- バイクのナンバープレートの正しい取付方法!違反の例も紹介
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バイクのナンバープレートの正しい取付方法!違反の例も紹介
バイクのナンバープレートの正しい取付方法!違反の例も紹介
バイクのナンバープレートを取付けする際に、「何が違反なのか知りたい」といった方もいると思います。
バイクのナンバープレートは登録日によって基準が変わるなど知っておかないと、違反になってしまうためしっかり確認しておきましょう。
今回は、バイクのナンバープレートの取得方法や法律について知りたい方に以下の6つの内容を紹介していきます。
・バイクのナンバープレートの種類
・バイクのナンバープレートの取得方法
・ナンバープレートの外し方
・バイクのナンバープレートに関する法律
・必ず違反になるバイクのナンバープレート
・登録日によって違反かが変わるバイクのナンバープレート
ぜひ参考にしてください。
目次
バイクのナンバープレートの種類
バイクのナンバープレートの種類を紹介していきます。
排気量 | ナンバープレートの色 |
50㏄以下 | 白色 |
51㏄~90㏄ | 黄色 |
91㏄~125㏄ | ピンク色 |
126㏄~250㏄ | 白色 |
251㏄ | 白色に緑枠 |
上記のように排気量ごとにナンバープレートの色が異なります。
バイクナンバープレートの取得方法
バイクのナンバープレートの取得方法について以下の項目を解説していきます。
・排気量ごとのナンバープレートの取得方法の違い
・希望ナンバー制度はあるの?
・ご当地ナンバー設定は原付だけ?
ナンバープレートを取得する際の参考にしてください。
排気量が125㏄以下のナンバープレートの取得方法
排気量が125㏄以下のバイクの場合は、車検を受ける必要がなくナンバープレートの取得は役所に行くことで簡単に取得できます。
必要書類は、販売証明書と身分証明書、印鑑の3つです。
排気量が126㏄以上のナンバープレートの取得方法
排気量が126㏄以上になるとナンバープレートを取得するには、陸運局に行く必要があります。
125㏄以下のバイクと所得方法が異なるため注意してください。
必要書類は、125㏄以下の場合と同様の販売証明書と身分証明書、印鑑の3つです。
希望ナンバー制度はある?
「普通自動車や軽自動車のように希望ナンバーをバイクにもつけたい」といった方は多いのではないでしょうか?
しかし、残念ながら現時点ではバイクの希望ナンバーを受け付ける制度はまだできていません。
街中で、ゾロ目のナンバーを見かけることもあるかもしれませんが、それは偶然その番号になったものです。
ご当地ナンバーの設定は原付だけ?
近年、原動機付自転車や小型バイクのご当地ナンバープレートをよく見かけますが、「原付以外のバイクもできないの?」と気になる方は多いのではないでしょうか?
結論から言うと、ご当地ナンバープレートは原動付自転車・小型バイクのみとなります。
理由としては、125㏄までのバイクのナンバープレートにはサイズ規定がないため、オシャレな形のナンバープレートが可能となっています。
また、オリンピック特別仕様のナンバープレートが付けられるのは、自家用・事業用の登録自動車と軽自動車の自家用車だけとなっており、二輪車は対象外となっています。
ナンバープレートの取り外し方法
ここでは、ナンバープレートの取り外し方法について、以下の項目に分けて説明していきます。
・必要な道具
・取付け方法
参考にしてください。
必要な道具
バイクのナンバープレートを外す際の必要な道具は、10mmのメガレンチ、12mmのメガレンチ2本とプラスドライバーです。
大きさの違う工具でも取り外しが可能な場合もありますが、ナットやボルトがなめてしまう可能性があるため、工具の大きさはできるだけ合わせることをおすすめします。
取付け方
バイクのナンバープレートを外す方法はとても簡単です。
1.ナンバープレートの裏側にあるナットをメガレンチで固定します。
2.ナンバープレートの表側にあるネジをプラスドライバーで回します。
3.2か所あるナンバープレートのネジを外したら取り外して完了です。
参考にしてください。
バイクのナンバープレートに関する法律
バイクのナンバープレートに関する法律があるのはご存じでしょうか?
バイクのナンバープレートの取付け方法は「国土交通省」の法令によって決まっており、取り付ける際は必ず確認しておきましょう。
それを踏まえて、ここでは以下の内容について解説していきます。
・必ず違反になるバイクのナンバープレート
・登録日によって違反かが変わるバイクのナンバープレート
取り付ける際の参考にしてください。
必ず違反になるバイクのナンバープレート
必ず違反になるバイクのナンバープレートの付け方は以下の5つです。
・ナンバープレートを縦につける
・ナンバープレートにカバーをつける
・ナンバープレートを折り曲げる
・ナンバープレートの回転
・ナンバープレートの表示での違反罰則は?
上記の内容について解説していきます。
ナンバープレートを縦につける
アメリカンバイクやストリートバイクでよく見かけるナンバープレートを縦に取り付ける方法は違反になります。
2016年4月1日から完全に違反となっており、登録日に関係なくどのバイクも違反になるので注意しましょう。
ナンバープレートにカバーをつける
ナンバープレートにカバーを付けるのも違反になります。
透明色のカバーでも、ナンバープレートの前面に物をつけること自体が違反となるため注意しましょう。
「自賠責保険シールや車検シールも貼ったらいけないの?」と気になる方もいるのではないでしょうか?
自賠責保険シールと車検シールについては、どちらもナンバープレートに貼ることが義務付けられています。
貼り方については以下の表を確認してください。
自賠責保険シールの貼り方
バイクの種類 | ナンバープレートに貼る位置 |
原動付自転車 | ナンバープレートの見えやすい部分(ナンバーが隠れない位置) |
250㏄以下のバイク | ナンバープレートの左上部 |
車検シールの貼り方
バイクの種類 | ナンバープレートに貼る位置 |
251㏄以上のバイク | ナンバープレートの左上部 |
排気量の違いで貼る場所が違う場合もあるため、上記の内容をきちんと確認しておきましょう。
ナンバープレートを折り曲げる
ナンバープレートを折り曲げる行為は禁止です。
ナンバープレートに手を加えること自体が違反になると認識しておきましょう。
気づいていて直さなかった場合も違反となるので、再交付する必要があります。
ナンバープレートの回転
ナンバープレートを回転させて取り付けることも違反となります。
「長年走行していく中で少し斜めになってしまった」という場合もあるかもしれません。
違反にならないとは言い切れないため注意しましょう。
ナンバープレートの表示での違反罰則は?
上記の内容に違反した場合は、以下の罰則が与えられます。
違反罰則
違反点数 | 罰金 |
2点減点 | 50万円以下の罰金 |
必ずルールを守って走行しましょう。
登録日によって違反かが変わるバイクのナンバープレート
バイクのナンバープレートの新基準(2021年10月1日施行)には、登録日によって違反になるかが変わってきます。
以下3つの新基準は、令和3年4月1日以降に初めて登録・検査・使用の届け出がある車両に適応されます。
・ナンバープレートフレーム
・ナンバープレートに取り付けるボルトの大きさ
・ナンバープレートの角度
必ず登録日の確認を行ってください。
ナンバープレートフレーム
ナンバープレートのフレームについては、禁止となっています。
「このくらいなら大丈夫だろう」は通用しません。
フレームをつけるのは控えましょう。
ナンバープレートに取り付けるボルトの大きさ
ナンバープレートにつけるボルトカバーの大きさ・厚さについても明確化されました。
基準は以下の3つです。
・直径が28mm以下で、番号に被覆しないもの
・厚さが9mm以下
・脱落する恐れがないもの
上記の内容に注意して取り付けましょう。
ナンバープレートの角度
ナンバープレートの角度についても新基準が設けられています。
以下の2項目に注意してください。
・上向き40°〜下向き15°
・左右向き0°
上記のように細かくなっているため、所有しているバイクを一度確認することをお勧めします。
まとめ
今回は、バイクのナンバープレートの取得方法やルール、外し方などを解説してきました。
ナンバープレートの取得については排気量で違いがあります。
ナンバープレートのルールも、2021年10月1日から新基準が追加されているので確認しておきましょう。
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