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ハーレーダビッドソンカスタムスタイルの種類を紹介!車検の注意点も併せて解説
ハーレーダビッドソンをカスタムしようと検討中で、どのようなスタイルにするか迷っていませんか?
ハーレーにはたくさんのカスタムスタイルがあり、大きく特徴が異なるため好みにカスタムできます。
本記事では、カスタムのスタイルの種類と特徴を解説したり、乗り心地をよくするためのカスタムをご紹介していきます。
目次
ハーレーダビッドソンのカスタムスタイルは5種類
ハーレーダビッドソンのカスタムスタイルは全部で5種類あります。
それぞれ特徴や雰囲気が大きく異なるため、どのスタイルが好みなのか考えてみましょう。
【カスタムスタイル1】チョッパー
「切り捨てる」の意味がある「チョッパー」が名前についているとおり、各パーツがシンプルです。
定番のカスタムとして「ロングフォーク」があります。
これは、フロントフォークをできる限り長くしたスタイルです。
ただし、長すぎるとコーナリングの操作が難しくなるため、やりすぎには注意です。
【カスタムスタイル2】ボバー
チョッパースタイルからさらに走りに重きを置いたカスタムです。
フェンダーが短く、ハンドルがチョッパーと比べて低めなのが特徴です。
1980年代に突入し人気が落ちたものの、再び2000年以降のカスタムブームでトレンド入りしています。
その結果、レトロカスタムの一つとして注目されるようになりました。
【カスタムスタイル3】バガー
バガーは「バッグ」を意味しています。
スタイル名にも入っているとおり、収納バッグを搭載しているカスタムです。
ただし、レザーバッグといったクラシカルさのあるバッグをカスタムに使用した場合はバガーに該当しません。
バガースタイルに該当するのは、樹脂製のサイドケースを使用したものです。
加えて、昔からあるハーレーのスタイルを現代風にアレンジしたウルトラやエレクトラグライドもバガーに該当します。
【カスタムスタイル4】フリスコ
チョッパーから派生した、サンフランシスコのストリートを駆け抜けるようなイメージで誕生したスタイルです。
渋滞のなかで車にミラーがあたらない、また縁石にぶつからないような設計になっています。
渋滞のなかでバイクを運転することが多い方におすすめです。
【カスタムスタイル5】クラブスタイル
フリスコの要素にスポーティーさをさらに追加したカスタムで、ビキニカウルを装着しています。
クラブスタイルにするうえで外せないのが「エキゾースト」です。
パフォーマンス・ルックス・サウンドが揃ったステンレス製のエキゾーストを用いるのが流行しています。
ハーレーダビッドソンの乗り心地を良くするためのカスタム
ハーレーダビッドソンの乗り心地を良くするためのカスタムをご紹介していきます。
エンジンからの熱をシャットアウトするカスタム
ハーレーダビッドソンは、エンジンからの発熱が強く、足元に熱さを感じることが悩みのタネです。
特に、夏場はアスファルトからの熱も加わるため、地獄のような熱さを感じます。
熱さを抑えるカスタムには、ポリカーボネイトで製造されているサドルシールドを用います。
耐熱性や熱伝導率の低さに優れているのはもちろんのこと、耐衝撃性や耐久性にも優れているのが特徴です。
お尻の痛みを解消するカスタム
ハーレーダビッドソンに乗っていて生じやすい悩みは、長距離運転のお尻の痛みです。
シートが硬いのに加え、横幅が広すぎるためお尻への圧迫感が強かったり、シートの厚さが体に合わない場合があったりします。
これらの要素でお尻が痛くなるため、以下のようにカスタムがおすすめです。
・ゲルが入っているシートに変更する
・シートの厚みや横幅が異なるシートに変更する
シートの形状は、フラットで薄めが人気です。
ただし、薄すぎてもお尻が痛くなるため気をつけなければなりません。
サイドスタンドをスムーズに出すカスタム
ハーレーの車種によってはサイドスタンドが出しにくいものがあります。
代表的なものでいうとスポーツスターです。
スタンドを出しやすくする方法として、サイドスタンドエクステンションを取り付けるカスタムがあります。
もともと女性に向けて作られたパーツでしたが、老若男女関係なく使用されています。
肩こりを解消するハンドルのカスタム
ハンドルのまでの距離があり、肩こりや背中・腰の痛みを訴える方がいます。
デザインを重視してカスタムをする方もいますが、重さや位置によって操作性が大きく異なります。
ハンドルの形状は複数のタイプがあるため、店員と相談しながら決めるといいでしょう。
ウィンカーが届くようにするカスタム
ハーレーダビッドソンをはじめ、大型バイクは親指がウィンカーに届かないケースがあります。
このような悩みには、クリアキン製品の「ターンシグナル エクステンションキャップ」や、その類似品をつけることで解決できます。
フットペグを近づけるカスタム
フットペグが遠く、楽な姿勢がとれないと悩んだときは、カスタムで解決できます。
ステップの位置を近づけるキットを装着する、幅のあるステップに変更するといった方法が有効です。
ブレーキペダルを近づけるカスタム
ブレーキペダルが遠いと感じている方は、近づけるカスタムで解決できます。
具体的には、ショートブレーキアームに取り替えたり、シートを交換したりする方法があります。
自分だけの一台を作りたい場合はスポーツスターがおすすめ
自分だけの一台を作りたい場合はスポーツスターがおすすめです。
その理由とスポーツスターの特徴を解説していきます。
スポーツスターがおすすめな理由
スポーツスターをおすすめする理由は、選択できるカスタムスタイルが豊富なことにあります。
カフェレーサーやチョッパーなど好みのスタイルを選べるだけでなく、カスタムパーツも豊富です。
世界で一つしかないオリジナルカスタムを作りたい方は、スポーツスターがおすすめです。
スポーツスターの特徴
スポーツスターの特徴は以下の3つにあります。
・取り回しがしやすい
・お手頃な価格
・多種多様なモデル
では、一つずつ解説していきます。
取り回しがしやすい
スポーツスターは比較的誰でも乗りこなしやすいサイズです。
加えて、重量も軽量化されているため、小柄な体格でも取扱いしやすい傾向です。
お手頃な価格
ハーレーダビッドソンは輸入バイクであることもあり、高額である傾向です。
2024年の現行モデルも最も手が届きやすいモデルでも200万円近くします。
しかし、スポーツスターは手が届きやすい価格で販売されているため、購入を検討しやすい傾向です。
多種多様なモデル
スポーツスターは、エンジンマウント、排気量、見た目のデザインの違いなどラインナップが豊富です。
カスタムの方向性によってモデルを選択することもでき、選ぶ楽しさがあるのも魅力です。
カスタムする際は車検に注意!
カスタムをする際は、以下の部品に気をつけるべきです。
・ミラー
・タンデム
・オイル関連のパーツ
・ライト
・リフレクター
上記のパーツは、知らず知らずのうちに車検に通らない仕様にカスタムしてしまうことがあります。
【要注意パーツ1】ミラー
ミラーは、車検に適合する条件として以下があります。
左右にミラーをつける
直結78mmの円が収まる形状
ハンドル中心からミラーの中心が280mm以上離れている
社外品でも上記の条件に合うものは適合できるため、該当するものを選びましょう。
【要注意パーツ2】タンデム
タンデムをつけると二人乗りになります。
しかし、もともとのバイクの定員は決まっています。
もともと1人乗りの場合は定員オーバーで違反になるため、注意しなければなりません。
【要注意パーツ3】オイル関連のパーツ
オイル関連のパーツはドレンホース、エンジンヘッド部、フロントフォークがあります。
カスタムするとすればフロントフォークになるが、オイル漏れを起こしやすい箇所であるため注意しなければなりません。
なお、オイル漏れすると車検に通りません。
【要注意パーツ4】ライト
ライトが切れたり光軸がずれていたりすると車検に通りません。
カスタムする際は、車検が通るように光軸に気をつけましょう。
【要注意パーツ5】リフレクター
リフレクターが車検に通る条件は以下のとおりです。
・反射部の中心が地上1.5m以下になるよう取り付ける
・リフレクターのサイズが10平方センチメートル以上あること
・赤色に発光するものを使うこと
後付けする場合は、上記に該当するものを探しましょう。
まとめ
カスタムのスタイルは5種類あります。ただ、種類があるだけに悩んでしまう方もいるでしょう。
その際は、自分だけの一台をスポーツスターで作る方法もあります。
チャンピオン76では、カスタムパーツの購入やバイクの購入が可能です。
ハーレーダビッドソンも取り扱っているため、興味のある方はぜひご来店ください。
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