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タイヤが太い人気のアメリカンバイク3選!おすすめ車種を紹介

「アメリカンバイクの太いタイヤに憧れているけれど、どの車種を選べばいいか分からない」そんな悩みを抱えていませんか。
タイヤが太いアメリカンバイクと言っても、純正でワイドタイヤを履く車種もあれば、カスタムで後から太くするモデルもあり、選択の幅は広いでしょう。
本記事では、タイヤが太い人気のアメリカンバイクや、ワイドタイヤへのカスタム事例がある車種を紹介していきます。
ワイドタイヤのメリット・デメリットも解説しているので、アメリカンバイクの購入やカスタムを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
タイヤが太いアメリカンバイクとは?
タイヤが太いアメリカンバイクとは、特徴的で迫力のあるワイドタイヤ(太いタイヤ)を装備したクルーザータイプのバイクのことです。
まずは、アメリカンバイクの基本的な特徴やワイドタイヤの定義、タイヤサイズ表記の読み方などを解説していきます。
アメリカンバイクとは?
アメリカンバイクとは、1930年代のアメリカから発展し続けてきたクルーザースタイルのオートバイを指します。
ロー&ロングのスタイルで、シート高が低く、ホイールベースが長く取られている点が特徴です。
アメリカンバイクという言葉は日本で定着している呼称で、世界的にはクルーザーと呼ばれています。
エンジンはVツインレイアウトが定番とされており、低回転から力強いトルクを生み出す特性は、ゆったりとしたクルージング走行と相性抜群です。
ワイドタイヤとは?
ワイドタイヤとは、その名称のとおり、標準的なタイヤより幅広に設計されたタイヤのことです。
アメリカンバイクのリアタイヤには、200mm以上の幅を持つワイドタイヤが採用されることもあり、車体後方からの視覚的な迫力は、ほかのスポーツバイクとは一線を画します。
なお、カスタムでワイドタイヤへ交換する際は、ホイールやリム、スイングアームなどの加工・交換まで必要になることも少なくありません。
希望するサイズによっては、タイヤ単体の交換だけで済まないケースが多い点に注意しておきましょう。
タイヤサイズ表記の読み方
バイクのタイヤには、サイドウォール(側面)にサイズを示す数値が刻印されています。
ワイドタイヤへのカスタムも含めて適切なサイズを選べるよう、表記方法について理解しておきましょう。
表記方法には大きく「メトリック表示」と「インチ表示」の2種類があり、メトリック表示では、240/40 ZR18 M/C 79V のように表記されます。
それぞれの数値やアルファベットの意味は以下のとおりです。
- 240:タイヤの断面幅(mm)のことで、タイヤの太さを示す数値
- 40:扁平率(%)を表す数値で、タイヤの断面高さが断面幅の何%かを示す
- ZR:RとZR(最高速度が270km/hを超えるタイヤ)はラジアル構造を示す記号で、バイアスタイヤの場合は「-」や「B」が入る
- 18:リム径(インチ)を示す数値で、ホイールサイズとの一致が必要
- M/C:モーターサイクル用表記
- 79V:ロードインデックスと速度記号
ロードインデックスはタイヤが受け止められる最大荷重を、速度記号はそのタイヤが走行できる最高速度を示しており、実際の数値はタイヤメーカーのWebサイトで確認できます。
次にインチ表示ですが、3.00-21 51P のように表記され、バイアスタイヤのみに適用される表記方法です。
先頭の数値がタイヤ幅(インチ)、ハイフンのあとがリム径(インチ)を意味しており、続いてロードインデックスと速度記号が表記されます。
ワイドタイヤのメリット・デメリット
ワイドタイヤはアメリカンバイクの魅力を構成するひとつの要素ですが、カスタムで交換する場合、見た目だけでなく走行特性も変化する点に注意が必要です。
ここからは、ワイドタイヤがもたらすプラス面とマイナス面について解説していきます。
ワイドタイヤのメリット
ワイドタイヤに交換することで得られるメリットには、以下のようなものがあります。
トラクションの向上
タイヤをワイド化すると、車種やホイールとの組み合わせによっては、加速時のトラクション確保に有利に働く場合があります。
特に大きなトルクがかかるリアタイヤでは、幅や形状、空気圧などの条件が適切である場合、駆動力を路面に伝えやすくなる傾向です。
また、直進時の安定性も増すため、長距離ツーリングでの疲労軽減にもつながります。
見た目の迫力アップ
もうひとつ、ワイドタイヤのメリットとして見逃せないのが、見た目の迫力アップです。
車体後方からのフォルムにおいて存在感が際立つため、さまざまなシーンで目を引くスタイルが実現できます。
ビジュアル重視のカスタムを目指すなら、ワイドタイヤの装着は検討する価値のある選択肢でしょう。
ワイドタイヤのデメリット
ワイドタイヤへの交換で得られるメリットは魅力的ですが、タイヤ幅が広くなることによって、以下のような変化が現れる恐れもあります。
コーナリングの難易度上昇
ワイドタイヤに交換すると、バイクを傾斜させる際の抵抗が増し、交換前と比べて曲がりにくいと感じる恐れがあります。
このような感覚が生まれるのは、走行しているバイクのタイヤに発生するジャイロ効果によるものです。
ジャイロ効果とは、回転する物体が姿勢を変えにくくなる現象のことで、回転物が重く回転速度が大きいほど強い力が発生します。
重さが増すワイドタイヤへの交換は、直進安定性には有利に働きますが、車体を傾ける旋回時には不利になるといえます。
特に、フロントタイヤのワイド化はハンドリングへの影響が大きいため、カスタムはリアのみを対象とするケースも少なくありません。
燃費の悪化
ワイドタイヤへの交換で気を付けておきたいのが、燃費の悪化です。
ワイドタイヤになって接地面積が広くなった分、路面との転がり抵抗は大きくなります。
また、タイヤそのものの重量増加によって、エンジンへの負荷も高まる傾向です。
実際に燃費が悪くなるのか、またどの程度悪化するのかは個々の状況によって異なりますが、交換によって維持費が増すリスクがあることも認識しておく必要があります。
タイヤが太い人気のアメリカンバイク
最後に、ワイドタイヤを装着している人気のアメリカンバイクを紹介します。
カスタムではなく純正でワイドタイヤを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
Harley-Davidson Breakout

引用:公式サイト
ハーレーダビッドソンのブレイクアウト2025年モデルは、21インチのスリムなフロントホイールと240mmの極太リアタイヤを組み合わせた、ロー&ロングフォルムのアメリカンバイクです。
前後タイヤのコントラストが際立ち、チョッパースタイルならではのシルエットが人気を集めています。
エンジンには、Milwaukee-Eight 117(1,923cc)V型2気筒を装備しており、低回転域から発揮される大きなトルクと、強烈な加速感も魅力の一つです。
トラクションコントロールシステム(TCS)やドラッグトルクスリップコントロールシステム(DSCS)など、トラクションの変化を電子制御でサポートする機能も備えています。
Harley-Davidson FAT BOY

引用:公式サイト
ハーレーダビッドソンのファットボーイ(2026年モデル)は、クラシックなLakesterアルミキャストホイールとワイドタイヤ、縦2本出しのショットガンマフラーが特徴のアメリカンバイクです。
リアタイヤには240/40R18を、フロントには160/60R18のMichelin Scorcher 11を装着し、ブレイクアウトとは異なるどっしりとした重厚感を演出しています。
エンジンはブレイクアウトと同じMilwaukee-Eight 117を搭載しているため、力強い加速感とゆったりとしたクルージング指向の乗り味を楽しむことが可能です。
スズキ ブルバードM109R

引用:公式サイト
スズキのブルバードM109Rは、2006年から北米市場を中心に展開されたビッグクルーザーです。
「109」という車名は排気量109立方インチ(1,783cc)に由来しており、シリンダーボア径の112mmは当時のガソリンエンジンで世界最大級とされていました。
リアタイヤには240/40VR18の極太タイヤを装備しており、スポーツモデルさながらの倒立フロントフォークとラジアルマウントのブレーキキャリパーで、迫力あるビジュアルと操縦性能を両立しています。
まとめ
タイヤが太いアメリカンバイクの魅力は、圧倒的なビジュアルと大排気量エンジンによる加速感、ゆったりとしたクルージング走行にあります。
特に迫力のあるリアタイヤの存在感は、ワイドタイヤへカスタムする最大のメリットともいえますが、コーナリングの倒し込みが重くなる・燃費が悪化するなどの特性には注意しておきましょう。
太すぎるタイヤを選ぶと影響が大きくなるため、サイズ表記を理解したうえで、車種に合ったワイドタイヤ化を目指すことが重要です。
純正でワイドタイヤを装着した車種の試乗や、カスタムショップへの相談など、本記事の内容を参考に、自身に合った次のアクションに進んでみてください。
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