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傷があるバイクでも買取してもらえる?買取額を上げるための方法についても徹底解説!
傷があるバイクでも買取してもらえる?買取額を上げるための方法についても徹底解説!
今所有しているバイクを買取に出して、新しいバイクに乗り換えたいと思ったことが一度はあるのではないでしょうか?
長く乗っているとツーリング先で転けてしまったり、気づかないうちに細かい傷がついてしまっていたりするものです。
そういった傷があった場合、どのくらい買取額に影響するか解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
傷が多くてもバイクを売却できる?
基本的には傷があったとしても、ほとんどの場合問題なく売れます。
たとえ古いバイクであっても、傷があるからといって売れないということはほとんどありません。
ただ、不動車やマイナー車の場合、修理費やそもそもの販売価格から考えると処分に費用が掛かってしまい買取価格がつきにくいという可能性もあります。
傷を直してから売却した方が良い?
傷が多いバイクを売るときに、できるだけ高く買い取ってもらうために、傷を直したほうが良いのではないかと思われる方も多いのではないでしょうか?
確かに傷を治したほうがその部分はきれいに見えます。
ですが、全体を見るとその部分だけきれいに見えて浮いてしまうこともあります。
そのため、基本的には直さずにそのまま売るようにしましょう。
しかし、以下のような傷は対応しても問題ありません。
細かい傷
衣服などが引っ掛かりできるような細かい傷であれば、少し磨くときれいになることもあります。
自分で消せると判断していい傷は、傷の部分に水をかけて、その傷が見えなくなるかどうかです。
水をかけて見えなくなる場合は、コンパウンドなどを使用して消すことができます。
ですが、コンパウンドは力加減を間違えるときれいな部分も削ってしまい、元よりも傷を増やしてしまうこともあります。
そこでおすすめなのが、キッチン用品のメラミンスポンジです。
浅い傷であれば簡単に消せるので、一つは持っておくと役に立つでしょう。
小さなさび
フレームなどにできたちょっとしたさびであれば、自分でも対応でき、きれいに見せることができます。
軽いさびであればサンドペーパーなどでさびを落とすことができます。
サンドペーパーには目の粗さによって番手があり、数字が大きくなればなるほど目が細かく仕上げ磨き向けになっています。
#200・#400・#1000あたりの3種類で少しずつ磨いていくことで、きれいに仕上げることができますが、磨きすぎて周りとの差で違和感が出ないようにしましょう。
もし磨いてからも乗り続けるのであれば、さび止め剤も塗っておくとさらに長くきれいな状態を保つことができます。
交換で対応できるもの
新品、新古品など状態の良いものに交換して対応できるものであれば簡単に実践できます。
ただ、こういった対応は買取業者が判断して行うことも多いので、パーツ自体の価格が高い場合は交換しないほうがかえって手元に残る金額が高くなることもあるので判断は慎重に行いましょう。
年式が浅いバイク
中古車しかないようなバイクであれば多少の傷は気にされないことが多く、むしろ傷があって当然ともとらえられる物ですが、最近発売されたばかりのバイクであれば少しの傷でも減額対象となることが多いです。
そのため、もしも新しいバイクに乗っていて傷がついてしまったら、早めに修理しておいたほうが買取額を高くしておくことができるでしょう。
バイクの傷は買い取り額にどのくらい影響する?
新しいバイクほど影響が大きく、小さな傷であっても大きく影響することがあります。
とはいえ、一口に傷といっても買取額に影響を与える傷とそうでない傷があります。
減額をあまり受けない傷
たとえば、エンジンカバーなどのあまり目立たない場所にある部分で、小さな傷であれば買取価格に影響はほとんどないでしょう。
また、目につく部分であっても服やズボンなどでできた小さな傷であれば、あまり影響を与えないことが多いです。
減額を受けやすい傷とは?
目立たない場所の傷であれば影響を最小限に抑えられます。
反対に、目立つところにある傷は大きく影響を受けやすいです。
たとえば、タンクにできている傷やカウルにできてしまった傷などは大きな減額対象となることが多いです。
広範囲の傷・へこみ
狭い範囲にある傷であれば目立ちにくく、小さなへこみであればあまり気にしないという方もいるため最小限の減額で済みますが、広範囲に傷・へこみがある場合は大きく減額されてしまいます。
機能性に影響が出ている
目につく傷以外にも、大きく減額されてしまう傷がバイクの機能性自体に影響が出てしまう傷です。
例えば、フレームに大きな傷がついてしまっている場合、安全性にかかわってくるため大きく減額されてしまうことがあります。
他にもブレーキ系統に傷や不具合がある場合も交換しなくてはいけないため、減額対象となります。
こういった傷がある場合、自分の身の安全のためにも修理することも視野に入れておきましょう。
バイクの買取時で傷以外の査定基準とは?
バイクの種類や状況・場所などにもよりますが、傷以外にもさまざまな基準をもとに買取額が上下します。
カスタムされていないか
バイクは特に趣味性が高く、自分の好みのパーツでカスタムしたいという方が多い乗り物です。
そのため、売却する際もそのまま売ることがほとんどですが、カスタムの内容によっては減額対象となっていることがあります。
一番多いのが簡単に交換できるマフラーやハンドルなどです。
たくさんのメーカーからパーツが出ているため、交換するという方が多いのですが、人によって乗りやすい、かっこいいなどの基準が違うため、純正品以外はほとんどの場合マイナスで評価されてしまいます。
ただし、純正オプションなどで変更されていればプラス査定されることが多いです。
純正品があるかどうか
仮にカスタムしていても、純正品を保管しているのであれば買取業者へ伝えましょう。
純正品があれば、その分買取額をプラス評価してもらえることがあります。
そのため、カスタムをする際は純正品をきれいに保管しておくようにしましょう。
エンジンや灯火類などに異常がないか
エンジンが始動しなかったりエンジンから異音がしたりと、異常がある場合は減額対象となってしまいます。
プラグの交換やエアフィルターの清掃、キャブレターの調整などで対応できるようなものであればそこまで大きく影響を受けることはありませんが、エンジンを分解しないと対応できないような原因であれば、手間と時間がかかってしまうためかなり減額されると考えたほうが良いでしょう。
事故歴・転倒歴
事故歴や転倒歴があった場合は、フレームなどの重要な部品に影響が出ている場合があるため買取額に大きく影響を与えます。
影響がありそうだからと事故があったことや転倒したことを隠してしまうと査定側に悪い印象を与えてしまい、他のところにも悪いところがあって隠しているのではないか、と考えられてしまい悪い評価をされることもあるので、正直に伝えることをおすすめします。
バイクの買取額を上げるには?
バイクの買取額を少しでも上げるのであれば、傷の修理以外にもできることがいくつかあります。
洗車
基本的なことですが、汚れてしまったら洗車をするというのはとても重要です。
もし汚れがひどい状態でカバーをかけてしまうと、その汚れとカバーがこすれて傷がついてしまい、さらに汚れ自体がこびりつき落としにくくなってしまいます。
汚れた状態で放置するのではなく、1,2週間に一度は洗車すると良い状態でバイクを保管できます。
純正品の準備
カスタム内容によっては減額対象となりますが、純正品があるのであれば交換することで対応できるので影響を受けずプラス査定されやすくなります。
そのため、カスタムする場合は純正品を残して定期的なメンテナンスを行っておくと買取額が上がる可能性が高くなります。
可能なら需要が高くなる時期に売る
一般的に新生活が始まる春頃や、長期休暇の時期にバイクの需要が高くなり高く売れることが多いようです。
とはいえ、こういった時期を待つということはそれだけそのバイクが古くなってしまうため、待ったほうが良いのかどうかの判断はかなり難しいといえます。
もし、フルモデルチェンジなどがあった場合は買取価格が大きく減額してしまうのでタイミングはしっかりと見極めましょう。
バイクが高く売れる時期についてはこちら
バイクを高く売るコツについてはこちら
個人売買は選択肢に入れてもいい?
もしもある程度バイクについて知識があり、自分で手続きなどもこなせるのであれば、個人売買を利用して売却するというのも一つの手段です。
お店で売ることのメリットとデメリット
お店や買取業者に買取を依頼すると、手数料などもあるため、少し市場価格から低い価格で売ることになってしまうのは確かです。
ですが、それを差し引いても確実に売ることができるという点と、手続きをすべて行ってくれるのでほとんど手間がかからないというのはかなり大きなメリットといえます。
個人売買のメリットとデメリット
個人売買の場合、自由に価格設定ができるため、お店で売る場合よりも高額で売却することができます。
特に古いバイクの場合、買い取り業者だと市場価値のみで判断されることが多いので希望額近くで売れることもあるでしょう。
デメリットとしては、買い取り業者と違いすべての手続きを二人の間で行わなくてはいけないため、手間と時間がかかり、トラブルにも発展してしまうことがあります。
また、自由に販売額を決めることができる一方、買いたいという人が出なければ、いつまでも売れずに手元に残ってしまうこともあり得ます。
まとめ
バイクに傷がついてしまっている場合、買取額に影響が出るのを防ぐことは難しいといえます。
ですが、簡単な傷であれば目立たないようにすることができます。
また、場所や傷の深さによっても影響の出る度合いは変わってきます。
傷の他にも、買取額に影響が出る要因はいくつもあるので、いつか売るかもしれないのであれば、バイクを大切に扱い、普段からきれいにしておくよう心がけましょう。
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