- バイクの廃車手続きの方法は?注意点や処分方法を紹介
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バイクの廃車手続きの方法は?注意点や処分方法を紹介
バイクの廃車手続きの方法は?注意点や処分方法を紹介
乗らなくなったバイクを廃車にする際に、方法が分からない方は多いと思います。
そこで今回は、「バイクの廃車手続き方法を知りたい」「手続き後のバイクの処分方法を知りたい」方に向けて、以下の4つの項目を紹介していきます。
・バイクの廃車手続きをする前の確認ポイント
・排気量別の廃車手続き
・バイクを廃車にする際の注意点
・バイクの廃車手続き後の処分方法
バイクの廃車を考えている人は、参考にしてください。
バイクの廃車手続きをする前の確認ポイント!
バイクの廃車手続きをする前に確認しておくポイントを紹介していきます。
確認が必要な項目は以下の3つです。
・廃車にする方法
・加入している保険の有効期限
・ナンバープレートを外す
上記の内容を解説していきます。
廃車にする方法
バイクを廃車にする際は、「永久抹消」と「一時抹消」の2つの方法があります。
永久抹消
永久抹消とは、名前の通りバイクを永久に廃車にする方法です。
事故や故障で乗れない状態になった際に行います。
一時抹消
一時抹消とは、長期出張など一時的に使用しなくなる場合に行うことが多い方法になります。
手続き終了後、再登録すれば公道で走行することが可能になります。
加入している保険の有効期限を確認
バイクを廃車する際は、加入している保険の有効期限を必ず確認しておく必要があります。
廃車手続き終了後も加入している保険の解約を行っていなければ、余分な金額を支払うことになります。
保険会社に連絡し、必要な手続きをしましょう。
ナンバープレートを外す
バイクを廃車にするということは、バイクを解体することではなくナンバープレートを外し廃車手続きを行うことを指します。
廃車予定のバイクのナンバープレートは必ず外して、市町村の役所窓口または陸運局に提出する必要があります。
排気量別の廃車手続き
バイクの排気量別の廃車手続き方法を紹介します。
手続き方法の違いは、以下の3つです。
・125cc以下のバイクの廃車手続き
・126㏄以上250㏄以下のバイクの廃車手続き
・251㏄以上のバイクの廃車手続き
排気量別に解説していきます。
125cc以下のバイクの廃車手続き
125cc以下のバイクや原付の廃車手続き費用は無料です。
手続き場所 | 市町村の役所窓口 |
必要書類 | ・標識交付証明書 ・ナンバープレート ・バイクを所有している方の印鑑 ・軽自動車税申告書 ・廃車申告書(市役所にて入手) |
手続きの手順 | ①バイクのナンバープレートを取り外します。 ②廃車手続きに必要な書類を役所に提出し、廃車証明書を受け取ります。 ③廃車業者へ解体依頼をします。 |
一時抹消手続きを行う際は、手続き後に廃車証明書が発行されますが、再登録をする際に必要になる書類のため、大切に保管しておきましょう。
126㏄以上250㏄以下のバイクの廃車手続き
126cc以上250㏄以下のバイクの廃車手続きは、125cc以下のバイク・原付とは書類や手続き場所が変わってきます。
手続き場所 | 住んでいる住所を管轄する陸運局 |
必要書類 | ・車検証 ・標識交付証明書 ・ナンバープレート ・軽自動車税申告書 ・軽自動車届出済証 ・軽自動車届出済証返納証明書交付申請書 ・バイクを所有している方の印鑑 |
手続きの手順 | ①ナンバープレートを取り外します。 ②廃車手続きに必要な書類を陸運局に提出します。 ③廃車業者へ解体を依頼します。 |
住んでいる場所が陸運局の管轄外の場合は、住民票が必要になります。
また、書類や証明書の発行手数料として330円〜530円ほど必要になります。
251㏄以上のバイクの廃車手続き
251㏄以上のバイクを廃車する際の手続き方法を解説していきます。
手続き場所 | 住んでいる住所を管轄する陸運局 |
必要書類 | ・車検証 ・標識交付証明書 ・ナンバープレート ・軽自動車税申告書 ・軽自動車届出済証 ・軽自動車届出済証返納証明書交付申請書 ・バイクを所有している方の印鑑 |
手続きの手順 | ①ナンバープレートを取り外します。 ②廃車手続きに必要な書類を陸運局・自動車検査事務所に提出します。 ③廃車業者へ解体を依頼します。 |
250cc以上のバイクの廃車手続きにかかる費用は、450円〜550円ほどになります。
バイクを廃車にする際の注意点
バイクを廃車にする際の注意点を紹介します。
注意するポイントは、以下の5つです。
・廃車費用・必要書類の確認をする
・自賠責保険の確認をする
・自動車検査証返納証明書を保管する
・一度買取査定を受けてみる
上記のポイントについて解説していきます。
廃車費用・必要書類の確認をする
バイクの廃車の際は、排気量別で費用や必要書類が違ってきます。
必要な書類が不足している場合、廃車することができず再度提出する必要があるため、必ず確認をするようにしましょう。
自賠責保険の確認をする(環付してもらえるか)
バイクを廃棄する際は、自賠責保険の有効期限を確認しておくことが必要です。
バイクを所有している方は自賠責保険に加入していると思いますが、バイクを廃棄して自賠責保険の期限が残っている場合、返還請求をすることができます。
その際、戻ってくる金額は自賠責保険を解約した日から有効期限の期間のみとなるので、必ず確認しておきましょう。
自動車検査証返納証明書を大切に保管しておく
バイクの廃車手続き際に、「一時抹消登録」を選択した方は、自動車検査証返納証明書は必ず保管しておきましょう。
自動車検査証返納証明書は、バイクの廃車手続き終了後に発行されます。
今後バイクを再登録をする際に、必ず自動車検査証返納証明書が必要になるので保管しておく必要があります。
一度買取査定を受けてみる
バイクを廃車にする前に一度買取査定を受けてみるのもおすすめです。
買取査定を受けて廃車予定のバイクに価値があった場合、収入になる可能性もあります。
バイクが故障していても部品に価値がつく場合もあります。
査定は無料で行ってくれるバイクショップも多いため、一度買取査定をしてもらいましょう。
バイクの廃車手続き後の処分方法
バイクの廃車手続きが終了した後の処分方法について紹介していきます。
処分方法としては、主に以下の5か所を利用する方法があります。
・バイク買取業者
・廃棄二輪車取扱店
・バイク処分専門業者
・不用品回収業者
・指定取引場所
上記の内容を解説していきます。
バイク買取業者
バイク買取業者は、買取だけでなく廃車手続きも代行しています。
また、廃車予定のバイクに価値がある場合は、故障していても買取りしてくれる場合もあります。
買い取ってもらい、廃車手続きも代行してくれるのは大きなメリットです。
バイク買取業者に依頼する場合、買取が可能かどうかも聞いておきましょう。
廃棄二輪車取扱店
廃車二輪車取扱店とは、環境大臣の指定を受け、バイクの収集・運搬を行っているバイクショップです。
無料でバイクを引き取ってくれますが、指定取引所への運搬や自走することができない車両は有料になります。
バイク処分専門業者
バイクの廃車専門業者を利用する方法もあります。
廃車専門業者はバイクを無料で回収しており、店舗によっては廃車手続きも無料で行っていることもあるので確認しておきましょう。
手軽にコストを抑えたい方におすすめです。
不用品回収業者
不用品回収業者は、自分の都合に合わせて自宅までバイクを回収しに来てくれます。
その他も、不用品も同時に回収してもらえるため、手間をかけずにバイクを処分することができます。
買取サービスがあるかや料金がかかるかも確認しておきましょう。
指定取引場所
指定取引場所は、全国に約170か所設置されておりバイクを処分することができます。
しかし、処分できる車両が指定されているため、所有しているバイクが処分可能かを事前に確認しておく必要があります。
まとめ
今回はバイクの廃車手続きについて紹介してきました。
バイクの廃車手続きは、排気量別で廃車方法や必要書類も違うため確認しておきましょう。
バイクを処分する際に、買取サービスをしている業者もあります。
少しでもコストを抑えるために、買取サービスの有無も確認しておくと良いでしょう。
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