- バイクの名義変更の方法を解説!注意点や発生するトラブルも紹介
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バイクの名義変更の方法を解説!注意点や発生するトラブルも紹介
バイクの名義変更の方法を解説!注意点や発生するトラブルも紹介
友達からバイクを購入する時など名義変更を必要とする場合があります。
そんな時「名義変更の仕方が分からない。」「名義変更を行う際に注意することはないの?」といった様々な疑問があると思います。
そのような疑問をお持ちの方に、この記事ではバイクの名義変更について以下の5つの項目を紹介していきます。
・排気量別の名義変更の方法
・名義変更と一緒にやっておきたい手続き
・名義変更を代理で行いたい場合
・名義変更をしないといけない理由
・名義変更の注意点
この記事を読むことで、名義変更をスムーズにトラブルなく行うことができます。
ぜひ参考にしてください。
排気量別の名義変更の方法
バイクの名義変更を行う際は、排気量によって必要書類や手続き方法・手続き場所が違ってきます。
そのため、ここでは以下の排気量別の名義変更のやり方を紹介していきます。
・125㏄以下のバイクの名義変更
・126㏄以上~250㏄以下のバイクの名義変更
・251㏄以上のバイクの名義変更
必ず確認してください。
125㏄以下のバイクの名義変更
125㏄以下のバイクの名義変更について紹介します。
必要書類
必要書類は以下の通りです。
・廃車証明書
・譲渡証明書
・自賠責保険証明書
・身分証明書
・印鑑(認印可)
上記の内容に不備がない場合、新しくナンバープレートと標識交付証明書が交付され、名義変更は完了です。
手続きを行う場所
125㏄以下のバイクの名義変更は、新所有者が住む市区町村役場の窓口で行うことができます。
手続き方法
手続き方法は、役場の窓口で申請書類に記入し窓口へ必要書類を提出してください。
問題がなければ、そのままナンバープレートをもらうことができます。
126㏄以上~250㏄以下のバイクの名義変更
126㏄以上〜250㏄以下のバイクの名義変更について紹介します。
必要書類
必要書類は以下の通りです。
・名義変更申請書(軽二輪第1号様式)
・譲渡証明書
・住民票
・軽自動車届出済証
・軽自動車税申告書
・印鑑(認印可)
・自賠責保険証明書
・ナンバープレート
125㏄以下のバイクと必要書類が違うので間違えないようにしましょう。
手続きを行う場所
新所有者の住民登録がされている住所を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所で名義変更が可能です。
手続き方法
手続き方法は、住所を管轄している運輸支局の軽二輪窓口で受付を行い、軽自動車届出済証の交付を受け納税の申請をしてください。
その後、ナンバープレートを受け取ることができます。
251㏄以上のバイクの名義変更
251㏄以上のバイクの名義変更について紹介します。
必要書類
必要書類は以下の通りです。
・譲渡証明書
・自動車検査証
・住民票
・第1号様式OCRシート
・委任状
・手数料納付書
・ナンバープレート
必要書類の漏れがないように確認しておきましょう。
手続きを行う場所
新所有者が住民登録をしている住所を管轄する運輸支局または自動車検査登録事務所で手続きを行います。
手続き方法
手続き方法は、住所を管轄している運輸支局の窓口で必要書類に記入し提出します。
その後、ナンバープレートを受け取ることができるので手続き終了です。
名義変更と一緒にやっておきたい手続き
名義変更をする際に併行してやっておきたい手続きが以下の4つです。
・課税を止める手続き
・自賠責保険
・防犯登録
・バイク保険
上記の内容について解説していきます。
課税を止める手続き
名義変更の手続きを行った際は、課税を止める手続きを行いましょう。
運輸支局や軽自動車検査協会で名義変更の手続きを行っていても、旧登録地の市区町村への申請を忘れているとバイクへの課税が続いたままとなってしまいます。
名義変更の際は、必ず税金を止める手続きを行うようにしましょう。
自賠責保険
バイクの名義変更をする際には、自賠責保険の名義変更も同時に行っておくことが大切です。
自賠責保険とは車両にかかる保険のことで、自賠責保険自体の名義変更はしなくても違反にはなりません。
しかし、名義変更をしなかった場合、事故を起こした際に旧所有者に保険会社から通知が届いてしまいます。
被害者には保険金は支払われますが、自賠責保険の名義変更をしておくことでトラブルを防ぐことに繋がります。
防犯登録防犯
防犯登録に関しては任意となります。
警察庁が推進する「グッドライダー・防犯登録」は10年間有効となっており、警察庁のデータベースで管理されています。
交付されるステッカーを貼っておくことで盗難防止にも繋がります。
被害にあわないためにも登録しておきましょう。
バイク保険
バイク保険の手続きも必ずしておきましょう。
契約のバイクが変更となる場合は必ず、車両入替の手続きが必要になります。
加入している保険会社に連絡を入れ保険の変更をしましょう。
名義変更を代理で行ってほしい場合は?
名義変更の手続きを他の方はどうやって行っているのか気になる方もいると思います。
方法としては、以下の3つです。
・代行サービス
・自分で行う
・ある程度自分で行い、代行サービスを利用する
上記の内容について紹介します。
代行サービス
名義変更は様々な書類を必要とし、初めての方は不安になることが多いと思います。
そんな時は、代行サービスがおすすめです。
ネットで調べてみると、様々な代行サービスのサイトがあるためおすすめです。
自分で行う
予算がない方や時間に余裕がある方は、名義変更の手続き方法を調べながら行う方法があります。
学生に多い傾向にあります。
ある程度自分で行い、代行サービスを利用する
初めは自分で行い、途中から分からなくなる場合や不安になる場合もあると思います。
そういった場合は、途中からでも代行サービスを利用できます。
名義変更をしないといけない理由
バイクの名義変更をしなければ行けない理由としては以下の2つが挙げられます。
・納税時のトラブル
・事故や違反時のトラブル
上記の内容について解説していきます。
納税時のトラブル
旧所有者の名義のままバイクを新所有者に譲渡し、新所有者が名義変更をしないままバイクに乗り続けてしまうと、納税の義務は旧所有者になります。
さらに、新所有者との連絡がつかなくなった場合も納税義務は消滅しないため、納税をしなかった場合は延滞金が発生してしまいますので、必ず名義変更を行いましょう。
事故や違反時のトラブル
名義変更をしないまま新所有者が事故や違反をし、新所有者が出頭しなかった場合は旧所有者に連絡があります。
その際、名義変更をしていないと譲渡したことを証明するのが難しくなります。
さらに、大きな事故の場合は多額の賠償金を負う可能性もあり、トラブルに巻き込まれることも否定できません。
譲渡する際は、必ず名義変更したことを確認しましょう。
名義変更の注意点
名義変更する際の注意点をお伝えします。
以下の2つの内容について注意してください。
・名義変更ができているかしっかりと確認する
・税金の支払いについて確認しておく
上記の内容について解説していきます。
名義変更ができているかしっかりと確認する
上記で、名義変更をしない場合のトラブルについて紹介しました。
トラブルにならないためにも名義変更は必ず行わなければなりません。
その際、名義変更を相手任せにしないことが大切です。
新所有者が名義変更を済ませたか、確認できるようにしておきましょう。
「済ませた」と新所有者が言っても、「実はできていなかった」というケースもありますので、直接確認できるようにしましょう。
税金の支払いについて確認しておく
バイクに関係した税金は、4月1日時点の所有者に発生します。
譲渡したタイミングによっては、「バイクを譲渡したのに税金の請求が届いた」ということもあります。
譲渡後の税金の支払いについて、新所有者としっかり話し合いをしておくことが大切です。
まとめ
今回は名義変更について紹介してきました。
バイクの排気量によって、名義変更の方法は変わってきます。
しっかりと確認して行い、名義変更と同時にバイク関係の保険・契約等の名義変更や税止めの手続きなど忘れずに行う必要があります。
個人間での売買ではトラブルも起きやすいため、新所有者が名義変更を済ませたか自分の目で確かめることが大切です。
名義変更の手続きに不安がある方は、代行サービスもあるため利用することをおすすめします。
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