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バイクの買取価格高騰はいつまで?理由や車種も紹介
「バイクの買取高騰はいつまで続くの?」「買取価格が高騰している車種はどれ?」そのような疑問をお持ちではないでしょうか。
バイク買取価格が高騰している理由は、いくつかあります。
この記事では、バイクの買取価格が高騰している理由と具体的な車種も紹介します。
バイクの買取価格高騰はいつまで続いているのか疑問を感じている人は、ぜひ参考になさってください。
目次
バイクの買取価格が高騰していた理由
2023年11月時点で、バイクの買取価格は最も高騰していたときと比べると落ち着き始めています。
では、なぜバイクの買取価格が高騰していたのでしょうか。
バイクの買取価格が高騰していた理由は、以下の通りです。
・コロナ禍でバイクに魅力を感じた人が多い
・希少性の高い中古車はいまも根強く人気
・新車の供給不足
・メーカーの販売規制
ここからは、バイクの買取価格が高騰していた理由を詳しく解説します。
コロナ禍でバイクに魅力を感じた方が多い
2020年からのコロナ禍をきっかけに、バイクに魅力を感じた方が多くいらっしゃいます。
コロナ禍で需要が高まった理由は、バイクには移動手段と一人で楽しめる娯楽性があったためです。
乗車中はウイルス対策をしなくても良いうえに、外で一人で楽しめます。
例えば、ソロツーリングだと近場であれば一人で気軽に楽しむことが可能です。
コロナ禍でも楽しめる趣味として、バイクの需要が高まっています。
希少性の高い中古車はいまも根強く人気
希少性の高い中古車は、いまも根強く人気です。
さらに販売が終了しているバイクは年々流通数が減るうえに、経年劣化や自然劣化によって、使用できる状態のバイクが減少します。
状態が良い車両となれば、希少性や整備コストによって価格が高騰するためです。
シリーズのファンだけでなく、バイクそのものに注目が集まると希少性の高い中古車の需要が高まります。
バイクそのものの需要が高まっているため、希少性の高い中古車はさらに価格が高騰しています。
新車の供給不足
中古車の買取価格が高騰している理由の一つは、新車の供給不足です。
新車の供給不足は、受注停止の車種が増加しています。
新車の受注停止が起きている主な理由は、コロナ禍による物流停滞とウクライナ情勢の悪化による半導体不足の二つです。
コロナ禍による物流停滞はあらゆる物流網に影響を与えており、バイクも影響を受けています。
また、半導体不足は新車だけでなく中古車にも影響を与えています。
ETC機器やアクションカムにも半導体が使われているためです。
半導体不足は新車の供給不足やバイク関連アイテムの価格高騰につながっています。
新車の台数が減少すると中古車を求める方が増えますが、中古車の台数も減っているため需要分の台数が不足している状態です。
メーカーの販売規制
メーカーの販売規制によって、新車が供給できない状態が続いています。
供給が困難な車種は、販売終了となります。
2022年7月時点で国内で約190車種のラインナップがありましたが、約一割が販売終了となりました。
販売終了で特に話題になったのは、CB400スーパーフォアやSR400、セロー250などです。
さらに、CB1100の絶版も発表されています。
多くの人気車種が販売終了しているのは、2022年11月以降に生産する車両は令和2年排出ガス規制に適合していなければならないためです。
販売終了の車種に共通するのは、ほとんどが国内専用モデルという点です。
コストをかけて排出ガス規制に適合したとしても、国内市場ではコストを回収できないと判断された車種は販売終了となっています。
バイクの買取価格の高騰はいつまで続く?
バイクの買取価格の高騰は、新車の供給が落ち着くまでと想定されています。
新車の供給が以前の状態に回復することで、中古車価格の高騰が落ち着く見込みです。
2023年時点で、半導体不足は徐々に解消されつつあります。
実際に国内メーカーのバイクの買取価格は、これまでの相場よりも数万円ほど落ちている車種を確認することが可能です。
新車の供給が回復しつつあるため、バイクの買取価格の高騰は近いうちに落ち着く可能性があります。
買取価格が高騰しているバイクは?
ここからは、買取価格が高騰しているバイクを紹介します。
ZRXシリーズ
ZRXシリーズとは、ZRX・ZRX-Iなどの川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーが製造・販売していたネイキッドバイクです。
1994年に販売が開始され、かつては排気量ごとのラインナップがありました。
しかし2008年の排出ガス規制強化以後はZRX1200 DAEGのみとなり、ZRX1200 DAEGも2016年で販売を終了しています。
ZRXシリーズが現在も人気が高い理由は、根強いファンがいるためです。
2023年時点でZRX400の買取相場は1994~2008年式で、30万円〜 60万円前後となっています。
CB400SF
CB400SFは、本田技研工業が製造・販売していたネイキッドバイクです。
CBシリーズは様々な排気量を展開していますが、CB400SFと言う場合は400ccのみを指します。
CB400SFは3つのコンセプトがあり、なかでも走行性能にこだわっていることが特徴です。
高耐久エンジンを搭載し、年月をかけてあらゆる性能にこだわりつくしています。
人気の高い車種でしたが、2022年10月生産分で販売終了となりました。
2023年時点でCB400SFの買取相場は1992~2020年で、30万円〜60万円前後です。
ハーレー スポーツスター
ハーレー スポーツスターは、ハーレーダビッドソンで製造・販売していたバイクです。
スポーツスターはビッグツインモデルよりも軽量なだけでなく、スポーティーな走行性能も有しています。
ハーレーのなかでは比較的入手しやすい価格なうえに日本国内でも走行しやすいため、人気が高い車種です。
水冷エンジンのスポーツスターは販売が継続されていますが、空冷エンジンのスポーツスターは排ガス規制によって国内での販売を終了しています。
2023年時点でハーレー スポーツスターの買取相場は、111万円〜140万円前後です。
バイクを少しでも高く売却するコツとは?
バイクを少しでも高く売却するコツは、以下の通りです。
・純正パーツを含めて査定する
・キズや凹みは修理せずに査定する
・エンジンがかかる状態で保管する
新車の状態に近いほど、高価買取が期待できます。
そのため、カスタムしているなら純正パーツも含めて査定に出しましょう。
そしてキズや凹みには、手を加えないほうが無難です。
修理にかける手間やお金以上に見返りがあることは、少ないためです。
また、乗っていない状態で保管している場合でも、エンジンがかかる状態を保つようにしましょう。
もし長期間乗らない場合には、ガソリンを抜くなどの工夫が必要です。
なるべく高価買取を目指すなら、査定時の注意点や保管方法に気をつけましょう。
まとめ
この記事では、バイクの買取価格高騰について解説しました。
2023年時点でピーク時と比べると落ち着いていますが、コロナ以前と比べるとまだ高騰している状態です。
新車の供給が落ち着くと買取価格も戻る見込みなため、バイクの売却を検討している場合にはなるべく早めに検討しましょう。
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