カスタム済みのバイクは高く買い取ってもらえる？

買取情報

カスタム済みのバイクは高く買い取ってもらえる？

カスタム済みのバイクは高く買い取ってもらえる？

カスタムをしたバイクはどのくらいで売れるのか、安く見積もられてしまうのではないか、そんな不安を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。
事前準備をしっかりと行うこと、査定に出すお店を慎重に選ぶことで、相場もしくはそれ以上で売却できる可能性があります。例えば、Amazonに買い取ってもらうか、カスタムバイク専門店に買い取ってもらうかでは、大きく価格差が出てくるでしょう。後者の方が信頼して売却できるはずです。
本記事では、高く買い取ってもらうためのポイントを徹底解説していきます。

カスタムバイクでも買取してくれる！

カスタムバイクでも高価買取は可能です。
しかし、どんなカスタムでもOKということではありません。
カスタムをした側としてのマナーも当然あります。
お店によって、査定が変わることもあるので事前確認が必要です。
下記では高価買取の3つのポイントを説明していきます。

・ノーマル（カスタム前の状態の）パーツも持っている
・複数社へ見積を取っておく
・違法改造ではない
それでは、ポイントの理由と詳細を解説します。

必ずノーマルパーツも持っておく

1つ目のポイントは、「ノーマルパーツも持っておくこと」です。
要は、バイクが初期状態に戻せる状態であるのか否かが査定金額を左右します。
ノーマルパーツがあれば、カスタムしている状態でも、していない状態でも販売することができます。
カスタムせず販売し、余ったカスタムパーツを単品の商品として出すことも可能です。
どれだけお店側のメリットを残せるかは非常に大切になってきます。
しかしそんな中、カスタムバイクが有利になる例もあるようです。
例えば、バイク専門店が正しい方法でカスタムした場合。
カスタムによってとがった特徴が、販売しているお店が好む方向性なのであれば、高価買取も期待できます。

複数社へ見積を取っておく

2つ目は、「複数社への見積をとること」です。
なぜなら、カスタムの知識に富んでいるお店がある一方で、乏しいお店もあるからです。
一番気を付けてほしいのは、カスタムの良さが理解されず、安く査定されるお店で売ってしまうことです。
カスタムパーツを専門的に取り扱う店舗など知識が豊富なお店選びが重要になります。
また、上述でもある通り、カスタムへの理解がされていても、お店のカラーに合わない可能性も十分にあり得ます。
この2つのリスクを回避するために、複数社への見積を忘れないでください。
そして、できるのであれば、店長と直接話をして交渉してみる、ネットの相場などと比較をして相談するなどして価格を見直してもらうこともしていきましょう。

もちろん、違法改造はダメ！

3つ目は違法改造をしないことです。
買取をしてもらえたとしても、査定金額が低くなる可能性が高いです。
戻せるところはできるだけ元の状態に戻しておくことが高価買取のポイントになるでしょう。

高く買い取ってもらうためのポイント

上述では買取の際のきわめて重要なところを解説させていただきました。
ここからは、より高く買い取ってもらうために意識すべき点を紹介します。
以下の4つまで含めて気を付けていただければ、高く査定してもらえる確率は上がるでしょう。
すべきことが多く大変ですが、一つひとつクリアしていきましょう。

「正しく」カスタムをしておくこと

違法なものは控えるべきですが、正しいカスタムをすることで市場から求められることは少なくないです。
例えば、おしゃれさを重視した、デザイン性の優れたカスタム。
走っていてカッコイイ、他の人と被っていないという理由からたくさんの方に人気があります。
そうなると、お店側も多少お金を多く払ってでも買い取りたいという気持ちになりやすいでしょう。
他にも、走りやすくするためのカスタム、有名ブランドのパーツを使用したカスタムなども、好まれます。
つまるところ、お客様から欲しい！と思われる違法でないカスタムだと、高く買い取ってもらえる確率が高くなるということです。

カスタム車両の知識が豊富なお店を選ぶ

やはり、お店側の知識の深さは非常に大切です。
現在はインターネットがあり、誰もが簡単に情報を得られる時代です。
お店のスタッフさんよりも、お客さんのほうが知識を持っていることは珍しくありません。
そのため、高く売れるはずが、全く予想外の金額で査定されてしまうこともしばしばあります。
それでは、どうすれば知識が豊富なお店を選ぶことができるのか。
結論、たくさんのお店にあたるのが、一番の安全策です。
あたるとはいっても、実際に足を運ぶと時間がかかってしまうので、電話でもいいでしょう。
とにかく、行ける範囲のお店に連絡して、現在の状態を伝えます。
そして、アピールできるポイントを話してみます。
それだけでも、カスタムバイクを受け付けているのか、受け付けていないのかの判断ができるでしょう。

パーツの値段やメーカーをアピールする

カスタムの知識に乏しいスタッフさんの対応だと、パーツに対しての価値がわからず、純正のバイク相場だけを基準に査定金額を付けてしまう事もあります。
そんなときには、しっかりと「このパーツは価値あるものである」と伝えること、アピールすることが重要となります。
買取店はパーツのみでも販売をしているところや、オークションに出していることが多いので、高く売れるものは手に入れたいと思うはずです。
良いものだと分かれば、適正価格で査定してくれることがほとんどでしょう。
交渉するのは勇気がいりますが、「このパーツは良いものであることを教えてあげる」くらいで持ちかけると楽な気持ちでアピールができます。

キチンと手入れをしておく

当たり前ではありますが、日々の手入れでできるだけよい状態に保っておくことも大切です。
スポンジとシャンプーを使用して、洗車をすること。
定期的にワックスがけをしてコーティングをし、汚れにくくすること。
サビてしまいやすいところをサビ取り剤でキレイにすること。
日頃のメンテナンスで、気持ちよくバイクに乗れるうえ、高く買取をしてくれます。

また、専門店で見てもらうのも時には必要です。
キチンと手入れをすることを習慣にしておくのがおすすめです。

売れるカスタムと売れないカスタム？？

ここまでは、カスタムバイクを買取してもらう際の基本事項を解説させていただきました。
その中で、カスタムパーツでも高く売れるものもあるとお伝えしています。
「どんなものが高く売れるのか」と気になる方に向けて、売れるカスタム・売れないカスタムの紹介です。
少しマニアックですが、知っていて損はないのでぜひ見ていただけますと幸いです。

高価買取確率が高いバイクカスタム

有名ブランドメーカーのカスタム

「有名ブランド」といっても、あまり知られていないことがほとんどです。
参考までに、「高級なパーツブランド」の一部は以下の通りです。

・マルケジーニ
・オーリンズ
・ブレンボ
・モリワキ
・ヨシムラ

他にもたくさんあるので、売却の検討をしている方は、ネットで検索をしてみましょう。

人気だったのに絶版になってしまったパーツを使ったカスタム

バイクのカスタムに限らず、人気があったのに生産がストップしてしまったものの価値は高くなるでしょう。
生産された数が少なければ、より希少価値が上がります。
ただし、査定をしてくれるスタッフがこのパーツを知らないと、安く見積もられてしまう可能性もあるので気を付けてください。

パニアケース等の積載カスタム

パニアケース等の積載カスタムは、他と比べると安定して高価買取をしてくれます。
ノーマルの状態でついていたもの、車種に合うように生産されたパニアケースは、とても人気があるため高価買取のポイントとなる可能性が高いです。

高価買取確率が低いバイクカスタム（買取してもらう際の注意点）

ノーブランド品のカスタムパーツ

有名ブランドと比較すると、ノーブランド品での信頼は少し衰える可能性があります。
なぜなら、製品にブランドがつくことで「機能を保証する」という安心材料の側面を持っているからです。
ノーブランド品には保証がありません。
それでも、そのノーブランドのパーツでバイクの機能が増しているなら話は別です。
ノーマルパーツと併せて売却することで、多少の価値がつくこともあります（ダメならノーマルパーツに戻せるため）。

グリップヒーターやETC等の少額カスタム

少額のカスタムは残念ですが、ほぼプラスにならないと思っておくのが無難です。
購入するときは、積み重なると嫌な額のアイテムですが売却のタイミングではあってもなくても変わらないそう。
あまり期待しないでおきましょう。

中華製カスタム

中華製のカスタムについては、売れないことがほとんどです。
むしろ、バイクの価値を下げてしまうこともあります。
バイクは事故を起こしてしまうと命に関わるもの。リスクは最低限に抑えるのが大切です。

まとめ

当記事では、主にカスタムをしたバイクをできるだけ高価格で売却するための方法を解説させていただきました。

・初期の段階のノーマルパーツをそろえておく
・複数社への見積をする
・自信のあるパーツに対してはアピールをする

核となるのはこの3つのポイントですので、しっかりと抑えておいてください。
また、カスタムパーツを専門的に取り扱っているお店で買取をしてもらうことがおすすめです。
まずは信頼できるお店選びから始めてみてください。