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ストリートファイターバイクとは?大型から中型までおすすめの車種を紹介
バイクには「ストリートファイター」と呼ばれるジャンルが存在します。
しかし、ストリートファイターとはどのようなバイクのことを指すのでしょうか。
本記事では、ストリートファイターバイクの特徴や魅力について解説していきます。
大型から中型までおすすめの車種や、購入する際のポイントについても紹介していくため、参考にしてください。
目次
ストリートファイターバイクとは
まずは、ストリートファイターの特徴や魅力について解説していきます。
ストリートファイターの特徴
ストリートファイターはカウル付きのスポーツ車からカウルを外して、ネイキッドバイク化させたバイクを指し「ストファイ」という愛称でも親しまれています。
バーハンドルに変更した、現代的で攻撃的なデザインが特徴のバイクです。
ストリートファイターバイクはスズキやヤマハをはじめとした国内メーカーだけでなく、DUCATIやBMWなどの海外メーカーからも発売されています。
また、ストリートファイターにカスタムするためのベース車として選ばれるのは、ある程度の排気量がある大型バイクが一般的です。
ストリートファイターの歴史
ストリートファイターは、1980年〜1990年にかけてイギリスで誕生したと言われています。
フルカウルのスポーツバイクの人気が高かった当時のイギリスでは、走行中にカウルが破損するトラブルが発生していました。
このトラブルに対応するためにカウルを取り外してネイキッド化したことが、ストリートファイターの起源とされています。
ストリートファイターの魅力
ストリートファイターはバーハンドルを採用しているモデルが多く、楽なライディングポジションで走行を楽しめるのが魅力です。
また存在感もあり、走行性能とデザインを両立しているバイクだといえます。
ストリートファイターでおすすめのバイク【大型】
ここでは、大型バイクのストリートファイターで人気の車種を紹介していきます。
気になる車種がないか探してみましょう。
【スズキ】GSX-S750
引用:公式サイト
スズキのGSX-S750は、スーパースポーツの走行性能をアップハンドルで楽しむことができるバイクです。
発進時と低回転走行時にエンジン回転数をわずかに上げる「ローRPMアシスト」や、3段階切り替えの「トラクションコントロール」などの機能がついています。
フロントフォークのゴールドカラーが特徴です。
【BMW】S1000R
引用:公式サイト
BMWのS1000RはスーパースポーツのS1000RRをもとにした、ストリートファイターモデルです。
カウルレスデザインが特徴の、ネイキッドスタイルのバイクです。
ロードスターのデザインと、スーパースポーツの運動性能が融合しています。
また、アンダーカウルやフロントカウルを取り外してバーハンドルを装着したことにより、ストリートでも乗りやすい1台に仕上がっています。
【ヤマハ】MT-09
引用:公式サイト
ヤマハのMT-09はトルクフルな3気筒エンジンを搭載しており、低回転から高回転までスムーズな加速を実現しています。
軽量なフレーム設計とバランスの取れたハンドリングで、初心者でも扱いやすいバイクです。
野生味のあるフロントフェイスが印象的で、ナビゲーション機能などスマートに乗りこなすための先進性と利便性も追求されています。
【DUCATI】ストリートファイター V4
引用:公式サイト
DUCATIのストリートファイターV4は、1,000ccのスーパーバイクの速さに匹敵するバイクです。
パワフルなV型4気筒エンジンを搭載することにより、あらゆる路面でライダーを満足させるサーキット走行が楽しめます。
カスタマイズ性が高く、カタログの中から個別に自分好みのアクセサリーを装着することも可能です。
ストリートファイターでおすすめのバイク【中型】
続いては、中型バイクのストリートファイターで人気の車種を紹介していきます。
【ヤマハ】MT-25
引用:公式サイト
ヤマハのMT-25は日常の通勤から休日のツーリングまで、毎日乗りたくなる魅力を持った軽量のネイキッドバイクです。
視認性に優れた「フル液晶マルチファンクションメーター」を採用しており、スピードやギアポジション、燃料残量など必要な情報を一目で確認できます。
さらにアップライトなハンドルによって、目線の上がる快適なライディングポジションで走行を楽しむことが可能です。
【スズキ 】GSR250
引用:公式サイト
スズキのGSR250は街乗りやツーリングを快適に楽しめる、扱いやすいスポーツバイクです。
低中速域での扱いやすさが重視されており、初心者ライダーでも乗りやすい設計となっています。
タンクカバーからリヤカウルにかけて跳ね上がるようなウェッジシェイプの造形のため、存在感のあるスタイリングが実現しました。
【KAWASAKI】Z250
引用:公式サイト
KAWASAKIのZ250は、250ccクラスの中でもトップクラスのパワーを持つ、スポーツネイキッドバイクです。
軽量でありながら強靭な「トレリスフレーム」が採用されています。
シャープで低く構えたスタイルが特徴で、街中でも目を引く存在感があります。
さらに車体が軽いため高い操作性を発揮し、初心者から経験者まで幅広いライダーにおすすめです。
【Benelli】TNT 249S
引用:公式サイト
BenelliのTNT 249Sは、イタリアの老舗オートバイクメーカーが日本市場に自信を持って投入した、スポーツネイキッドバイクです。
イタリアンスタイルで、周りを圧倒できるデザインに仕上がっています。
視認性の高いカラー液晶ディスプレイが採用されているため、夜間でも安全に走行することが可能です。
ストリートファイターバイクを購入するときのポイント
おすすめのストリートファイターバイクを紹介しましたが、続いては購入する際のポイントについて、解説していきます。
ライフスタイルに合った排気量を選択する
ストリートファイターバイクを購入する際には、目的やライフスタイルに応じて選ぶのがコツです。
とくに、バイクの使用環境に合わせて排気量を選択するのがおすすめです。
街乗りがメインであれば250cc、長距離走行が多いなら400cc以上も良いでしょう。
乗り心地の良さを重視する
バイクを選ぶ際は、乗り心地の良さを考えることも大切です。
とくに初心者の方は、安全面からも操作性の良いバイクを選ぶことが重要です。
もしも乗りにくいと感じるバイクを選んでしまうと、事故に繋がる恐れがあります。
またがったときに両足が地面につくか、重心の位置が低いかなど乗り心地も確認しましょう。
パワーウェイトレシオの数値をチェックする
「パワーウェイトレシオ」とは、馬力に対してかかる車体重量の多さを数値で表現したものです。
数値が低いほど加速性能が高いと判断できるため、一つの指標にしてみてください。
中古バイクの購入基準
ストリートファイターバイクに限りませんが、中古のバイクを購入する際は走行距離の少なさも重要です。
バイクの走行距離は10万kmが限界とも言われており、これを超えると故障のリスクが高まります。
もちろんメンテナンスや使用状況などによって異なるため、一概にはいえないものの、走行距離にも注目してみましょう。
バイクをストリートファイタースタイルにカスタムするコツ
最後に、バイクをストリートファイターにカスタムするコツを紹介していきます。
アンダーカウルの取り外し
アンダーカウルを外すだけで、バイクがネイキッド仕様になります。
必要な工具は六角レンチとドライバー程度で、特殊な知識がなくても取り外しが可能です。
少しの作業でもバイクの見た目が大きく変わるため、手軽にカスタムしたい人におすすめです。
バーハンドルへ交換する
セパレートハンドルをバーハンドルに交換するのも、ストリートファイターのデザインに近づきます。
バーハンドルへの交換はカスタムの中でも難易度は低めで、専用の交換キットを使用すればさらにスムーズに行えます。
シートカウルを変更する
シートカウルをできるだけショートに変えたり、角度をつけて跳ね上げたりするのもストリートファイターのスタイルには効果的です。
ただし自分で加工するのは難易度が高いため、バイクショップへ依頼するのが良いでしょう。
エキゾーストを変更する
サイレンサーやエキゾーストパイプを変更することも、ストリートファイター化するためには有効なカスタムです。
シートカウルと同様に跳ね上げさせるのが、主流のスタイルです。
まとめ
ストリートファイターはスーパースポーツバイクのようなスピードと、迫力のあるネイキッドのようなデザインが特徴のバイクです。
スズキの「GSX-S750」やBMW「S1000R」などが代表的で、国内メーカーのみならず海外メーカーからも販売されています。
今回紹介したバイクやカスタムの方法を参考にして、満足できるストリートファイターバイクを手に入れましょう。
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