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バイクのハンドルはどれくらい種類がある?種類別のメリットデメリット解説!
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バイクのハンドルはどれくらい種類がある?種類別のメリットデメリット解説!

バイク ハンドル 種類

バイクのカスタムに興味を持たれた方は、バイクのハンドルにはどれくらい種類があるのかを疑問に感じたことがあるのではないでしょうか。

結論から言えば、バイクのハンドルバーは非常に多くの種類があります。
多くの種類がありますが、バイクのタイプやハンドルとの相性が悪いとタンクに干渉するなどで取り付けが不可能な場合もあるため、注意が必要です。

この記事では、バイクのハンドルの種類と種類別のメリットデメリットを解説します。
バイクのハンドル交換を検討している方は、ぜひ参考になさってください。

バイク用ハンドルの種類と特徴を紹介

バイク用ハンドルの種類は、以下の通りです。

・セパレートハンドル
・バーハンドル

そしてバーハンドルは、さらに以下に分類されます。

・コンチネンタルハンドル
・コンドルハンドル
・スワローハンドル
・フラットハンドル(ストレートハンドル)
・アップハンドル

バイクのハンドルは、セパレートハンドルとバーハンドルに分けられます。
ここからは、それぞれの特徴を解説します。

セパレートハンドル

セパレートハンドルとは、左右が独立して分かれているハンドルです。
レーサーレプリカやスーパースポーツなどに採用されるハンドルであり、バーハンドルと比べると前傾姿勢が強くなるため、スポーティーなポジションになります。

バーハンドル

バーハンドルとは、比較的フラットな形状のハンドルです。
以下でバーハンドルに分類されるハンドルを紹介します。

コンチネンタルハンドル

コンチネンタルハンドルとは、長距離のスポーツライディングという意味です。
1970年代以降、多くのヨーロッパ製スポーツモデルに採用されました。

スタンダードや後退したステップにもフィットしやすく、幅広く愛用されています。

コンドルハンドル

コンドルハンドルは後述するスワローハンドルに近い形状をしていますが、持ち手部分が出っ張っています。

バーハンドルのなかでは運転姿勢が前傾になりますが、セパレートハンドルほど前傾にはなりません。
また、コンドルハンドルはカフェレーサータイプのバイクに多く採用されています。

スワローハンドル

スワローハンドルは、コンドルハンドルと非常に形状が似ています。
違いは、コンドルハンドルにある突出部分がないことです。

コンドルハンドルと同じように、カフェレーサータイプのバイクに採用されることが多いハンドルとなります。

フラットハンドル(ストレートハンドル)

フラットハンドルは、取り付け部分と握る部分の高さがほぼ等しいハンドルです。
見た目の形状からストレートハンドルとも呼ばれます。

軽量でロードバイクのようなポジションとなるため、クロスカントリーバイクやクロスバイクによく利用されます。

アップハンドル

アップハンドルは、アメリカンなどに使われる持ち手が高いハンドルです。
形状はシンプルで交換は簡単ですが、スロットルなどのワイヤー類やブレーキホースが届かない場合には不足部分を用意する必要があります。

乗車姿勢が楽になるため、長距離でもリラックスした姿勢で運転することが可能です。

バイク用ハンドルの選び方

後悔なくバイク用ハンドルを選ぶには、メリット・デメリットを知っておくことが大切です。

ここでは、バイク用ハンドルの選び方にあたる、セパレートハンドルとバーハンドルのメリット・デメリットを解説します。

セパレートハンドル

セパレートハンドルは、フロントフォークの上部に取り付けるハンドルです。

セパレートハンドルのメリット

セパレートハンドルのメリットは、ハンドルの高さや角度の自由度です。
ハンドルの角度を自由に調整することができるため、乗車時のポジションに合わせ、自分にぴったりの角度に調整することが可能です。

フロントのシルエットが低い印象となるため、バイクの外観が変化します。

また、運転姿勢もスポーツバイクに乗車するときのようにスポーティーになるため、走行中のシルエットも変化します。
疲れやすいといわれるセパレートハンドルですが、体格や好みのポジションに近付けることで運転中の負担を低減することが可能です。

さらに、前面からの空気抵抗が減ることで、トップスピードがあがる効果も期待できます。

セパレートハンドルのデメリット

セパレートハンドルのデメリットは、取り回しの悪さと疲労しやすさです。

セパレートハンドルはハンドルの位置が低くなるため、ハンドルの角度が制限される場合があります。
そのため、押し歩きをする際に車体の方向を変えにくくなるかもしれません。

セパレートハンドルは前傾姿勢になる都合上、運転中に腕へ体重がかかりやすくなります。
腕や腰、首に負担がかかりやすくなるため、長時間運転をしていると疲労を感じやすくなることもデメリットです。

また、セパレートハンドルのバイクはハンドルが短いため、転倒したときにタンクをへこませてしまうなどのリスクがあります。

バーハンドル

バーハンドルは、左右がバーとして繋がっているものを指します。
メリットとデメリットについて紹介します。

バーハンドルのメリット

バーハンドルのメリットは自然な運転姿勢を維持しやすく、バランス系の操作がしやすいことです。

自然な運転姿勢を維持しやすいことから、長時間運転しても疲れにくいことが挙げられます。
また、低速でハンドルを切ってバランスを取る操作がしやすくなります。

Uターンのしやすさやオフセットスラローム、スライドコントロールなどがしやすいです。

バーハンドルのデメリット

バーハンドルのデメリットは、高速走行における風圧で疲れやすくなることです。
運転者の上半身が上がった状態で運転するため、走行風の影響を受けやすくなります。

バイク初心者がカスタムする場合の注意点とポイント

バイク初心者がカスタムする場合の注意点とポイントを紹介します。
ハンドルをカスタムする際に参考になさってください。

ハンドルの素材を2種類から選択する

まずは、ハンドルの素材を2種類から選択します。

スチール製

スチール製は、価格が安くアルミよりも強度が高いという特徴があります。
ただし、錆やすさや色の種類が少ない点には注意が必要です。

アルミ製

アルミ製はスチール製に比べて軽量で、赤サビがでません。
さらに、色の種類が豊富で好みの色味を選びやすいです。

デメリットには、スチール製よりは値段が高いことが挙げられます。

ハンドルのサイズを事前に確認

新しいハンドルを購入する前に、愛車に合うサイズを確認します。
排気量などによってバイクのサイズが異なり、ハンドルのサイズも異なるため、事前にサイズの確認が必要です。

ハンドル周辺のワイヤー類の長さが届くかどうか

ハンドル周辺のワイヤー類の長さが届くかどうかを確認します。
ワイヤー類の長さが足りない場合には、ワイヤー類を新しく用意しましょう。

車検に通るハンドルの幅の範囲内でカスタムできるかどうか

ハンドル交換を行う前に、現在のハンドル寸法を測定したり、車検証に記載されている数値を確認しましょう。
なぜなら、一定範囲を超えたハンドルに交換すると、車検に通らなくなるためです。

高さ±4cm・幅±2cmなら問題ありません。
構造変更申請を申請することで、車検証の記載を変更できますが、規定内で収めるほうがスムーズです

ハンドルの交換についてはこちら

まとめ

この記事では、バイク用ハンドルの種類を紹介しました。
ハンドルの種類ごとに特徴が異なります。

メリット・デメリットも異なるため、自分にあったハンドルを選ぶことが大切です。
バイク用ハンドルの種類を理解してカスタムしてみましょう。