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ハーレーダビッドソンの新車の納期はどれぐらい?納期がかかる人気車種も紹介!
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ハーレーダビッドソンの新車の納期はどれぐらい?納期がかかる人気車種も紹介!

ハーレーダビッドソンを購入する際、一般的な納期は3週間前後と言われています。

しかし、昨今のコロナ禍、半導体不足、ウクライナ情勢などの影響で、未だハーレーダビッドソンの新車は手に入りにくい状況が続いています。
そして、その納期は数か月から1年もかかる場合もあります。

本記事では、ハーレーの納車までの手続きや、具体的にどれくらいの納期がかかるのか、納期が長引きやすいのはどの車種なのか等をご紹介していきます。

後半には納期を早める方法も紹介していきますので、ぜひ購入前の参考にしてください。

ハーレーダビッドソンの契約から納車までの手順

まずはハーレーダビッドソンが納車されるまでの手順を確認しておきましょう。

大まかな流れは、契約→ナンバー取得→整備・点検→納車となります。
この手順を効率よく行うことで、納期を早めることができます。

契約時に必要なもの

契約したい車両が決まったら、以下のものを準備して契約手続きを行います。

・運転免許証
・認印(シャチハタ不可)
・住民票の写し(発行から3か月以内のもの)
・任意保険の保険証券(乗り換えの場合)
・現金もしくは支払い銀行口座が分かるもの

このような準備物を一度の来店で準備して提出することで、時間的なロスや手間を減らすことができ、納期が早まります。

また、ローン契約であれば審査が必要になる場合もあるため、本契約前に仮審査を受けておくことをおすすめします。
ハーレーダビッドソンには、株式会社ジャックスが提供する「HARLEYスタンダードプラン」という専用ローンがあり、頭金0円で最長150回払いまで選択が可能です。

HARLEYスタンダードプランのローンシュミレーションはこちら

新規車検とナンバー登録手続き

自動車の場合は、初回車検は書類のみで済みますが、ハーレーの場合は新車でも中古車でも必ず陸運局に持ち込んで検査を受け、車検を取得しなければなりません。

この車検の前に、届いたハーレーを点検・整備・カスタムすることが多いようです。
希望するカスタムが多い場合はここで時間がかかり納期が延びることになります。

その後、名義登録を行ってナンバーを取得します。
納車までに一番時間のかかるのがこれらの手続きです。

納車までに準備したほうが良いもの

契約から納車されるまでの期間を有効利用するため、ハーレーが届く前に備品を揃えておくと、購入後すぐにツーリングに出かけることができます。
特に以下のバイクグッズはハーレーを所有するにあたって必須となりますので、納車前に準備しておきましょう。

・ヘルメット

ハーレーダビッドソンのような高級バイクとなると、ヘルメットもそれに見合うレベルのものでなければ他のツーリング仲間と比べて見劣りしてしまいます。

ハーレーダビッドソン公式通販サイトでは、純正のアメリカンなデザインのヘルメットが販売されています。ヘルメットとしてはかなり高額ですが、ハーレーユーザーとしてはぜひとも手に入れたいアイテムのひとつです。

・バイクグローブ

冬季の運転時にはもちろんのこと、転倒時や飛び石からも守ってくれるバイクグローブは、長距離ツーリングが多いハーレーにとっては必須装備のひとつとなります。
ハーレーダビッドソン純正であれば15,000円前後と高額ですが、一般的には5,000円以下で買えるものがほとんどです。

・ライディングジャケット

ハーレーのような長距離ツーリング向けのバイクでは、万が一の事故や転倒時に身体を保護してくれるプロテクター付きのライディングジャケットが必要不可欠です。
バイク用品の中でも高額な装備になりますが、安全のため、また運転中のファッション性のため、自身で納得いくものを選びましょう。

・バイクカバー

ハーレーダビッドソンを所有する方々は、バイクを愛し大切にしている方がほとんどでしょう。
そんな方々にとって、愛車は決して野ざらしにはできない存在です。

劣化防止・盗難防止のためにも、バイクカバーを事前に購入してハーレーを守る環境を作っておきましょう。

・盗難防止ロック

バイクの盗難件数はバイクそのもののセキュリティが高くなった影響で、年々減っています。
しかし、ハーレーダビッドソンはバイクの中でもひときわ目立ち、リセールバリューも高いため、窃盗被害の対象になりやすいです。

近年では指紋認証型のディスクロックなども販売されているので、納車前に盗難対策はしっかりと準備しておいたほうがよいでしょう。

納車までにかかる期間

在庫がある車種であれば、契約から約1週間で転倒に車体が届き、そこから簡易的な組み立て、納車前点検やカスタムを行う期間が約1週間、納車準備や日程調整をし、約3週間で納車されるという流れになります。

しかし、すぐに売切れてしまう人気車種や、絶版となっているヴィンテージハーレーにおいては入庫に数か月かかったり、ヴィンテージであれば修理・点検に専門的な知識と経験が必要となるため、おのずと納期がかかりがちになってしまいます。

では、納期がかかりやすい車種とはどのような車種なのでしょうか?

納車に時間がかかる車種とその理由

納車に時間がかかるのは毎年発表される新型の中でも特に人気で在庫が品薄な車種、絶版車で手に入りにくく、部品供給がないため整備に時間がかかってしまうヴィンテージハーレー、カタログカラーなどの特定のボディカラーの車体などです。

この項では、それらの内容を具体的に紹介していきます。

納車に時間がかかる車種とは?

新車のハーレーはどれぐらい納期がかかるのか、東京の正規ディーラーが発表したデータを参考にして見ていきましょう。

<2022年の人気車種納期>
スポーツスターXL1200X フォーティエイト:発売後約1か月で完売
ソフテイルスタンダード:6か月以上
ロードキング:6か月以上
ストリートグライドST:6か月以上
スポーツグライド:2か月~4か月
ローライダーST:6か月以上

スポーツスターは最も人気が高く発売からわずか1か月で完売し、手に入らないと言われていました。
その他の車種も2~3か月、人気車種では半年以上も納期がかかるモデルがあります。

2023年はコロナ禍も落ち着きバイク需要もおさまってきたとはいえ、2022年同様に納期がかかる可能性は十分にあります。

海外製造のため輸入に時間がかかる

ハーレーダビッドソンはアメリカのペンシルベニア州ヨーク工場、ウィスコンシン州ミルウォーキー工場、ミズーリ州カンザスシティ工場、ブラジルのマナウス工場、タイのラヨーン工場の5つの拠点で製造されており、日本国内には製造拠点がありません。

2022年以降、日本に輸入されるハーレーはCVOとトライクを除いた車種の全てがタイのラヨーン工場で製造されており、工場から港へ運搬され、そこから海を渡って国内のディーラーに届くまで時間を要するためどの車種でもある程度納期がかかってしまいます。

納期がかかる条件とは?

新車であれば、ボディカラーに大きく納期が左右されます。
ブラック系カラーの在庫は潤沢にある一方で、個性的なカラーは生産量が少なく、すぐに品薄になってしまいます。(一部ブラックが人気で品薄なモデルもあります)
上記で紹介した納期が6か月かかる車種の中でも、カラーによっては即納できる場合がありますので諦めずにディーラーに在庫確認してみてはいかがでしょうか。

中古車で探す場合はヴィンテージハーレーと呼ばれる、旧車として人気が高いモデルは納期が1年以上、長ければ2年待ちとなる場合もあります。
これはヴィンテージハーレーを整備できる整備士が少ないことと、部品が希少なため納車前整備に時間がかかることが理由です。

ハーレーダビッドソンの納期を早めるにはどうすればいい?

このようにハーレーダビッドソンは車種によって数か月、長いものでは1年近く納期がかかってしまいます。
では、春や秋のハイシーズンのツーリングに間に合うように納車してもらうにはどうすればよいか、具体的な方法をご紹介していきます。

ディーラーの店頭在庫から選ぶ

自分好みのボディカラーやカスタムにこだわると納期がどんどん長くなってしまいますが、ディーラーの店頭在庫から選べば注文してから転倒に届くまでの時間が無く、最短で2週間ほどで納車が可能です。

納期を理由にハーレーを買うことを迷っている方は、一度正規ディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか?思わぬ発見や、別の車種の魅力に気付く良いきっかけになるかもしれません。

各地域のハーレーダビッドソン正規ディーラーはこちら

早期予約する

ハーレーダビッドソンには「早期予約」という、まだ未発表の来期モデルをあらかじめ予約できる制度があります。
早期予約には店舗によって3万円~5万円の予約金が必要となり、その予約金は来期モデルが発表され正式に契約となった際には頭金として車両代に充当されます。

また、来期モデルが気に入らなかった場合、キャンセル時は全額返金してもらえるので非常にお得な制度となっています。

早期予約をしなかった方は4~6か月待ちなのに対し、早期予約で購入した方は1か月で納車できたという事例もありますので、狙っている車種があればディーラーに相談することをおすすめします。

前年度モデルから選ぶ

ハーレーダビッドソンのバイクは毎年モデルチェンジが行われるため、市場には常に前年度モデルの在庫が流通しています。

そのため希少なヴィンテージハーレーや、人気により品薄になっている新型よりも納期が早く、時期によっては30万円分のカスタムパーツサービスなど、実質的な割引も行われています。

金額的にも納期的にも、前年度モデルから選ぶとお得に乗り出せるのは間違いありません。

2022年度モデル一覧はこちら

カスタムは後日にする

在庫状況に関係なく、カスタムが増えれば増えるほど納車に時間がかかるのは言うまでもありません。
納車前に一度にカスタムしてしまうのではなく、まずは乗り出して少しずつカスタムを楽しむという方法を取れば、カスタムにかかる時間がなくなり納期を早めることができるでしょう。

まとめ

新車のハーレーダビッドソンの納期は主に車種とボディカラーに大きく左右され、長いものでは半年以上も納期がかかりますが、契約の際の手続きを効率よく行ってカラーやカスタムなどを考え直せばより早く憧れのハーレーが手元に届くはずです。

契約前にはしっかりと納期を確認し、ツーリングの約束に間に合うよう納車の段取りをしておきましょう。