- バイクの車検の費用を抑える方法は?ユーザー車検とディーラー車検の違いを解説!
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バイクの車検の費用を抑える方法は?ユーザー車検とディーラー車検の違いを解説!
バイクの車検の費用を抑える方法は?ユーザー車検とディーラー車検の違いを解説!
バイクの車検にどれくらいの金額がかかるんだろう、安く済ませられないのかな、と考えられる方も多いのではないでしょうか?
実は車検にも2種類あり、条件によっては一般的な車検より安く済ませることができる場合があります。
2種類の車検、どんな方がどちらに向いているかなどを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
バイクの車検が必要になるのは排気量が251cc以上から
全てのバイクに車検が必要というわけではなく、排気量が250ccまでのバイクは車検制度がありません。
そのため、なにかとお金が必要になる学生さんや、ご家族のことを考えなくてはいけない社会人の方など、維持費用を抑えたい方にオススメできるのは250cc以下のバイクです。
車検以外に必要になる維持費は保険料、自賠責、自動車税、自動車重量税、もし駐車場などを借りているのであれば駐車場代が必要になります。
とはいえ、車検費用としてかかってくるのは新車であれば3年後、それ以降であれば2年後にしかかかってきません。
ですので、前もって少しずつ車検費用を用意しておくなど、対応の仕方はあるので車検を理由に大型バイクなどをあきらめる必要はありません。
バイクの車検費用はどれくらいかかる?
法定費用として最低限必要になる費用は、重量税・自賠責保険・印紙代の3つです。
重量税 | 初年度登録~13年未満:3,800円 13年~18年未満 :4,600円 18年超え :5,000円 |
自賠責保険 | 期限が24ヶ月の場合:9,200円~9,800円 (排気量によって金額は変化する) |
印紙代 | 基準適合性審査の印紙代 :1,300円 自動車検査手数料の印紙代:400円 用紙の印紙代 :50円 |
車検の際は、車検証に記載されている情報から大きく変わっている部分がないか、エンジンの車体番号などに相違がないかなどを確認します。
他にもタイヤの溝がなかったり、ウィンカーやヘッドライトなどの灯火類が切れていたりしないか確認されます。
すべて走行の際の安全性にかかわるものですので、しっかりと整備しておきましょう。
ユーザー車検とディーラー車検の違い
車検の費用を抑えたい方やご自身でバイクの整備やチェックができる方は、お店に頼むディーラー車検ではなく、ユーザー車検に挑戦してみるというのも一つの手段です。
ですが、「安いから良い」とは言い切れません。
費用ばかりにとらわれず安心で安全なバイクライフを送るための考慮しておきたいポイントをご紹介します。
ぜひご自身にあったものを検討してみてください。
ディーラー車検とは
ディーラー車検の場合、お店に頼むことになるため先ほどお伝えしたチェック事項以外にも、走行にかかわる整備を行ってもらえます。
お店にバイクを預け、必要な書類をそろえて渡しておくだけで車検だけではなくバイク全体の整備を行ってもらえます。
費用はかかりますが、手間や時間も省けます。
ユーザー車検とは
ユーザー車検の場合、費用を抑えることができるのが特徴です。
また、自分でバイクのことを理解していく必要があるので知識もついてくるでしょう。
とはいえ、手間や時間もかかるため誰にでもおすすめできるわけではありません。
ユーザー車検の場合、平日の日中に車検に出すための時間を取らなくてはいけません。
また、しっかりと整備しなければ、その場では仮に車検に合格したとしても、数日後には不調になってしまうなど安全面の心配があります。
ある程度バイクの知識がある場合か、詳しいが方が周りにいる場合であれば、チャレンジしてみるのもいいかもしれません。
ユーザー車検かディーラー車検、おすすめは?
ユーザー車検もディーラー車検も、どちらもそれぞれおすすめできるポイントがあります。
それぞれどういった方に向いているかを以下でご紹介します。
ユーザー車検がおすすめな方
平日であっても時間を取りやすい方であれば、比較的簡単に対応できる部分(オイル交換やブレーキパッド交換・チェーン交換など)だけでも自分で挑戦してみて、知識をつけていけばユーザー車検を簡単に通せるレベルになるでしょう。
時間がかかったとしても、それは必ず価値のある経験になるので、少しずつでもぜひ挑戦してみてください。
ディーラー車検がおすすめな方
平日に時間が取れない方や自分で行う労力を省きたい方などは、ディーラー車検でしっかりと細かい部分までチェックしてもらい、休日に安心して思う存分バイクを楽しめるようにしましょう。
費用こそ掛かりますが、手間をかける必要がなく、しっかりと整備してもらえるので、安心して遠出もできます。
バイクの車検に必要なものは?
バイクの車検に必要なものは、ディーラー車検かユーザー車検かによって異なります。
ディーラー車検の場合、以下のものが必要になってきます。
・車検証 ・軽自動車納税証明書 ・現在の自賠責保険証明書 |
ユーザー車検の場合、上記のものに加えさらに3点、合計6点の必要なものがあります。
・継続検査申請書 ・点検整備記録簿 ・新しい自賠責保険証明書 |
もし車検証を紛失してしまったら
車検証は大切なもの、と考えて家で保管したくなりますが、実は車検証はいつでも取り出せるようにしておかなくてはいけません。
バイクのシート下などの車載スペースに保管し、必要な際はいつでも取り出せるようにしておきましょう。
また、仮になくしてしまった場合は、自分の管轄の運輸支局で再発行してもらうことができます。
ただ、こちらも車検と同様に平日の日中の限られた時間にしか行えません。
ですので、もし車検証をなくしてしまった状態で、車検も切れてしまっているのであれば、先ほどお伝えした申請書類に追加して、以下のものも必要となります。
・車検証紛失理由書 ・申請者の身分証明書 ・再交付申請書 ・手数料納付書 ・手数料(500円程度) ・代理人の場合 本人の認印がある委任状 |
しっかり保存していたとしても、気づかないうちになくしてしまったり、汚れてボロボロになってしまう可能性があります。
そんな場合でも再度申請することが可能です。
まとめ
車とは違い、排気量によって車検を受けなくてはいけないのかどうかが変わってくるのがバイクの車検の特徴です。
そのため、多くの方が車検の無い250ccに目を向けますが、逆に言えば車検のあるバイクはある程度整備されている、ということです。
2年~3年に一度安くはない費用が掛かるとはいえ、そのタイミングで整備をすると考えれば安全に乗るための必要な経費だと思えるでしょう。
ユーザー車検で通す場合はしっかりと整備できていなければ、再度平日の日中に来なくてはいけないですし、ディーラー車検の場合、思わぬ出費がかさんでしまうこともあります。
ユーザー車検であってもディーラー車検であっても、普段からある程度バイクのメンテナンスをしておけば、急に大きな金額がかかることは少ないので、ぜひこの機会に簡単な日々のメンテナンスにも挑戦してみてください。
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