- 大型バイクの免許を取得するには?大型免許の種類や注意点についても解説
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大型バイクの免許を取得するには?大型免許の種類や注意点についても解説
バイクの大型免許は、排気量が大きいバイクを運転するために必要な免許です。
大型バイクに乗って、ツーリングを楽しみたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、大型免許の種類や取得方法や費用などについて、よくわからないという方も多いかもしれません。
そこで本記事では、バイクの大型免許取得時に知っておくべき取得費用や免許の種類について解説していきます。
これから大型免許の取得を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 バイクの大型自動二輪車免許とは
- 2 バイクの大型自動二輪車免許とは
- 3 大型免許の種類
- 4 大型自動二輪車免許
- 5 AT限定大型自動二輪車免許
- 6 大型免許の取得方法と取得条件
- 7 2つの取得方法
- 8 取得条件
- 9 大型免許の取得に必要な費用と日数
- 10 免許未所有・原付免許所有・小型特殊免許所有
- 11 普通二輪免許MT所有
- 12 自動車免許所有
- 13 大型免許を取得する際の注意点
- 14 取り回しが難しい
- 15 体力や筋力が必要
- 16 盗難のリスクが高い
- 17 先に普通二輪免許を取得した方が良い
- 18 筋力を一定に保っておく
- 19 免許取得後におすすめの大型バイク
- 20 スズキ SV650
- 21 ホンダ レブル500
- 22 ホンダ CB650R
- 23 まとめ
- 24 関連
バイクの大型自動二輪車免許とは
バイクに乗るために必要な免許には、排気量に応じていくつかの種類があります。
その中でも、大型バイクを運転するために必要な免許は大型自動二輪車免許です。
免許を取得するためには、高い運転技術と知識が求められます。
以下では、大型自動二輪車免許の概要と、免許取得までの流れについて詳しく解説していきます。
バイクの大型自動二輪車免許とは
バイクの大型自動二輪車免許とは、排気量が400ccを超えるバイクを運転するために必要な免許です。
大型バイクは重量が重く、高速走行時の安定性も求められるため、しっかりとした技術と知識を身につけることが重要です。
バイクの免許を一切持っていない状態から、いきなり大型自動二輪車免許を取得することは可能です。
しかし、いきなり大型自動二輪免許を取得するには、すでに普通自動二輪免許を取得している方より、多くの時間を要します。
合宿であれば最短で16日、通学であれば2か月程かかるでしょう。
また、大型バイクは普通二輪と比べて、重さやパワーなどに大きな差があるので、免許未保持の方がいきなり大型自動二輪免許を取得するのはハードルが高いです。
したがって、大型自動二輪免許を取得するのであれば、普通自動二輪免許を取得してからのほうがスムーズに教習を進められるでしょう。
大型免許の種類
バイクの大型免許には、主に2つの種類があります。
ひとつは「大型自動二輪車免許」、もうひとつは「AT限定大型自動二輪車免許」です。
それぞれの免許の特徴や違いを理解することは、自分に合った免許を選択する上で重要になります。
以下では、それぞれの免許の概要について詳しく解説していきます。
大型自動二輪車免許
大型自動二輪車免許は、排気量が400ccを超える、マニュアルトランスミッション(MT)車とオートマチックトランスミッション(AT)車の両方を運転できる免許です。
大型自動二輪車免許では、クラッチ操作やギアチェンジなどのMT操作に関する技能が求められるため、より高度な運転技術が必要とされます。
AT限定大型自動二輪車免許
AT限定大型自動二輪車免許は、排気量が400ccを超えるAT車のみを運転できる免許です。この免許は、MT操作が不要なため、大型自動二輪車免許と比べて取得が容易であるといえます。
ただし、AT限定大型自動二輪車免許ではMT車を運転することができないため、将来的にMT車の運転を考えている方は、大型自動二輪車免許の取得の検討が必要です。
AT限定大型自動二輪車免許は、MT車操作に不安がある方や、AT車のみを運転する予定の方に適しています。
大型免許の取得方法と取得条件
大型自動二輪車免許を取得するには、いくつかの方法と条件があります。
ここでは、大型自動二輪車免許の取得方法として「教習所で取得する方法」と「合宿で取得する方法」の2つを紹介していきます。
さらに、年齢や身体的条件などの取得条件についても解説していきます。
2つの取得方法
大型自動二輪車免許を取得する方法は、主に2つあります。
ひとつは、地元の教習所に通って取得する方法です。
この方法では、自分のペースで学習を進められる利点がありますが、通学に時間がかかる場合があります。
バイクの運転が初めての方やほかのスケジュールと一緒に進めたい方などにおすすめです。
もうひとつは、合宿で取得する方法です。
合宿では、短期間で費用を抑えつつ免許を取得できますが、拘束時間が長くなります。
免許合宿は最低でも1週間〜2週間程必要になるので、長期休暇が取りづらい社会人にはあまりおすすめできません。
短期間で免許を取得したい方や費用を抑えたい方、学生などにおすすめです。
自分のライフスタイルや予算に合わせて、適した方法を選ぶことが大切です。
取得条件
大型自動二輪車免許を取得するには、いくつかの条件を満たす必要があります。
まず、年齢は18歳以上が受験資格を有し、視力は両目で0.7以上が必要です。
身長に制限はありませんが、車両を安全に操作できる体格が求められます。
大型免許の取得に必要な費用と日数
大型自動二輪車免許を取得するには、一定の費用と日数が必要です。
しかし、その費用と日数は、現在保有している免許によって異なります。
ここでは、免許未所有の方、原付免許や小型特殊免許を所有している方、普通二輪免許MT所有の方、そして自動車免許所有の方に分けて、それぞれの取得に必要な費用と日数を解説します。
免許未所有・原付免許所有・小型特殊免許所有
免許を持っていない方や、小型特殊免許・原付免許のみを所有している方が大型自動二輪車免許を取得する場合、技能・学科教習ともに多くの時間を要します。
技能教習は合計36時限、学科教習は合計26時限が必要です。
費用は教習所への通学で約24万円前後、合宿の場合は約21万円前後になります。
日数は通学で18日〜40日、合宿で最短15泊16日ですが、検定の状況によってはさらに時間がかかる可能性があるでしょう。
普通二輪免許MT所有
普通二輪免許(MT)をすでに所有している方は、学科試験が免除され、技能試験のみ12時限の履修が必要になります。
費用は通学・合宿ともに約10万円前後で、取得までの最短日数は合宿で5泊6日です。
ただし、普通二輪のAT限定免許所持者は、技能教習が合計20時限必要となります。
自動車免許所有
自動車免許(普通自動車免許、中型自動車免許、大型自動車免許など)を所有している方は、学科教習の多くが免除されます。
技能教習は合計18時限、学科教習は第二段階で1時限のみ必要となり、費用は通学で約16万円以上、合宿で約19万円以上かかるでしょう。
日数は通学で約16日〜1か月、合宿で最短13泊14日です。
大型免許を取得する際の注意点
大型自動二輪車免許を取得する際には、いくつかの注意点があります。
大型バイクの特性や運転技術、体力面での要件など、事前に理解しておくことが大切です。
ここでは、大型免許取得の際に留意すべき点について解説していきます。
取り回しが難しい
大型バイクは、普通二輪車と比べて重量があり、車体も大きいため、取り回しが難しいという特徴があります。
特に、低速での運転や駐車時の取り回しには注意が必要です。
バランスを保ちながら、スムーズに運転できるようにするには、十分な練習が必要になります。
教習所では、こうした大型バイク特有の運転技術を身につけることが可能です。
体力や筋力が必要
大型バイクを運転するには、ある程度の体力と筋力が求められます。
重量のある車体を支え、コントロールするためには、特に脚力と腕力が必要です。
長時間の運転では体力的な負担も大きくなるため、日頃から体力づくりを心がけておきましょう。
盗難のリスクが高い
大型バイクは高価な車両であるため、盗難のリスクが高いという特徴があります。
免許を取得した後は、盗難防止のための対策を講じることが重要です。
セキュリティシステムの導入、盗難保険への加入などを検討しましょう。
先に普通二輪免許を取得した方が良い
大型自動二輪車免許を取得する前に、まず普通二輪免許を取得しておくのがおすすめです。
普通二輪車の運転経験を積むことで、二輪車の基本的な運転技術や交通ルールを身につけることができます。
この経験が、大型バイクの運転にも活かされ、スムーズに免許取得に進むことができるでしょう。
筋力を一定に保っておく
大型バイクを運転するには、一定の筋力が必要となり、脚力と腕力は重要になります。
日頃から筋力トレーニングを行ったり、全身的な運動を取り入れたりすることで、筋力を維持・向上させておくことが大切です。
筋力が不足していると安全な運転に支障をきたす恐れがあるため、注意しましょう。
免許取得後におすすめの大型バイク
大型自動二輪車免許を取得したら、いよいよ憧れの大型バイクに乗ることができます。
しかし、初心者の方にとっては、どのバイクを選べば良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。
ここでは、免許取得後におすすめの大型バイクを3つ紹介していきます。
スズキ SV650
ホンダのCBR650Rは、649ccの直列4気筒エンジンを搭載し、レーシーなフルカウルデザインが特徴的なスポーツバイクです。
近年、ミドルクラスのスポーツバイクではツインエンジンが主流になってきていますが、CBR650Rは直列4気筒エンジンを採用することで、高回転域での爽快な伸びとパワーを実現しています。
スリッパー機能付きアシストクラッチを装備しているため、クラッチ操作が非常に軽く、シフトダウン時のショックも和らげてくれるでしょう。
ホンダ レブル500
ホンダのレブル500は、人気の軽二輪モデル「レブル250」をベースに、471ccの水冷2気筒エンジンを搭載したアメリカンスタイルのバイクです。
レブル250と同じく、非常に低いシート高(690mm)を実現しており、足つき性に優れています。
ホンダのレブル500は、アメリカンスタイルのデザインと、扱いやすさを兼ね備えたミドルクラスのバイクとして、幅広いライダーから人気を集めています。
特に、初心者や女性ライダー、身長が低めのライダーにおすすめできる1台です。
ホンダ CB650R
CB650Rは、直列4気筒エンジンを搭載し、街中でもスムーズな加速とキビキビとした走りを楽しむことができます。
また、ストリートファイターに近いライディングポジションは、コーナリング時の操作性にも優れているのが特徴です。
シート高は810mmと大型バイクの中では比較的低めで、4気筒エンジンによる車体の幅も気にならないほど足つきが良く、大型バイクの楽しさを存分に楽しめる1台になっています。
まとめ
大型バイクはライダーにとって憧れでもあり、バイク好きにとっては一つの目標でもあります。
この記事では、免許の取得方法や大型免許の取得直後におすすめの3台をご紹介していきました。
しかし、大排気量のバイクを扱うには、それ相応の技術と責任が求められます。
安全運転を第一に、ライディングスキルを磨いていくことが大切です。
大型バイクには魅力的なモデルが多くありますが、代表的なメーカーとして「ハーレーダビッドソン」があります。
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