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バイクのタイヤ交換はいつする?持ち込みや自分でする場合の時間や費用も解説!
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バイクのタイヤ交換はいつする?持ち込みや自分でする場合の時間や費用も解説!

バイクのタイヤ交換

バイクのタイヤ交換はいつする?持ち込みや自分でする場合の時間や費用も解説!

タイヤはバイクの運動に直接関わる重要な役割を担っています。
当然ながらタイヤは使い続けたり時間が経過したりすれば劣化や消耗が進むため、定期的に交換しなければいけません。
しかし、実際のところタイヤがどれくらいの状態になると交換すれば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか。
また、いざタイヤ交換をするとなった際に「なるべく時間や費用をかけず、少しでもお得にタイヤ交換をしたい」と思う方もいるはずです。
そこで本記事では、タイヤの交換時期や、お店や自分で交換する場合の費用や時間などを詳しく解説していきます。

バイクのタイヤ交換時期は?

バイクのタイヤの消耗具合は、走行頻度や保管状況によって異なるため、一概に言い切ることはできません。
ただし、明らかに交換が必要な時期や状態というものは存在します。
具体的にタイヤ交換をした方が良い時期の目安は、次の通りとなります。
・スタッドレスタイヤ・・・約3年
・ノーマルタイヤ・・・約5年
上記の時期は製造年月から計算した時期となります。
ちなみに製造年月は、タイヤのサイドウォールにある4桁の数字で確認できます。
通常、製造年月は製品コードと一緒に刻印されているため、右4桁の数字で確認すると覚えておきましょう。
例えば、1122の場合
・右2桁・・・製造年
・左2桁・・・製造週
となり、2022年の11週(3月頃)に製造されたことになります。
また、走行距離の目安は、
・一般道・・・​​約15,000km~25,000km
・スポーツ走行など・・・約10,000km〜15,000km
となります。

自分でできるタイヤ交換時期の見極め方法

タイヤはゴム製品であるため、走行中の摩耗だけでなく、時間の経過と共に硬化や劣化が進みます。
そのため、実際にタイヤ表面を見ながら、次のことを確認しましょう。

①スリップサインが見えていないか

タイヤの摩耗状態は、スリップサインと呼ばれるマークで確認できます。
スリップサインは、サイドウォールに示された「△」マークの延長線上の溝に設けられており、残量が車検基準の0.8mmを下回ると出てくるようになっています。
スリップサインが出てきたら、すでにタイヤの交換時期を迎えている証拠になります。
ただし、偏摩耗があると、スリップサインの位置よりもさらに摩耗が進んでいる部分があるかもしれないため、なるべく早めに交換するようにしましょう。

②硬化していないか

タイヤが日光や雨風に晒されていると、次第に表面が硬化してきます。
とくに長い期間動かしていないタイヤは硬化が早く進むため、注意が必要です。
タイヤのトレッド表面に爪を立て、弾力があるか確認しましょう。

③ひび割れや亀裂がないか

硬化と同様に日光の紫外線や雨風に晒されていると、タイヤの表面がひび割れてきます。
また、放っておくとひび割れが大きくなり、亀裂が発生します。
ひび割れは溝の中に起こりやすいため、溝を目視で確認するようにしましょう。

④釘や異物が刺さっていないか

走行中に釘やガラス片など鋭利なものが刺さり、気付かずそのまま走行してしまうことも少なくありません。
タイヤをぐるりと一周させ、トレッド全体に異物がないか確認しましょう。

⑤変形している部分はないか

タイヤの劣化が進むと、内側素材が剥離してくることがあります。
また、ひび割れや亀裂を放っておくと、割れたところから内部素材が飛び出してくることもあります。
その状態でタイヤの空気圧によって問題部分に圧力がかかると、タイヤ表面が徐々に変形してしまいます。
そのまま走行を続けるとバーストの危険があるため、タイヤを一周回転させながら、変形している部分がないか確認しましょう。

バイクのタイヤ交換方法

バイクのタイヤ交換は、次の4つの方法で行います。

バイク販売店

ほとんどのバイク販売店では、タイヤ交換も行ってくれます。
資格を持った整備士が行うため工賃が高い傾向がありますが、その分信頼性は抜群です。
タイヤと一緒にほかの部分も点検してくれるため、メンテナンスも一緒にして欲しいという方におすすめです。

タイヤショップ

タイヤを安く購入できることに加え、即日で交換してくれる可能性が高いのが大きな特徴です。
ただし、バイク販売店にいる整備士のように、バイクの知識がある人が作業するのではなく、タイヤ交換作業に特化したスタッフが行うため、バイクの点検や不具合の修理を一緒に依頼することはできません。
基本的にタイヤ交換のみ行いたいと考えている方におすすめです。

ガソリンスタンド

店舗は限られてきますが、ガソリンスタンドでもタイヤ交換を行ってくれます。
ただし、ガソリンスタンドのスタッフはバイク販売店やバイクショップに常駐する整備士ではないため、技術的な信頼性の懸念もあります。
しかし工賃が安く対応が早いという長所もあるため、ツーリング先でのトラブルなど、緊急時に利用すると良いでしょう。

自分でする場合

ネットや販売店でタイヤを単体で購入して自分で交換する方法もありますが、タイヤの脱着技術や工具・設備が必要であるため、誰でも簡単にできるわけではありません。
しかし、バイク販売店やタイヤショップなどで必要な工賃を抑えることができるため、極力費用を抑えたい方には最もおすすめの方法です。

バイクのタイヤ交換にかかる費用

先ほどご紹介したそれぞれの交換方法で必要な工賃の目安は次の通りです。
・バイク販売店・・・約5,000円〜15,000円
・タイヤショップ・・・約4,000円〜10,000円
・ガソリンスタンド・・・約2,000円〜6,000円
・自分でする場合・・・0円
※タイヤ1本あたり
この工賃に加えてタイヤの購入費用が必要となります。
また、取り外したタイヤを処分する際に「廃タイヤ処分料」として1本200〜300円ほど必要になることもあります。

バイクのタイヤ交換にかかる時間

タイヤ交換にかかる時間も見ていきましょう。
・バイク販売店・・・約40分〜60分
・タイヤショップ・・・約30分〜50分
・ガソリンスタンド・・・約20〜50分
・自分でする場合・・・約60分
バイク販売店やタイヤショップは多くのお客さんが訪れるため、順番待ちの時間も考慮しなければいけません。
ただし、お店の場合は店内を見て回ったり、作業が終わるまで店外に出かけたりすることもできます。
また、自分で交換する場合は作業自体の慣れの問題もあるため、最初のうちはさらに時間かかることもあります。

結局バイクのタイヤ交換はどこでするのが良いのか

様々なタイヤ交換方法をご紹介しましたが、どの方法も一長一短がありますので、次のような基準で選ぶことをおすすめします。
・時間を節約したい・確実に交換したい・・・バイク販売店・タイヤショップ
・突発的なタイヤ交換が必要になった・・・ガソリンスタンド
・少しでも費用を抑えたい・・・自分で交換する

購入した場所と違う販売店でもタイヤ交換できる?

基本的に販売店はバイクの車検や修理などのアフターサービスも受け付けているため、購入したお店と違うところでもタイヤ交換できます。
ただし、そのお店が国産車しか取り扱っていない場合、輸入車のバイクを依頼しても受け付けてくれない場合もあります。
そのため、輸入車や希少車に乗っている方は、事前に問い合わせておくようにしましょう。

バイク販売店で交換してもらう場合は予約が必要?

急な持ち込みでも対応してくれるお店がほとんどですが、バイク販売店では修理や車検などを依頼する方も多いため、予約無しで依頼すると待ち時間が長くなります。
そのため、バイク販売店で交換してもらうときは、事前に予約しておくことをおすすめします。

バイクのタイヤ交換を自分でする方法

ここからは、自分でタイヤ交換をするときに必要な情報をご紹介します。

タイヤ交換に必要な工具・設備

タイヤ交換をするには、車体からホイールを取り外すのと、ホイールからタイヤを取り外す作業の2つを行わなければいけません。
そのため、次の工具・設備を揃える必要があります。

車体からホイールを取り外す際に必要なもの

・サービスマニュアル
・バイクスタンド
・レンチ・ソケット

ホイールからタイヤを取り外す際に必要なもの

・タイヤレバー
・ビード落とし
・ビードクリーム
・ムシ回し
・リムガード
・バランサー
・バランスウエイト
・コンプレッサー
・エアーゲージ

チューブレスタイヤの交換方法

1.車体からホイールを外す
2.ホイールからタイヤを外す
3.新品のタイヤを組む
4.バランス取りをする
5.ホイールを車体に組む
ホイールを車体に組み付ける際は、ボルトやナットをサービスマニュアルに記載されている規定のトルクで締めるようにしましょう。
また、ホイールに新品のタイヤを組み付けたら、ホイールのバランス取りを忘れずに行いましょう。

自分でタイヤ交換するときの注意点

走行に直接関わるタイヤの交換を失敗すると、大きな危険が生じます。
また、交換作業には危険を伴う工程もあるため、慎重に作業しなければいけません。
具体的には、次のことに注意しましょう。
・ビードをあげるときに指を挟まない
・ボルトやナットの締め忘れを確認する
ホイールにタイヤを組んでから空気を入れる際に、ビードが勢い良くあがりますが、このときに指を挟まないように注意する必要があります。
また、ホイールを車体に組み終えてからは、ボルトやナットの閉め忘れがないかを念入りに確認しましょう。

まとめ

バイクのタイヤ交換時期は使用環境によって異なるため一概には言えませんが、使用期間や走行距離によってある程度のタイミングは把握できます。
また、目視によってタイヤの状態を確認することで、さらに正確な交換時期が把握できるようになります。
バイクのタイヤ交換は販売店やタイヤショップなどのお店で交換してもらうだけでなく、自分で交換する方法もあります。
本記事でご紹介した各種交換方法を参考に、最も自分に合った方法を見つけてみてください。