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バイクのパンク修理を依頼できる業者と費用を紹介!自分で修理する方法も解説
バイク走行中に突然タイヤがパンクしてしまったら、焦ってしまいますよね。
どこで修理すればいいのか迷う方も多いでしょう。
本記事では、バイクのパンク修理を依頼できるおすすめの業者や、費用を詳しく紹介します。
また、出先でのトラブルに備えて、自分でパンク修理する方法もご紹介します。
ぜひ最後まで読んで、万が一に備えましょう。
目次
バイクのタイヤがパンクする原因と症状
バイクのタイヤは、突然パンクすることがありますが、その原因はさまざまです。
また、パンクした際の症状もタイヤによって異なります。
ここでは、パンクの具体的な原因とその症状を紹介します。
バイクのタイヤがパンクする原因
バイクのタイヤがパンクする原因は、主に以下の4つです。
- 強い衝撃がかかる
- 尖ったものが刺さる
- タイヤの劣化
- 空気圧が下がっている
強い衝撃や尖ったものが刺さる場合は、外部から何かしら与えられたものです。
一方、ゴムの劣化や空気圧不足は、メンテナンス不足が原因です。
タイヤの種類ごとに異なるパンクの症状
バイクのタイヤは「チューブタイヤ」と「チューブレスタイヤ」の、どちらかが装着されています。
そして、バイクのパンクの症状は、この2つどちらを装着しているかで異なってきます。
それぞれ解説するので、確認しましょう。
チューブタイヤの場合
チューブタイヤは、タイヤの中にチューブが導入されており、周りは固いタイヤで覆われています。
通常であれば固いタイヤで守られているので、強い衝撃や鋭利なものが刺さっても簡単にパンクしません。
しかし、何らかの原因でチューブ部分に破損などが起こると、一気に空気が抜けるため、パンクした際はすぐに気づきます。
チューブレスタイヤの場合
チューブレスタイヤは、名前の通り内部にチューブが入っていません。
その代わりに、同様の役割を果たすインナーライナー(ゴムシート)が、タイヤに組み込まれています。
チューブレスタイヤの場合は、パンクがあっても一気に空気が抜けないため、パンクした後もしばらく走行できるのが特徴です。
バイクのパンク修理が依頼できる業者
バイクのパンク修理は、以下の業者に依頼できます。
- バイクショップ
- 工場併設ディーラー
- ガソリンスタンド
- タイヤショップ
- バイク用品などの専門店
- ロードサービス
バイクショップや工場併設のディーラー、バイク用品など、何かしらバイクの車両や商品を扱っているところなら、パンク修理を依頼できるでしょう。
また、簡単な修理であれば、タイヤショップでも引き受けてくれる可能性があります。
ガソリンスタンドは、修理を受け付けていないところが多く、依頼できても簡単なパンクの修理しかできません。
なお、JAFに加入している方や、ロードサービス付帯の保険に加入している場合は、ロードサービスが受けられます。
バイクのパンク修理にかかる費用と時間の目安
ここからは、パンクの修理にかかる費用と時間の目安を紹介します。
バイクのパンク修理にかかる費用
パンク修理にかかる費用の目安は、以下の表のとおりです。
バイクショップ | 2,000円~4,000円 |
工場併設ディーラー | 2,000円~6,000円 |
ガソリンスタンド | 2,000円~6,000円 |
タイヤショップ | タイヤの交換となるため、タイヤ本体や工賃 |
ロードサービス | 距離による |
基本的にどこに依頼しても、2,000円以上かかることがほとんどです。
タイヤショップの場合は交換となるため、タイヤ本体や工賃の値段によります。
バイクのパンク修理にかかる時間
バイクのパンク修理にかかる時間は、チューブタイヤかチューブレスタイヤかによって異なります。
- チューブタイヤ:15〜40分程度(1カ所)
- チューブレスタイヤ:10〜50分程度
基本的に、1時間以内には修理してくれるでしょう。
バイクのタイヤが走行中にパンクした際の対処法
バイクのタイヤがパンクするときは、突然起こることが多く、慌ててしまうことも多いでしょう。
もしもパンクした場合は、まず事故しないように路肩に移動させることが重要です。
ここでは、走行中にバイクのタイヤがパンクした際の対処法を紹介します。
①レッカーを手配して修理工場へ運ぶ
パンクが発覚した場合、走行可能なら自分で修理工場に運べますが、難しい場合はレッカーを手配しましょう。
もし、JAFに加入している方やロードサービス付帯の保険に加入している場合は、そちらに連絡することで無償で運んでくれます。
②自分で修理工場に問い合わせて修理をお願いする
パンクした場所がバイクショップの近くなら、自分で修理工場に問い合わせて、修理を依頼するのが良いでしょう。
ただし、バイクを押していく必要があるため、体力に自信のない方はレッカーへ依頼しましょう。
③パンク修理キットを使って自力で修理する
パンク修理キットを持参しており自分で修理できそうなら、安全な場所にバイクを停めて、修理しましょう。
ただし、修理キットは応急処置しかできないため、修理をした後は修理工場でも見てもらうことをおすすめします。
なお、自分で修理する場合も「チューブタイヤ」か「チューブレスタイヤ」によって異なります。
チューブタイヤの場合
チューブレスタイヤの場合は、修理キットパワーバルカを使って以下の手順で修理します。
- 異物をペンチなどで抜く
- 修理キットの目印シールを貼る
- スクリューリーマーの金属部分にエコセメントを塗布
- 目印シールを外し、スクリューリーマーを穴に合わせて右回りで挿入
- 引き上げと引き下げを3回ほど繰り返す
- 半分まで引き抜き、再度金属部分にエコセメントを塗りつつ刺し直す
- パワーバルカシールのフィルムを剥がす
- インサートニードルの先端に、左右バランスよくシールをセット
- パワーバルカシールにエコセメントをたっぷりと塗布
- スクリューリーマーを取り出す
- インサートニードルを穴にしっかりと押し込む
- 根元まで挿入できたら、インサートニードルを真っすぐ抜く
- パワーバルカシールを約3mm残して切断
- 空気を入れて終了
自力での修理は少し難しくなるため、知識がある場合にするのが良いでしょう。
前述していますが、修理キットは応急処置しかできないため、修理後は工場へ必ず持っていきましょう。
チューブレスタイヤの場合
チューブレスタイヤの場合は、タイヤウェルドを使って以下の手順で修理します。
- 異物が刺さっているか確認
- ペンチなどで異物を抜く
- タイヤウェルドを用意する
- タイヤの空気を挿入する口のキャップをとる
- 缶(ウェルド)をよく振り、付属しているホースの先端を注入口に入れる
- 上部の赤いストッパーを外す
- つまみをONにし、タイヤの空気が入るまで待つ
- 空気が入ったらOFFにしてキャップを取り付ける
以上の手順で完了します。
タイヤのパンクを防ぐには
タイヤのパンクを防ぐ方法も、確認していきましょう。
空気圧を一定に保つ
バイクの空気圧は、安全で快適な走行のために不可欠です。
空気圧は走行していると自然に減るため、定期的に空気を入れる必要があります。
空気圧が低い状態ではパンクが起こりやすくなるほか、燃費も悪くなるため注意しましょう。
ゴミが溜まりやすい場所は避ける
基本的にバイクは道の左端を走行しますが、道の端にはゴミや小石が溜まりやすくなっています。
場合によっては尖ったものが落ちていることもあり、踏むとパンクしてしまうので注意が必要です。
すり抜けする際も、端を走行する必要があるため、とくに注意しましょう。
道が整備されている場所を走る
できるだけ舗装された道路を選ぶのも、パンクのリスクを減らす効果的な手段です。
整備されていない道には小石や釘などの異物が散乱していることが多く、タイヤに刺さることでパンクの原因となるからです。
整備されていない道は小石が多かったり、凸凹道や小穴があったりして、衝撃も受けやすくなります。
パンクは衝撃でも起きるため、未整備の道を走行する際はスピードを落とすなど、慎重に走行しましょう。
まとめ
本記事では、パンクが起こる原因と症状や、修理ができる業者とその費用を紹介しました。
パンクは走行中に予期せず発生することが多く、とくに長距離ツーリングや日常の移動でのトラブルは避けたいものです。
しかし、定期的なメンテナンスや点検を心がけることで、パンクのリスクを軽減して、安全にバイクを楽しめます。
万が一トラブルが発生した場合でも、迅速に対応できる修理業者や修理キットを準備しておくことで、安心してライディングを続けられるでしょう。
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