乗車姿勢

クルーザーの外観的な特徴が、低く長いフォルムです。

フロントフォークを寝かせた設計により前後のホイールベースが長くなり、全体がロー&ロングなシルエットとなっています。

乗車姿勢は上半身をほぼ直立させ、ハンドルを軽く前方に握りながら、足を前方向に投げ出すポジションが基本です。

背中や腕への負担が分散されるため、自然体に近い姿勢でライディングができます。

低いシート高と足つきのよさ

シート高が低めに設定されていることも、クルーザーの代表的な特徴のひとつです。

停車時に足が地面に届きやすく、バイクが不安定になりやすい信号待ちや駐車場でのふらつきを抑えられます。

身長が低めのライダーや、初めてバイクに乗る人にとっても、停車時の安心感を得やすいスタイルと言えるでしょう。

エンジンの鼓動感とトルク特性

クルーザーのエンジンは、最高出力よりも低中回転域でのトルクを重視した特性になっているモデルが多くあります。

アクセルをひねったときにドコドコと伝わる独特の鼓動感は、クルーザーの醍醐味として多くのライダーが挙げる魅力です。

街中を流す速度域でも力強く加速できるため、急激な操作をせず穏やかに走れる点がツーリング向きとして評価されています。

クルーザーバイクのメリットと気になる点

ここからは、クルーザーバイクのメリットと気になる点について解説していきます。

購入後の後悔を防ぐためにも、以下の内容を把握しておきましょう。

長距離ツーリングでも疲れにくい

クルーザーバイクのメリットで代表的なのは、長距離ツーリングでも疲れにくいという点です。

まず、手足を前方に向けた乗車姿勢は、長時間のライディングにおいて、腕や肩への負担を和らげる効果があります。

また、ホイールベースが長いクルーザーは直進安定性が高く、ハンドル修正に使うエネルギーが低く抑えられる傾向です。

シート部分は厚みがあるものが多く、長時間の着座でもお尻の負担になりにくい設計になっています。

足つきがよく安定感がある

クルーザーはシート高が低い車種が多く、停車時に足が地面へ届きやすいため、信号待ちや駐車場での停止時に安定感を得やすいというメリットがあります。

また、低重心の車体設計と長いホイールベースが相まって、走行中は横風の影響を受けにくく、直進方向の安定感も優秀です。

こうしたクルーザーの構造は、体格が小柄なライダーや、足つきに不安を感じる初心者からも支持を受けています。

小回りが利きにくく取り回しが難しい

クルーザーは直進安定性の高さと引き換えに、コーナリングや小回りが苦手という面があります。

ホイールベースが長いほどUターンに必要な旋回半径が大きくなるため、狭い路地や駐輪場での切り返しも難しく感じられる傾向です。

車幅とハンドル幅が広いモデルでは、駐輪スペースに必要な面積も増えます。

立ちゴケに注意が必要

クルーザーは車体重量が比較的重い傾向にあるので、シート高が低く足つきがよいと言っても、立ちゴケには注意が必要です。

排気量にもよりますが、200kgや300kgを超えるモデルも少なくないため、一度バイクが傾き始めると、重さを支えきれない恐れがあります。

【排気量別】クルーザーバイクの特徴と代表車種

バイクは排気量ごとで、車体の重量感やエンジンの力強さが異なります。

ここでは、排気量ごとで見るクルーザーの特徴と代表的車種を紹介していくので、バイク選びの参考にしてみてください。

免許取りたてでも扱いやすい250ccクルーザー

250ccクラスのクルーザーは、車体が比較的軽量で取り回しやすく、高速道路も走行できます。

現行モデルではホンダのレブル250が人気で、足付きのよさと力強いトルクが特徴です。
中古ではヤマハのドラッグスター250やホンダのVツインマグナもおすすめです。

ドラッグスター250は低く長い車体と空冷V型2気筒エンジンを備え、クラシカルなスタイルが魅力です。

Vツインマグナは低中回転域での扱いやすさと、高速道路でもゆったり走れる特性に加え、Vツインらしい鼓動感を楽しめます。

250ccバイクについて、さらに詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてみてください。
アメリカンバイク250ccの選び方とは?相場や人気車種も紹介

バランスがよい400ccクルーザー

400ccクラスは、普通自動二輪免許で乗れる排気量の上限に位置しており、エンジンのゆとりと扱いやすさのバランスが魅力です。

250ccよりも車体の存在感と安定性が増し、高速道路での巡航にも余裕が生まれます。

現行モデルとして注目されるのがカワサキのエリミネーターです。
スリムでロー&ロングな車体と低いシートを採用し、街乗りからロングツーリングまで扱いやすいモデルに仕上がっています。

中古では、スズキのイントルーダークラシック400もおすすめです。
深く大きな前後フェンダーやクロームメッキのパーツを備えたクラシカルな外観に加え、399ccの水冷V型2気筒エンジンを搭載しています。

400ccバイクについて、さらに詳しく知りたい方は以下のページも参考にしてみてください。
400ccアメリカンバイクの魅力と人気モデルを紹介!向いている方も解説

存在感のある大排気量クルーザー

大型免許が必要な大排気量クルーザーは、低回転から引き出せる力強いトルクと、圧倒的な車格からくる存在感が最大の魅力です。

長距離の高速巡航で余裕のある走りを楽しみたいライダーや、見た目のインパクトを重視するライダーに選ばれています。

現行の国産モデルでは、ホンダのレブル1100が代表的です。
大型クルーザーながら車体は比較的コンパクトで、軽快なハンドリングや力強い加速を楽しめます。

外国製では、ハーレーダビッドソンのソフテイルシリーズが人気です。
ロー&ロングの車体や大排気量Vツインによる力強い走りなど、ハーレーらしい存在感を楽しめます。

クルーザーバイクを選ぶ際のポイント

最後に、クルーザーバイクを選ぶ際のポイントを解説していきます。

見た目だけで選ぶのではなく、以下に挙げた5つの考え方を軸に比較してみましょう。

排気量ごとの特徴を把握しておく

バイクは排気量ごとで、見た目の印象、維持費、必要な免許、車検の有無、高速道路の可否が異なります。

排気量ごとの特徴が把握できていると、自身の状況に合わせて候補を絞れます。

例えば、250ccクラスは普通自動二輪免許で乗れて車検が不要、高速道路は走行できますが、パワー不足を感じる場面もあります。

400ccを超えると大型二輪免許が条件となり車検も必要ですが、250ccクラスと比較するとクルーザーらしい重厚なトルクや存在感を感じられるでしょう。

取り回しの変化や維持費の違いもあるため、総合的に判断して車種を選ぶのがおすすめです。

実車に触れて判断する

シート高の数値や車両重量はスペック表で確認できますが、実際の足つき感覚はシート幅やステップ位置によっても変わります。

また、押し歩きや取り回しの重さは、現車に触れてみないと分かりません。

気になる車種がある場合は、ショールームや試乗会などで実車に触れてみて、自身の感覚で判断しましょう。

主な用途で仕様を選ぶ

主な用途で、バイクの仕様を選ぶ方法もおすすめです。

街乗りメインなら軽量で取り回しやすい車体を優先し、ツーリングメインなら高速道路での余裕と直進安定性を重視するなど、メインの使用環境で満足感を得やすい選択ができます。

タンデムやキャンプを想定する場合は、リアシートの快適性や荷物の積載方法も確認しておきましょう。

新車だけでなく中古車も選択肢に入れてみる

現行モデルの新車だけでクルーザーを選ぶ場合、その選択肢は一定程度、限られてしまいます。

しかし、中古車市場も視野に入れることで、生産終了となったモデルも含めて、個性豊かなモデルから選ぶことが可能です。

価格を抑えられる点もメリットですが、一方で整備履歴の有無・転倒歴・消耗部品の状態などに注意する必要があります。

できるだけ保証が充実した専門店を選ぶと、購入後のトラブルやリスクを軽減できるでしょう。

売却時も想定しておくと買い替えやすい

人気の高い車種や純正状態を維持したバイクは、売却時の査定で有利になりやすいと言われています。

整備記録書の保管、純正パーツを手元に残しておくと、査定時の判断材料になるため安心です。

購入時から将来の売却を意識して車種を選び、丁寧に管理しておけば、乗り換え時の資金として活用できるでしょう。

まとめ

クルーザーとアメリカンは、呼び名の由来こそ異なるものの、同じスタイルのバイクを指しています。

クルーザーの低いシート高と前方への乗車姿勢、低中回転でのトルク特性は、長距離ツーリングでの疲れにくさや停車時の安定感につながります。

初めてのクルーザーは、扱いやすさと維持のしやすさを優先して選び、ツーリングの距離や用途が定まったら、排気量アップやモデルチェンジを検討してみましょう。