- バイク通勤のメリット・デメリットとは?快適で安全な通勤のコツ
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バイク通勤のメリット・デメリットとは?快適で安全な通勤のコツ

毎日の通勤を快適にしたい方にとって、バイク通勤は魅力的な選択肢です。
通勤時間の短縮や、満員電車のストレス軽減などのメリットがあります。
本記事ではバイク通勤の利点と注意点を紹介し、安全対策や通勤に適したバイクの選び方も解説していきます。
バイク通勤を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
バイク通勤のメリット3選
まずは、バイク通勤のメリットから紹介していきます。
通勤時間の短縮
通勤の時間を短縮できることは、バイク通勤の大きなメリットです。
電車やバス通勤では渋滞や乗り換え待ちの影響を受けやすいですが、バイクならスムーズに移動できます。
また、公共交通機関はルート次第では遠回りになる場合もあるものの、バイク通勤であれば自宅と職場を最短ルートで移動することも可能です。
通勤時間が短くなれば朝の準備に余裕ができ、出勤前の時間も有効活用できるため、日々の生活がより快適になるでしょう。
満員電車のストレスから解放される
バイク通勤ならば、満員電車のストレスから解放されるのもメリットの一つです。
朝の通勤ラッシュでは人ごみに揉まれたり、隣の人の咳が気になったりと、落ち着かないときもあるでしょう。
しかし、バイクで通勤をすると周囲を気にせず、自分のペースで移動できます。
ストレスを減らせることで仕事への集中力が上がり、モチベーション維持にも繋がります。
寄り道がしやすい
バイク通勤は移動の自由度が高く、仕事前後の寄り道がしやすいのもメリットです。
電車通勤では途中下車が必要ですが、バイクならば直接目的地へ行けるため、時間のロスを減らせます。
また、帰り道に買い物をしたり、ジムや習い事にも通ったりするのも良いでしょう。
バイク通勤をすることで、仕事とプライベートのバランスが取りやすくなる可能性があります。
バイク通勤のデメリット3選
バイク通勤にはメリットだけでなくデメリットもあります。
ここではバイク通勤のデメリットを3つ紹介するので、確認していきましょう。
天候の影響を受けやすい
バイク通勤は天候の影響を受けやすく、天気によっては快適さが大きく左右されます。
特に、雨の日や強風の日は運転が難しくなるため、十分な注意が必要です。
さらに夏は強い日差しで暑く、冬は冷たい風が体にこたえるなど、季節ごとの厳しさも感じやすいでしょう。
安全に通勤するためにはレインコートや防寒具、日よけアイテムなど、天候に応じた装備を前もって準備することが大切です。
駐車場を確保する必要がある
バイク通勤をする場合、駐輪スペースの確保が課題となります。
会社に専用の駐輪場があれば問題ありませんが、用意されていない場合は自分で駐輪場を探し、契約しなければなりません。
有料の駐輪場を利用するとコストがかかり、通勤の負担が増える可能性もあります。
バイク通勤を検討する際は事前に駐車スペースの有無を確認し、スムーズに通勤できる環境を整えておきましょう。
会社の規定で禁止されている場合がある
バイク通勤は、勤務先の規定によっては禁止されていることがあります。
安全管理や事故リスクの観点から、バイク通勤を認めていない会社も少なくありません。
特に、通勤中の事故でケガをすると労災認定の問題が発生し、職場に迷惑をかける可能性もあります。
バイク通勤を始める前に会社のルールを確認し、問題がないかしっかりチェックしておくことが大切です。
バイク通勤の安全対策と装備
前述のとおり、バイクは快適に移動できるものの、事故リスクや天候の影響を受けやすくなります。
安全に通勤するためには適切な装備を整え、リスクを最小限に抑えることが重要です。
ここでは、バイク通勤における安全対策と必要な装備について解説していきます。
バイク通勤の装備
バイク通勤ではヘルメットはもちろん、プロテクターやライディングウェアの着用が欠かせません。
これらの装備がないと、万が一転倒した際に身を守ることが難しくなります。
特に、通勤時に着ることが多いスーツは生地が薄く、防御力が低いため注意が必要です。
さらに、防水・防風性のある長袖の服を着ることで、風や雨による体温の低下を防げます。
走行中に体温が奪われると体力の消耗が激しくなり、安全運転にも影響を及ぼすため、しっかりと対策しましょう。
また、シフトチェンジが必要なバイクでは革靴が傷つきやすいため、バイク用の靴で運転して職場で革靴に履き替えるなどの工夫をしましょう。
適切な装備を整えることで自分自身はもちろん、家族も安心して送り出せます。
安全運転のポイント
バイク通勤では、安全運転を徹底することが最も重要です。
通勤時は時間に追われがちですが、スピードを出しすぎずに焦らず運転することを心掛けましょう。
特に、すり抜けはリスクが高いため避けておき、対向車の右折には十分注意が必要です。
また、雨の日は視界が悪く路面が滑りやすくなるため、より慎重な運転を意識しましょう。
レインコートやポンチョ、シューズカバーなど、防水加工されたレイングッズを活用すると快適に移動できます。
濡れたときに備えて、タオルや替えの服を持っていくのもおすすめです。
あまりにも雨が強い日は、無理せず公共交通機関を利用することも検討しましょう。
冬の寒さ対策
冬のバイク通勤では冷たい風を直接受けるため、防寒対策が欠かせません。
風を通しにくいアウターやグローブに加え、バイクから電源を取る電熱グッズを活用すると、寒さを大幅に軽減できます。
また、防風性が高まり防寒対策にもなるため、フルフェイスのヘルメットを使用するのもおすすめです。
「防寒対策が面倒だから」と対策を怠ると、体が冷えて風邪を引くだけでなく、手がかじかんでブレーキやアクセルの操作が難しくなる場合もあります。
事故のリスクも高まるため、しっかりと対策を整えましょう。
ルート選び
バイク通勤では、通勤ルートの選び方も重要です。
渋滞が発生しやすい道や時間帯、信号の多さなどを考慮し、できるだけスムーズに走れるルートを選びましょう。
また、雨や雪の日に滑りやすい道がないか確認しておくことも大切です。
地図アプリや交通情報サービスを活用し、最適なルートを事前に把握しておくと、より快適なバイク通勤が可能となります。
バイク通勤に適した通勤用バイクの選び方とおすすめモデル
バイク通勤を快適に行うためには、バイク選びも重要です。
特に通勤用のバイクを選ぶ際は、燃費の良さ・積載量・扱いやすさの3点を意識しましょう。
バイク通勤におすすめのモデルを紹介していきます。
原付:維持費が安く手軽に乗れる
維持費が安く、手軽に乗れる原付は、通勤用バイクとしておすすめです。
本体価格が比較的安いうえに燃費も良いため、ランニングコストを抑えられます。
原付バイクの免許は最短1日で取得することも可能なため、挑戦しやすいのがメリットです。
ただし、原付は最高速度が時速30kmまでと定められており、二段階右折が必要なため、不便に感じる場面もあるでしょう。
原付でおすすめのモデルを2つ紹介します。
【ホンダ】スーパーカブ50
引用:公式サイト
スーパーカブは、軽量で燃費の良さが特徴のバイクです。
シフトチェンジは4段リターン式を採用し、停車時のみロータリー式に切り替わります。
左手のクラッチ操作なしでスムーズに運転できるため、通勤や日常の移動も快適です。
【ヤマハ】ビーノ
引用:公式サイト
ヤマハ ビーノは、おしゃれで実用性に優れたバイクです。
インナーボックスやグローブボックスのほか、シート下トランクには約20Lの容量があり、ヘルメットやレインウェアを収納できます。
燃費性能も優秀で、アイドリングストップ機能やフューエルインジェクション(FI)エンジンにより、環境に配慮しつつ軽快な走りを実現しています。
125cc以下:二段階右折不要で快適に運転できる
125ccクラスのバイクも、バイク通勤におすすめです。
原付のような時速30kmの制限がなく小型で扱いやすいため、細い道でもスムーズに走行できるのが特徴です。
さらに収納スペースが充実しているため、通勤時に多くの荷物を持ち運びたい人にも適しています。
ただし、高速道路や自動車専用道路は走行できないほか、「小型限定普通二輪免許」の取得が必要なため、事前に確認しておきましょう。
125ccでおすすめのバイクを2つ紹介します。
【ホンダ】PCX
引用:公式サイト
ホンダ PCXは「eSP+」エンジンを搭載し、力強い加速と低燃費を両立しました。
乗り心地にもこだわり、軽量で剛性の高いフレームや95mmストロークのリアサスペンションを採用し、安定した走行が可能です。
30Lのシート下収納やUSB Type-Cソケット付きインナーボックスを備えており、実用性も抜群です。
【スズキ】アドレス125
引用:公式サイト
スズキ アドレス125は、SEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)エンジンを搭載し、環境性能と加速性能のバランスが取れた走りを実現しました。
収納力も充実しており、21.8Lのシート下トランクに加え、USBソケット付きのインナーラックを装備しています。
フラットな足元スペースで快適な乗車姿勢を確保できるため、長時間の通勤にも適しています。
250cc:パワーがあり長距離運転にもおすすめ
250ccクラスのビッグスクーターは、扱いやすさと適度なパワーを兼ね備えたバイクです。
高速道路も利用できるため、通勤距離が長い人や荷物が多い人に適しています。
また、250cc以下のバイクは車検が不要なため、400cc以上のバイクに比べて維持費を抑えられるのもメリットです。
ただし、車検がないため定期的にメンテナンスしましょう。
250ccでおすすめのバイクを2つ紹介します。
【ホンダ】CB250R
引用:公式サイト
ホンダ CB250Rは、力強い加速と扱いやすさを兼ね備えたネイキッドバイクです。
水冷4ストロークDOHC単気筒エンジンを搭載し、リニアな加速を実現しています。
コンパクトな車体で取り回しがしやすく、通勤路でも快適に走れるでしょう。
【ヤマハ】MT-25
引用:公式サイト
ヤマハ MT-25は、力強い加速と快適な乗り心地を兼ね備えたバイクです。
前後ブレーキにABSを標準装備することで、走行時に安心感をもたらしています。
アップライトなバーハンドルと良好な足つき性のシート設計で、長時間の通勤でも快適に乗れる仕様です。
まとめ
本記事では、バイク通勤のメリットや注意点について紹介しました。
バイク通勤では、満員電車を避けられたり通勤時間を短縮できたりなどのメリットがあります。
天候の影響を受けやすいほか、駐車スペースを確保する必要はありますが、事前に準備をすることでリスクを軽減できます。
勤務先の規定でバイク通勤が可能であれば、快適に移動できる手段として検討してみましょう。
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