CHAMPION76

お知らせNEWS

バイク購入の流れを徹底解説!知っておきたいポイントや注意点も紹介
買取情報

バイク購入の流れを徹底解説!知っておきたいポイントや注意点も紹介

バイク 購入流れ

バイクの購入を検討している方は購入する際の流れがわからないなどの悩みを持っていると思います。
特に初めてバイクを購入する方や手続きが複雑に感じる方にとって、不安や煩わしさがつきものです。

しかし、事前に流れを把握しておけば、バイクの購入をスムーズに進められ、納車までの時間も短縮できるでしょう。

そこで本記事では、バイクを購入する際の流れや手続きなどについて詳しく解説します。
知識をつけておくことでより安心できるポイントや注意点も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

バイクの購入から納品までの流れを徹底解説!納車期間はどれくらい?

バイクの購入から納品までの時間は、バイクに乗る方にとって待ち遠しい時間です。
早くバイクに乗るためには、購入から納品までをスムーズに行う必要があります。

ここでは、バイクの購入から納品までの流れを詳しく解説していきます。

1.バイクを購入する店舗を決める

はじめに、バイクを購入する店舗を決めます。

バイクは、専門店やネットから購入できます。
新車や中古車、メーカー、車種など、どういったバイクが欲しいのかを明確にしてから店舗を選ぶようにしましょう。

バイクを購入する店舗の選び方のポイントは以下のとおりです。

・メーカーにこだわりがある方は、そのメーカーを扱っている店舗
・こだわりがない方は複数のメーカーや車種を取り扱っている店舗
・信頼が得られる店舗
・スタッフの対応が良い店舗

初めてバイクを買う方や店舗選びになれていない方は、ひとつの店舗に絞るのではなく複数の店舗を確認してから購入する店舗を決めるのがおすすめです。

2.バイクの契約

次にバイクの契約をします。

バイクの契約をする際は複数の書類が必要です。
あらかじめ準備しておくことで、納品までの期間がスムーズとなるでしょう。

バイク購入時に必要なもの

バイク購入時に必要なものは以下のとおりです。

・契約書(販売店が用意してくれます)
・身分証明書(免許証など)
・住民票
・印鑑(ローンを組む場合は銀行印が必要です)
・現金(ローンを組む場合でも頭金が必要となる場合があります)
・口座番号(ローンを組む場合に必要となります)
・保証人(未成年者の場合)

なお、バイクの排気量(cc)によって、バイクを購入する時の必要なものは異なります。

〜125ccまでのバイクの場合

〜125ccまでのバイクの場合は以下のものが必要です。

・認印(住民票や印鑑証明は必要ありません)
・管轄外で登録する場合は住民登録のわかるものが必要です。(免許証や住民票)

125cc超のバイクの場合

125cc超のバイクの場合は以下のものが必要です。

・認印
・住民票(3ヶ月以内に取得のもの)

上記のことから、バイクの排気量に関係なく認印は必須です。
しかし、管轄外で登録する場合と125cc超のバイクの場合は住民登録のわかるものが必要となります。

3.代金支払い

契約ができたら代金を支払います。

バイクの購入は、バイクの車体料金だけではなく、各種税金や保険料、点検費用などが必要です。
これらの料金は購入時に支払うのが一般的ですので、前もって準備しておきましょう。

支払いは店舗なのかクレジットカードなのかによって少し異なりますが、通常は以下の方法で支払いできます。

・現金(ネットは不可)
・各種クレジット
・クレジットカード
・銀行振込

なお、店舗によっては契約のときに一部料金だけ(頭金)を支払い、納車時に残った料金の支払いができる店舗もあります。
代金支払いは、契約する際に販売店に確認しておくと安心です。

4.点検・整備

支払いを終えると、販売店が点検・整備をします。

点検・整備は、新車を除きますが、およそ2週間前後の時間がかかります。
点検や整備は時間がかかりますので、この間にヘルメットや手袋などの必要な物品があれば購入しておくと良いでしょう。

場合によっては、部品を取り寄せる必要があり、目安の時間よりかかる場合もあるので、あくまで目安と考えておきましょう。

5.保険加入

バイクの購入が決まれば保険加入をします。

バイクの保険は、必ず加入しないといけない「自賠責保険」と、任意で加入できる「任意保険」があります。

自賠責保険は、法律上必ず加入しないといけないとされており、補償内容は対人補償のみです。
補償内容は上限4,000万までと十分とはいえないので、任意保険にも加入するのが良いでしょう。

任意保険に加入しておけば、不十分な対人補償を補え、加えて大事なバイクの補償もできます。

6.名義変更(登録)

次に名義変更(登録)をします。

名義変更は、新車を登録する「新規登録」と、中古車バイクを登録する「名義変更」が必要です。
また、名義変更はバイクの排気量(cc)によって、手続きする場所や必要書類が異なってきます。

手続き場所や必要書類は下記のとおりです。

【〜125ccまでのバイクの場合】
手続き場所:最寄りの市区町村

必要書類:軽自動車税申告書兼標識交付申請書、印鑑、標識交付証明書
※場合によっては譲渡証明書や廃車証明書が必要です。

【125cc超のバイクの場合】
手続き場所:運輸支局

必要書類:車検証、印鑑、ナンバープレート、身分証明証、自賠責保険証明書、住民票、運輸支局で入手する申請書
※場合によっては譲渡証明書や自動車税納税証明書、委任状なども必要です

なお、新規登録や名義変更は、販売店が代行してくれることがほとんどです。
代行手数料がかかりますが、手続き場所に行く時間がない方は必要に応じて依頼しましょう。

ただし、必要書類については自身で準備する必要がありますので、依頼する場合は事前に準備しておきましょう。

7.納車

登録が完了すると、ようやく納車となります。
納車といっても引き渡し場所は、販売店や自宅などから選べますので、納車日を決めるときに販売店と相談しましょう。

納車できたら最後は自身で車体のチェックすることが大切です。
エンジンをはじめライトやウィンカー、ブレーキランプなどが作動するか確認しましょう。特に初めてバイクを購入する方は、動かし方やスイッチなどの作動部分も確認しておいた方が良いでしょう。

わからないことがあれば、販売店のスタッフやバイクのこと熟知している知人に聞けるようにしておくと、何かあったときに助けを求められます。

納車までの期間

納車までの期間は、平均で2週間程度といわれていますが、状況によるためあくまで目安です。

新車の場合は、点検や整備に時間がかからないことから、手続きさえ終了できればすぐに納車が可能です。
しかし、中古車バイクの場合は、点検や整備に時間がかかったり、部品を取り寄せたりする必要があります。

また、欲しいバイクが別の店舗にあるといった場合は、バイク自体の取り寄せ期間と、点検、整備が必要となるため、さらに期間が延びてしまうこともあります。

バイクの購入にかかる費用は?

バイクを購入する際は、車体料金以外にも税金や保険料などが発生します。
必要な費用となるので覚えておきましょう。

バイクの購入にかかる費用は以下が必要です。

・重量税
・軽自動車税
・自賠責保険料
・納車整備手数料(登録手数料込み)
・任意保険(必要に応じて)
・メンテナンパック(必要に応じて)
・ロードサービス(必要に応じて)

上記の中で必須となるのが、重量税と軽自動車税、自賠責保険、納車整備手数料です。
バイク購入時に必須となるため必ず用意しておきましょう。

また、重量税と軽自動車税、自賠責保険料は、1年間に支払わなければならない費用となりますので維持費として覚えておくことが大切です。

〜125ccのバイクの費用

重量税や軽自動車税、自賠責保険、納車整備手数料の費用は、バイクの排気量(cc)によって費用が異なってきます。
以下に「〜125ccのバイクの費用」と「125cc超のバイクの費用」の内訳を記載しておきます。

〜125ccのバイクの費用は以下のとおりです。

重量税:〜125ccのバイクは必要ありません

軽自動車税:~90cc以下/2,000円
90cc超~125cc以下/2,400円

自賠責保険料:1〜5年で契約可能
1年契約/1年で6,910円
5年契約/1年で2,662円
(参考:国交省「主な車種・期間の保険料」)

納車整備手数料(登録手数料込み):1.5万円〜2万円程度

125cc超のバイクの費用

125cc超のバイクの費用は以下のとおりです。

重量税:125cc超〜250cc以下のバイク/新車登録時のみ4,900円
250cc超のバイク/登録後12年まで1,900円
/登録13〜17年まで2,300円
/登録18年以上2,500円

軽自動車税:125cc超~250cc以下/1年で3,600円
250cc超以上/1年で6,000円

自賠責保険料:
【125cc超~250cc以下の場合】※1〜5年で契約可能
1年契約で7,100円
5年契約で14,200円(1年で2,840円)

【250cc超以上の場合】※1〜3年で契約可能
1年契約で7,010円
3年契約で10,490円(1年で3,497円)

納車整備手数料(登録手数料込み):4万円前後

保険料は選ぶものによって異なる

先ほどの2つの表からも分かるように、保険料は選ぶものによって異なります。

自賠責保険は1〜5年で契約を選べ、契約期間が長いほど費用は抑えられます。

また、自賠責保険と重量税は、契約終了までに廃車もしくは登録抹消になると、残った保険料は月割されて還付されます。
しかし、軽自動車税は還付されませんので注意しましょう。

任意保険に加入する場合は、上記に加えて任意保険費用が必要となります。
任意保険は、補償内容によって費用が異なりますので、自身に合ったものに加入しておくと良いでしょう。

メンテナンスパックやロードサービスは、販売店や任意保険によって異なります。
より幅広くメンテナンスを受けたい方や、急なトラブルにも備えておきたい方は、必要に応じて加入しておくと安心です。

バイクを購入するときのポイントや注意点

ここからは、バイクを購入する際のポイントや注意点を紹介します。
知識をつけておくことでより安心してバイクに乗ることができますので、しっかりと確認しましょう。

バイクはクーリングオフできる?

バイクはクーリングオフすることはできません。
一般的にバイクを購入するときの契約書に「どのような理由であれキャンセルはできない」と記されています。
そのため、軽はずみな心持ちで購入するのはやめましょう。

しかし、支払い前や名義変更などであればキャンセルできる場合があります。
ただ、販売店は良い気持ちにはならないので、あまりおすすめはできません。

ローンで購入する場合は銀行印が必要になる

バイクを購入する方の中には、ローンを組む方もいらっしゃると思います。
ローンでバイクを購入する際は以下の2つが必要になります。

・銀行印
・住民票

ローンを組まない方であれば認印で構いませんが、ローンを組む場合は銀行に届け出をした銀行印が必要です。

また、ローンを組む際はローンの審査が必要となり、承認されてから納車が可能となります。
そのため、納車も少し遅れることを覚えておきましょう。

どの任意保険を選ぶか決めておく

任意保険に加入する方は、納車までにどの保険にするのか決めておきましょう。

任意保険は豊富にあるので、決めるまでに時間を要することもあります。
一括見積もりサービスなどを活用しながら納車日までに契約をしておきましょう。

すでに任意保険に加入している方(バイクを乗り換える方)は、補償するバイクの変更手続きをしておきましょう。

納車日の天候を確認しておく

販売店で納車する場合、販売店から自宅まで購入したバイクに乗って帰ることになります。初めて乗るバイクはベテランバイカーでも慣れが必要です。
その上、天候が悪いと転倒や事故のリスクも高くなるため、納車日の天候を確認しておくことをおすすめします。

もし、悪天でも販売店に相談すれば、ほとんどの場合日程変更できます。
ただし、予定日より早くすることはできないことがほとんどですので、納車予定日より遅い日に変更するのが良いでしょう。

販売店によっては、自宅まで届けてもらうサービスもありますので、不安な方は相談しましょう。

駐車場の確保

自身の自宅を持っている方は別ですが、賃貸に住まわれている方は、駐車場を確保する必要があります。
また、駐車料金が必要となることがほとんどですので、納車までに管理会社に連絡しておきましょう。

盗難対策グッズを準備する

バイクの購入が決まったら、盗難対策グッズを準備することをおすすめします。

警察庁によると令和5年のオートバイの盗難数は9,946件となっており、その内検挙された数は1,717件でした。
検挙率は17.3%と、およそ6人に1人が泣き寝入りしているという現状です。
(警察庁:犯罪統計資料 令和5年1~12月分【確定値】)

盗難対策グッズの例は、以下のとおりです。

・U字ロック
・バイクカバー
・警報装置
・GPSトラッカー

上記の中で取り入れやすいグッズを活用しましょう。
それでも不安な方は、バイクの盗難が補償された保険もありますので、加入の検討をおすすめします。

装備品を準備する

バイクを運転するには、ヘルメットやグローブは必需品です。
特に購入後に販売店から自宅へ運転して帰る場合は忘れず準備しておくことが大切です。

そのほかにも、プロテクターやライディングシューズ、レインウェアなど、自身がバイクに乗るシーンに合わせて購入しましょう。

外車の場合は納期までの期間がかかることも

納期期間のところで、実際に引き取りまでにかかる期間は2週間と説明しましたが、外車の場合は異なります。

書類上は変わりはありませんが、点検や整備の際に不備があると、部品を海外から取り寄せなければなりません。
部品の取り寄せには時間がかかるため、3週間〜1ヶ月はかかる場合があることを覚えておきましょう。

購入したいバイクの在庫がなかった場合

購入したいバイクはあるのに在庫がないことはよくあることです。
そういった場合は、ほかの店舗にないか販売店に確認してみましょう。

ただし、購入希望のメーカー自体を取り扱っていない販売店だと取り寄せは難しいです。
取り寄せを希望するときは、同じ系列の店舗やメーカーに依頼すると良いでしょう。

購入意思を伝えバイクを押さえてもらう

取り寄せを依頼する場合、購入意思を伝えてバイクを押さえてもらうことが大切です。
中途半端な気持ちで取り寄せてもらい、購入しないとなると販売店も良い気持ちになりません。

取り寄せを依頼する場合は、購入意思がしっかり決まってから依頼するようにしましょう。

まとめ

本記事では、バイクの購入から納品までの流れや納期期間、費用、ポイントなどを紹介しました。

バイクの購入から納品までの流れは以下のとおりです。

1.バイクを購入する店舗を決める
2.バイクの契約
3.代金支払い
4.点検・整備
5.保険加入
6.名義変更(登録)
7.納車

納車までにかかる期間は2週間程度です。
しかし、点検と整備の際に不備があった場合は、部品の取り寄せに時間がかかることもあり、1ヶ月ほどかかることもあります。
外車を購入する方は、納車期間が伸びてしまう場合があることも覚えておきましょう。

バイクの購入の流れを知っていると、納品までの期間もスムーズに行うことができます。
余裕を持ったスケジュールでバイクを購入しましょう。