- バイクのハンドル交換はどうすればいい?交換前に確認しておきたいことも解説
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バイクのハンドル交換はどうすればいい?交換前に確認しておきたいことも解説
バイクのハンドル交換は、難易度が低いカスタムです。
見た目や運転のしやすさに影響を与えられますが、安全に納得できるカスタムをするにはハンドル交換に関する知識が大切です。
この記事では、バイクのハンドル交換の方法や、交換前に確認しておきたいことを解説します。
バイクのハンドル交換で必要なものから解説しますので、ハンドル交換を検討している方はぜひ参考になさってください。
バイクのハンドルを交換するメリットとは?
バイクのハンドルを交換するメリットは、以下の通りです。
・乗りやすさや走りやすさが変わる
・見栄えが良くなる
・ハンドルの強化が変わる
それぞれ解説します。
乗りやすさや走りやすさが変わる
ゆったりとしたライディングポジションを取れるハンドルを装着できれば、運転で疲れにくいメリットがあります。
また、ハンドルを切りやすいため、低速時の旋回や降車時の取り回しの負担を低減することが可能です。
駐車場を出るときなど、Uターンを迫られる場面でもハンドルを楽に切り返すことができます。
見栄えが良くなる
ハンドル交換はバイクの見栄えに影響を与えます。
デザインが好みのハンドルを装着することで、格好よさの向上を図れるでしょう。
同じ形状でも材質の変化で見栄えが変わるため、運転への影響を考慮しながらハンドル交換をすることも可能です。
ハンドルの強化が変わる
ハンドルの材質を変えると軽量化ができたり、強度の向上を図れたりする場合があります。
取り回しのしやすさや、転倒時の車体へのダメージを低減することが可能です。
たとえば、スチール製のハンドルは比較的容易に曲がってしまいますが、アルミ製のハンドルはレース向けのモデルであれば強度が高く設計されています。
バイクのハンドル交換に必要な準備
バイクのハンドル交換に必要な準備を紹介します。
・新しいハンドル
・グリップ
・レンチ
・ドライバー
・電動ドリル
・オートポンチ
・金属・ゴム用ボンド
・マスキングテープ
それぞれ解説します。
新しいハンドル
バイクに装着したいハンドルを用意します。
グリップ
グリップは、現在のハンドルから付け替えられます。
しかし、直接手が触れる部分なため、ハンドル交換の機会に同時に交換することがおすすめです。
レンチ
レンチは、ハンドルバーの着脱とマスターシリンダー・クラッチレバーホルダーの固定に使用します。
ドライバー
ウインカースイッチやスロットルホルダーの多くは、プラスドライバーで固定されていますので、ドライバーが必要です。
工具店や100円均一ショップでも購入できます。
電動ドリル
スイッチの固定用の穴を開ける為に使用します。
スイッチのボッチを飛ばしてハンドル交換を行うことも可能ですが、スイッチのボッチを飛ばしてしまうと、スイッチがズレやすくなります。
そのため、面倒でも穴あけ加工で対処したほうが良いでしょう。
オートポンチ
オートポンチは、穴あけ加工の際に下穴位置を決めるのに必要です。
金属・ゴム用ボンド
グリップの接着に使用します。
金属とゴムに対応したものを選びましょう。
マスキングテープ
目印をつけるために使用します。
バイクのハンドル交換の手順
バイクのハンドル交換の手順を紹介します。
ハンドル交換の際に参考にしてみてください。
ハンドル周辺のパーツを外す
純正ハンドルを取り外しましょう。
先にハンドルの固定を緩めてしまうと、ほかのパーツを取り外しにくくなるため、グリップやミラーなど小物部分から外して、最後にハンドルを取り外すとスムーズです。
グリップとハンドルを外す
グリップを再利用しない場合は、カッターで切って外して構いません。
しかし、新しいハンドルで再利用する場合は、カッターの使用は控えましょう。
ハンドルとグリップの隙間にドライバーを差し込んでから、パーツクリーナーを吹きつけると外しやすくなります。
新しいハンドルを装着する
ハンドル周辺のパーツやハンドルを外したら、新しいハンドルを装着します。
新しいハンドルに穴を空ける
純正ではないハンドルには、スイッチボックスと固定できる穴が空いていないため、電動ドリルで穴を空ける必要があります。
まずは純正ハンドルで穴の位置を確認しましょう。
穴の位置が確認できたら、バーエンドからの距離を測ります。
新しいハンドルの同じ位置にマスキングテープを巻いて目印をつけると、正確な位置に電動ドリルで穴を空けることが可能です。
ハンドルホルダーに新しいハンドルを仮留めする
ハンドルホルダーに新しいハンドルを仮留めします。
完全に固定すると、最後に調整できなくなるためです。
ハンドル周辺のパーツを元の状態に戻す
ハンドル周辺のパーツを元の場所に戻します。
スイッチボックスは、突起をハンドルに空けた穴に合わせて取り付けましょう。
新しいハンドルにグリップを装着する
新しいハンドルにグリップを装着する際は、ハンドルにグリップボンドを塗って固定します。
または、パーツクリーナーをグリップの内側に吹き付けて装着すると、乾燥後にグリップを固定することが可能です。
問題がなければ本締めをする
バイクに跨ってハンドルを握り、問題がなければ本締めをします。
気をつけたいのは、ハンドル交換後にブレーキが利かないといったトラブルが起こることです。
ブレーキが利くかなどの安全確認を行いましょう。
バイクのハンドル交換前に確認しておきたいこと
ここでは、バイクのハンドル交換を行う前に確認しておきたいことを解説します。
ワイヤー類の長さが足りるか確認する
ハンドルの形状が多く変わる場合は、ワイヤー類の長さが足りなくなる場合があります。
できればワイヤー類の長さが足りるほうが理想的ですが、足りない場合には新しいワイヤー類を用意することで対処できます。
新しいワイヤー類を利用する場合には、結束バンドや電工ペンチ、ニッパーなども必要になります。
不足する場合には、新しいワイヤー類と工具を用意しましょう。
ハンドル交換後の全幅や全高
ハンドル交換後の全幅や全高が規定値を超えていると、車検に通らなくなります。
幅は±2cmであり、高さで±4cmです。
上記の範囲を超えると、車検に通りません。
車検証に現在のバイクの幅と高さが記載されていますので、一度確認してみましょう。
また、構造変更という手続きで車検証の記載寸法を変える手続きを行うと車検に通りますが、できれば範囲内で収めたほうがスムーズです。
ハンドル交換後の全幅や全高に注意しましょう。
社外品のハンドルは穴あけが必要になる
社外品のハンドルには穴あけが必要になります。
コントロール部が動かないようにするための穴あけが必要です。
穴あけには、電動ドリルやポンチ類などの工具が必要になります。
慣れない作業で不安な場合には、バイク販売店に依頼すると不安なくハンドル交換を行うことが可能です。
まとめ
この記事では、バイクのハンドル交換について解説しました。
バイクのハンドル交換は、運転のしやすさや見栄えの向上などのメリットがあります。
しかし、適切な知識で行わなければトラブルが生じる可能性があるため、ハンドル交換を行う際には方法や準備物などを知ってから行うことが大切です。
また、ハンドル交換を行う前には、ワイヤー類の長さや幅・高さなどについて確認する必要があります。
スムーズにハンドル交換を行うには、準備が大切です。
バイクのハンドル交換をマスターして、カスタムに役立ててみましょう。
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