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バイクのグリップ交換で好みにカスタマイズ!手順やデメリットを紹介
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バイクのグリップ交換で好みにカスタマイズ!手順やデメリットを紹介

バイクのグリップは、人からも自分でもよく目にする場所です。
だからこそ、インパクトのあるかっこいいグリップにすると一気にバイクが華やいで見えます。
またグリップはバイクを乗り続けていると自然とすり減ってしまう消耗品でもあり、安全の面からでも、握り心地が悪くなったグリップは早めに交換するのが大切です。

しかし、自分でバイクのグリップを交換しても本当に大丈夫なのか、可能ならばグリップ交換だけでも業者に任せたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

この記事では、
「初めてバイクのグリップを交換してみたい。」
「自分でやるには不安がある。」
という方のために、バイクのグリップ交換の手順や費用をわかりやすくご紹介いたします。

正しい手順を知れば、バイクのグリップ交換はそれほど難しい作業ではありませんので、自分好みにカスタマイズすることができるようになります。

どうしても自分でやるには不安だ、という方のためにグリップ交換をしてくれる業者もご紹介いたしますので、最後までぜひご覧ください。

バイクのグリップ交換に必要な道具

それでは、実際バイクのグリップ交換はどのように行うのでしょうか。
グリップ交換を行う前にチェックしておいたほうが良いものや必要な道具、費用をご紹介いたします。

バイクのグリップをチェック

まずはバイクのグリップをチェックします。
基本的にサイズや長さの合わないグリップを購入してしまうと、バイクにつけることができません。不適切なグリップをつけるのは、バイクの走行の安全面からも止めておきましょう。

グリップのサイズは、ヤマハやホンダなどの国産バイクの場合22.2mmです。
ハーレーなど輸入車の場合は25.4mmとなっています。
車種によって例外もありますので、グリップを購入する際は自分のバイクがどれくらいのサイズなのかをしっかり調べておいてください。

またグリップに長さを出したい場合は、スロットルなどの機能面に問題がないかを確認しましょう。
グリップを握った時に、長さのせいでバーエンドに当たってしまう、スロットルが回りにくいなどといったことがおきると事故につながる可能性があります。

安全に操縦が出来るかを十分にチェックして、グリップを選びましょう。

バイクのグリップ交換に必要な道具とは

バイクのグリップ交換に必要な道具は、主に以下の6つです。

・レンチ
・プラスドライバー
・マイナスドライバー
・パーツクリーナー
・グリップボンド
・ワイヤー

レンチやプラスドライバー、マイナスドライバーは主にバーエンドや既存のグリップを外す時に使用します。
100円均一にも売っていますが、弱かったり小さいサイズしか置いてないことがありますので、ホームセンターなどでしっかりとした工具を購入するほうがおすすめです。

パーツクリーナーはグリップを接着している古いボンドなどを落とすことができ、次のグリップを付けやすいように綺麗にします。
グリップボンドは、可能ならばバイク用品店などの専用の接着剤を使用したほうが良いです。
車種にもよりますが、オートバイクなどグリップをワイヤーで固定しているものは、同様にワイヤーを購入しておきましょう。

これらの道具をネット通販で購入した場合、レンチやプラス・マイナスドライバーを安いもので仕入れても2000円前後、パーツクリーナーはおよそ300~500円、グリップボンドは高いものでも800円です。
ワイヤーは300円ほどですので、工具をいちから集める場合かかる費用は4000円前後ということになります。

肝心のグリップが約2000円前後ですので、自分でグリップを交換する際にかかる費用はおよそ6000円程度必要になります。
しかし、これはあくまでいちから全てを集めたという条件の元に簡単に算出した結果です。

そのため、工具をもとから持っていたり、もっと安い工具を購入することができたらこれらの費用はもっと抑えられます。

接着剤は絶対に必要?

グリップ交換を自らする方のなかには、100円均一にあるようなボンドや安い木工用ボンドなどを使用する方もいます。また接着剤は不要だという方もいるようです。

しかし、安いボンドは接着が甘かったり劣化が早かったりしますので、できるかぎりバイク用品店などが手掛けている接着剤を使うことをおすすめします。

グリップは、自分の手で簡単にDIYできるからこそ、安全面には特に気を使わなければいけません。

バイクのグリップ交換の手順

それでは、バイクのグリップ交換の手順についてご紹介いたします。

手順①バーエンドを取り外す

まずはじめに、バーエンドをレンチとプラスドライバーを使って取り外します。

手順②既存のグリップを外す

既存のグリップをマイナスドライバーを使用して、こじ開けるように取り外します。
接着がまだ強い時は、隙間からパーツクリーナーを流し込むと良いでしょう。それでもあまりに硬い時は、グリップをはさみやカッターで切ってしまうのも方法の一つです。

しかし、グリップがバイクの車種純正のもので、まだ使用できる状態である場合などは、バイクの乗り換えなど今後を鑑みて、なるべく綺麗に取り外すようにしましょう。

手順③ハンドルに接着剤を塗布

パーツクリーナーでグリップの取り付け部分を綺麗にしたら、ハンドルに接着剤を塗ります。

手順④グリップをはめる

新しいグリップをはめる前に、もう一度新しいグリップがハンドルに合うサイズか、長さなどをチェックしましょう。問題なければ、新しいグリップをはめます。

接着剤の種類にもよりますが、おおよそ24時間でグリップと接着剤は硬化しますので、時間に余裕をもって交換作業を行ってください。

手順⑤ワイヤーで固定する

ワイヤーでグリップを固定する場合は、しっかりと固定します。車種によっては必要無い場合もありますので、自身のバイクの状態をよく確認しておくと良いでしょう。

手順⑥バーエンドを元に戻す

バーエンドを戻します。バーエンドを戻したら、改めて新しいグリップでの操縦に問題ないかをチェックしてください。

バイクのグリップ交換を自分でするデメリット

バイクのグリップ交換は、カスタマイズ初心者でも簡単に行うことができます。しかし、自身でカスタマイズしても本当に問題はないのでしょうか。
バイクのグリップ交換を自分でするデメリットは、以下の2つが挙げられます。

グリップのサイズを失敗

グリップ交換でよく起こりがちな失敗が、「グリップのサイズや仕様を間違える。」ということです。
いざグリップをはめてみるとハンドルにグリップが入らなかったり、ハンドルの仕様を間違えていたために入らなかったりする問題が浮上します。

失敗してしまったグリップを無理やり使用すると操縦の不具合に繋がりますので、大変危険です。安全面から推奨できませんので、止めておきましょう。

接着剤が甘い

100円均一などの安い接着剤を使用すると、接着面が甘くてグリップが回らなかったり、逆に回りすぎたりするなど不具合が起こる時があります。

費用を抑えたいからと言って、安いものを使用すると逆に何度もグリップを交換するはめになる可能性もありますので、気をつけておきましょう。接着剤は、バイク用品店などが推奨しているものを使用しておいたほうが無難です。

バイクのグリップ交換を業者に依頼する場合

ここまでの工程で、
「自分ではできそうにない。」
「初めてのカスタマイズに不安がある。」
と感じられた方は、グリップ交換を行ってくれるところがありますので、そちらを利用してみてはいかがでしょうか。

グリップ交換はだいたい3000円~4000円ほど

店舗などによりますが、バイクのグリップ交換は高くても5000円未満で行ってくれるところがほとんどです。いちから工具を取り揃えるのが面倒である、同じぐらいの費用がかかりそうだという方々は、いっそ専門のバイク販売店に任せてしまうのも良いでしょう。

バイク屋やバイクメンテナンスをしてくれる業者に依頼できる

バイクのグリップ交換は、バイクを購入した店舗、または修理やメンテナンスをしてくれる業者に依頼することができます。出張して取り付けてくれる業者もありますので、店舗に確認してみると良いでしょう。

まとめ

業者に依頼する場合は、5000円ほどでグリップ交換をしてくれるところがほとんどです。
バイクのグリップはバイクのアクセント部分でもありますので、人目を惹きます。
お気に入りのグリップを付けて走れば、きっと気分も上がるでしょう。
正しい手順などをしっかりと理解して、ぜひ自分好みにバイクをカスタマイズしてみてください。